ミグノル・イディエット

「破壊こそ最も素晴らしい救い」

Mignru Idiot

外見

不明。

人物

ライナスが所属していた宗教組織イアのリーダー。
破壊を救いと見ており、グリムはこの世界を再生へ導くために降り立った、神の遣いだと信じている。
謎の多い人物で、メンバーも彼と接触した上で顔とその実態を知っているのはほんの一握り。

彼はかつて、とても純粋な子供だった。
そんな彼は、ある疑問を抱いた。
「どうしてグリムは生まれてきたんだろう」
答えの見つかりそうにない問いに、幼いミグノルは一つの推測を導きだした。
「きっと、この世界をすくうために、かみさまがつくったんだ」
「グリムがこの世界をこわして、そのあとかみさまがまた作りなおすんだ」
だが、誰もその考えに賛同することはなかった。
ミグノルは悲しかった。
信じてくれないことに、ではなく、誰も助けられないことに
「このままじゃあ、みんな不幸になっちゃうよ」
みんなを幸せにしなきゃ、みんなを信じさせなきゃ、みんなを救わなきゃーー。
そうしていつしか、洗脳のセンブランスを発現する。
これが、狂気の始まりだった。

性格

純粋なる狂信者。
救いようがない。
歩く災厄。息する悪意。澄んだ狂気。
メンバーには慈愛をもって接する分、敵にはまるで物を壊すような無情を見せる。
ダクニスをとても信頼している様子。
強く忠実なライナスをいたく気に入っていたため、裏切られた際には強いショックを受け、後に憎悪と執着を募らせることとなった。

能力

前線に出ることはほぼないが、リーダーとして君臨し、メンバーから絶大な支持を得ていることから、かなりの実力者であることが分かる。
またオーラの保有量がとても多い。
センブランスは洗脳。
これで誘拐してきた子供をメンバーに相応しい思考にさせる。
ただし必ずうまくいくわけではないらしく、ライナスのようにセンブランスで洗脳しきれない場合がある。
それでも彼のセンブランスを歪めたことから、その影響力の強さは計り知れない。
ちなみにメンバーはこれを「天啓」「洗礼」だと盲信している。