【待て! お前の目には翠の波動があの扉に続いているように見えるのか!】

Last-modified: 2025-11-13 (木) 23:30:35

SEB

【御堂 綱紀】編の【天界の男】のセリフ。
ミヤコ市を連接世界から切り離すよう助言されたルートで、切り離しのための天乃岩戸破壊をとどまり、その是非を聞くために連接領域へと彼を尋ねた御堂綱紀。
天界の男は連接世界を1つにしようとする陣営に対抗するため、御堂綱紀をミヤコ市へ送り込み、御堂家の一員として育てさせた。
 
だからミヤコ市が残す価値のある世界なら保護のため切り離し、価値がなかったとしても他世界を汚染させないよう切り離させようとした。
つまり結論は1つ。だから、切り離すためいったん目の前にある出口の扉からミヤコ市へ帰ろうとした御堂綱紀、だったのだが⋯
 
天界の男をもってしても、他人の見ている【エメラルドヴィジョン】はわからないことが判明した瞬間である。
 
そして驚いたのは当然、その先にあるのがミヤコ市でないからに他ならない。
その先にある空間で、彼の出生の秘密が明らかとなる。

一連の会話

天界の男:
さらばだ、と言ったはずだったが、
なぜここにいるのかな?

御堂綱紀:
ミヤコ市を天界から切り離すんが、
ホンマに必要なことなんか。その答えを
探しに天界の側へ来てみたいうことや。

天界の男:
そうかね。だが、その答えはミヤコ市側にある。
ミヤコ市が残すべき価値がある世界かどうかだ。
価値ある世界であれば、連接世界から切り離し護るしかない。
価値が無ければ、他の世界を汚染しないように切り離すしかない。

御堂綱紀:
なんや。どっちにしろ切り離さな
あかんということか。

天界の男:
その通りだ。だから君はミヤコ市に帰り、迷うことなく
岩戸を破壊し、連接世界から切り離せばよいのだ。
これが君の探している答えだよ。

御堂綱紀:
翠の波動はあの扉に続いてるんや。
あんたの言う通りやとしたら、あの扉の
向こうはミヤコ市や。ほな、帰ろうか。

天界の男:
待て! お前の目には翠の波動が
あの扉に続いているように見えるのか!