ノヴァ・スケイル

「俺を楽しませてから死んでくれよ。な？」

Nova=Scale

外見

緑の発光ラインが刻まれた黒のパワードスーツ「ガイスト」を常に着用している。仮面の下の顔は乱雑に伸び切った長髪が特徴的な爬虫類顔。目の周りが鱗に包まれており、四肢にも同様の鱗がある。

人物

かつてはスティルと同門の機械技師であったが、いつからか突発的な衝動のままに殺人行為に走るようになる。その危険性を見抜いたスティルの父によって排除されかかるもこれを返り討ちにし彼を殺害、その場を目撃したスティルと闘い逃亡し行方しれずとなる。
スティルに対しては愛とも憎悪もつかない感情を抱いており、スティルの父をあえて殺したのも、
感情の起伏に乏しい彼が怒り狂う様を見たい、そして怒りに支配された彼を殺し絶望させたいという思惑から来ているようだ。
あるいは、誰にも感情を見せない彼の感情を、自分だけに見せる形で見てみたい感情もあったのかもしれない。いずれにせよ彼のスティルに対する感情は複雑怪奇であり、推し測ることは出来ない。
その後は「兵器は人を殺すためにある」という考えと生来の戦闘狂気質から、自分にケンカを売ってきた人間を片っ端から惨殺していた。ある時ブルーノと出会い、「いつでもブルーノに戦いを挑んで構わない」という条件でブルーノの部下となった。

性格

残忍で狡猾で粗暴、そして不誠実な性格。なによりも戦いを好む戦闘狂。力は誰かを殺すためにある、という考えを持ち、誰かを守るために力を使うスティルを蛇蝎のごとく嫌っている。

能力

センブランスは「物質転移」。これを使いあらかじめ用意した武器を換装することで変幻自在の戦闘を行う。
あらかじめ設定した場所からしか武器を呼び出せないため、万が一その場所が破壊された場合は一気に窮地に陥ってしまうという弱点を持つ。自分を設定した場所へ転送することも可能で、これを利用したワープによる戦闘も可能である。また、爆発寸前の手りゅう弾を相手のもとに直接転送する、といった使い方も可能。設定のトリガーは目線、及び接触。目線によるマーキングは1秒以上の時間を要するが、接触の場合は一瞬で設定が完了する。
設定できる場所は5か所まで。うち1つは武器庫に、もう1つはある外部の協力者の隠れ家に設定してあるため実質上戦闘中に設定できるのは3か所。