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【天界の男】から告げられた、【御堂 綱紀】の本当の出生。
【クィススタティアム(組織)】の手によって【連接世界】で産み出されたのが真相だった。
それがどうして今日まで彼らと異なり普通の人間の価値観で暮らしてこれたかというと、(別ルート*1の話になるが)ミヤコ市の結界によって彼らの影響を受けなかったのが原因らしい。
ルートによってはミヤコ市を連接世界と1つにする目的で産み出された設定にもなりうるが、連接世界で産み出された点はどのルートでも変わりない。
【17の世界】はそれぞれが独立しているようでいて、連接領域を通してわかりやすくない形で互いに影響している。
そして御堂綱紀は、ミヤコ市が他世界の影響を受けて変化してきた今を否定しない。
一方、天界の男からすれば世界を護るという言葉は「世界の純粋性を護る」という意味。
互いの解釈違いを埋めるため、自分たちクィススタティアムの行動原理の根本とも言うべき考えを遂に明かした。
一連の会話
天界の男：
待て！ お前の目には翠の波動が
あの扉に続いているように見えるのか！
御堂綱紀：
言うたことを繰り返してくれんでもええよ。
自分があの扉に入るんは都合が悪いみたいやね。
天界の男：
——いや、そうでもない。お前が世界の理と
向き合った時、何が起きるか。確かめるのも面白い。
御堂綱紀：
今、思いっきり悪い顔してはったけど。
ホンマの答えが、あの扉の中にあるということやね。
天界の男：
お前はここで世界の理によって産み出された。
ミヤコ市に送られ、連接世界から切り離す役割を与えられて。
そうすることで、すべての世界の純粋性が護られる。