MWiE

Last-modified: 2016-11-27 (日) 16:28:55
MWiE
所有者ノゾミ・シノノメ
分類未定
武器タイプ補助機能付属近接戦用刃物
武器形態コンパットナイフ

概要

[添付]
名称は『Metal Wire in Edge(メタル・ワイヤー・イン・エッジ)』の略。『刃の中に金属ワイヤー』という、機能そのままの意味。ちなみに、EdgeとKnifeとBlade、inとwithのどれにするか、Metal Wireを先にするか後にするかで悩んだらしい。
柄と刃の間に巻き取り式のワイヤー射出機とダストシリンダーが取り付けられたやや大型のナイフ。ノゾミが自身のセンブランスを利用して材料を加工して作った。
引き金があり、それによりリールを回転させてワイヤーの射出、収納を行う。センブランスを有効活用するために柄の一部は金属が剥き出しであり、柄の金属がケース内部に貫通、リールに巻かれた金属製ワイヤーと状況に応じて接触させられるようにしている(構造は後述)。そのため、射出したワイヤーをセンブランスを用いて自在に操ることができる。名目と実態が逆になっており、補助機能名目のこのワイヤーが実際には主目的で、ナイフとしての機能は緊急時の備え。また、ダストシリンダーに粉末ダストを詰めたカプセルを装填することで、ダストの効果をワイヤーに付与することもできる。ワイヤーの最大射程は約20m。
リールケースと刃固定部も金属製だが、グリップにも使用しているゴム製カバーを利用して意図的にセンブランスの効果が手元から及ばないようにしている(誤って不必要な時に変形させないため。分解整備に困るため取り外しは可能)。しかし、状況によっては金属片でグリップの金属露出部分と刃を結合し、センブランスの効果を刃にも適応できるようにする。この場合、ダストシリンダーを使えば刃にもダストの効果を付与可能。
リールはバッテリー駆動で、フル充電した予備3つを加えた4つのバッテリーパックを携帯している。バッテリーボックスはグリップ内部で、グリップエンドを開けて交換する。
引き金を引くとワイヤー射出、指を離すと停止し、逆向きに操作するとリールが逆回転してワイヤーが巻き取られる。そのため、引き金の形は一般的な銃のような『ノ』型ではなく、『∩』のような形状をしている。自動拳銃のマガジンリリースボタンがあるような位置にスライドスイッチがあり、これを動かすとグリップ内部のパーツが伸縮する。これによりグリップとワイヤーを接触させると、センブランスをワイヤーに伝えられるようになる。このような構造になっているのは常時接触させているとすぐに磨耗し、摩擦で発熱もするためで、ダストシリンダーにダストを装填して冷却することも。
ワイヤー射出機内部の部品(主にグリップとワイヤーの接触部分)が磨耗したり故障した場合は、ゴムカバーを外し、ノゾミのセンブランスで分解、修理、再びセンブランスで組み立てる。外側は継ぎ目も留め具もほぼ存在しない構造のため、ノゾミのセンブランス以外で分解したければ物理的に破壊するしかないのだが、材質はノゾミがセンブランスで分子の結合まで調整した特製合金のため、非常に強固で生半可な攻撃では破壊できない。
ノゾミが攻撃用の主武器として同時に携行しているアサルトライフルに、銃剣として取り付けるることもできる。

補足