フレア・マグナ

Last-modified: 2017-03-31 (金) 12:10:07

「う、うっせぇな……あたしの勝手だろ」

Flare Magna

プロフィール
シンボル
種族ファウナス(ライオン)
武器
性別
年齢12
外見
服の色
アクセサリー
肌の色肌色
身長
髪の色赤茶
瞳の色オレンジ
モチーフ
センブランスIgnition palm
ステータス
所属TGB
元所属
職業
パートナー
関連人物ティール・マーブル
プリズマ・フォルスト

外見

[添付]

人物

TGBに身を置く少女で、ライオンのファウナス。ファウナスとしてのわかりやすい特徴が尻尾しかない(実は他にもいくつかあるが気付く者は少ない)ため少々わかりにくい。
父親がライオンのファウナス、母親は人間であるがこちらも武闘派。
腕ずくの強さを至上とする両親の下に生まれ、女という理由で落胆される。それでも最初こそはそれなりの愛を以て育てられていたが、10歳のある日、フレアが他人を実力を屈服させないタイプだと両親が理解したことで幻滅され、夜に眠っている間に森に連れて行かれ、そのまま置き去りにされてしまう。目を覚まし、夜目が利くとはいえ孤立したことで恐怖に怯えながら森を数日間彷徨い、ようやく市街地へ辿り着いたところで力尽きて倒れる。その後、気が付いた時にはTGBの医務室に運び込まれていた(ヘレナ曰く『毛布に包まれた状態で正面玄関前に寝かせられていた』らしい)。記憶ははっきりしていたため、TGBから両親へ連絡が行くも、両親は引き取りを拒否。さらにヘレナと共に自宅まで出向くも、門前払いを食らう。捨てられたことを理解したことで一時は絶望するが、そのまま保護されたことで事なきを得た。
その経緯から、他人に最初から疑って掛かる癖がある。また、頭ではそんなことはないと理解していても『強くなければ捨てられる』と刷り込まれてしまっているせいか他人にきつく当たることが多い。腕っ節もそれなりに強いためTGBでも他の子供達から距離を取られやすく、また本人も距離を取りがち。しかし、ヘレナには強い恩義を感じているためか非常に懐いており、自分をTGBに送り届けた『誰か』にも一応感謝はしているらしい。
ティールに片想いをしている。理由は『自分を『ただの女の子』として扱ってくれた』という単純なもの。フレア自身はTGBの子供達の中では新参組とはいえ2年間は友人としてティールと接しているのだが、入ってきたばかりで自分よりもさらに新参であるプリズマがティールの関心を掻っ拐ってしまったため、彼女にはかなりの嫉妬を抱いている。しかし、ティールの心情を考えるとプリズマに突っ掛かる気も起きず、根が優しいこともあってか少々モヤモヤとした毎日を過ごしている。恋の悩みは本気であり、『ティールは長い髪が好みなのか』と、邪魔だからとショートにしている髪を伸ばそうか真面目に悩んでいたりもする。

性格

強気でやや攻撃的。若干口が悪く、敬語は滅多に使わない。表情は普段からムスッとしていて機嫌が悪いように見える。しかし表情が変わらないわけではなく、肉料理を前にすると見るからに嬉しそうな顔をしたり、寝顔は年相応の幼さを持っている。
根は心優しく、友人やヘレナに危害を加えられたり侮辱されたりすると怒りを露にする激情家でもある。不用意に怒らせてしまうと、物理的に攻撃を受けるか、後述のセンブランスで『燃やされる』ことになる。
素直になれないことが多く、それが原因でトラブルを起こすことも。

能力

身体的特徴として、前述した尻尾の他に、牙のように鋭い犬歯、そしてまさしく獅子のものと呼ぶに相応しく鋭い爪がある。爪は手足共にあり、意図的に力を込める、感情が昂って力が入る等すると『伸ばす』ことが可能で、そのまま武器に転用できる。非常に鋭く危険な上、足の爪は不用意に伸ばすと靴や靴下をボロボロにしてしまうため、不必要な時には出さないよう気を付けている。ただし、驚いた時などに意図せず飛び出させてしまうことがあり、なかなかうまくいかない様子。
センブランスは端的に言えば発火能力。センブランスを発動した状態で手に触れた物体(自分自身の身体を除く)の『掌に接触していた部分』が、接触を絶たれた瞬間に発火する。可燃物であればそのまま燃え広がり、耐火素材であれば『掌に接触していた部分』だけが数秒間燃えた後に自然鎮火する。一度点火してしまうと本人の意思ではどうにもならないが、言ってしまえば『ただの炎』なので、消火剤や水などで鎮火させることは可能。発火の条件は『センブランス発動中に掌に触れたかどうか』の一点のみで、自分から触れたか相手から触れられたかは関係ない。また、一瞬でも触れていれば点火可能だが、指や甲など掌以外では発動せず、触れた後に離さなければ発火できない。
捨てられる前に両親に戦い方をある程度教え込まれていたため戦闘は可能。その戦法はとにかく荒っぽく、鋭い爪による引き裂きや刺突、素手による殴打や蹴り、センブランスによる発火を織り交ぜ、とにかく相手を『潰す』ことに重点を置いている。しっかりとした教えを受けている訳ではないので戦術などは頭には無く、いわば喧嘩スタイルの延長であるが、掌底打ちにセンブランスを組み合わせて打撃と発火を同時に浴びせることもあるなど、彼女なりに考えてはいる様子。
怒りの強さに動きの荒さが比例するようで、ある一点を越える全体的に動きが『獣』になる。ここまで来ると『敵と判断した奴は殺す』レベルで、獲物を狩る獅子の如く唸りを上げて『敵』に襲い掛かり、爪や体術の他に『噛み付く』『相手の一部を食いちぎる』など鋭い歯を用いた攻撃も加わる。動きが無秩序になる代わりに鋭さと反応速度が増すようだが、身体がついていけないようで、後から全身の筋肉痛や脚などの肉離れで動けなくなる。なお、理性が無くなっているように見えて意識ははっきりしており、敵味方の区別もしっかりしているが、頭に血が昇っている状態のためか判断能力は落ちているらしい。