SF2
| 年代 | 1238年 |
|---|---|
| テキスト | アレクセイ・ゼルゲンに接近を試みるウィルだが…… |
| 発生条件 | 大砂漠のメガリスクリアー済み シナリオ出現数3未満で病床の母をクリアーする |
| 所在地 | 概要 |
|---|---|
| 【グラン・タイユ】 | タイラー・ナルセス・コーデリアのいずれかを潜入させて、アレクセイの手がかりを探る コーデリアを潜入させた場合、イベント後に離脱する |
ウィルがアレクセイに疑念を抱き続けているのは、アレクセイが自宅へ来たのを境に両親ヘンリー&キャサリンが死亡していたからである。
同時にヘンリーが持ち帰ったエッグが持ち去られていることも無関係ではないだろう。
内情を探りたいところだが、ニーナにはアレクセイ絡みの過去があるらしく、ウィルひとりでの行動だけは止めている。
すると仲間に依頼することになるのだが、ニーナ自身は面が割れているので無理だという。
こうしてウィルは指名した仲間とそれぞれ別口でアレクセイに雇われる形で潜入することになる。
場所はグラン・タイユにある【夜の町】。
領主がいないためたびたび略奪されているらしいが、そんな町にアレクセイは魔物除けのクヴェルがあると確信してこれを回収するためにやってきた。
どう見ても盗賊以外の何者でもないだけに、到着後さっそくこき使われることに。
が、ウィルにだけは素性を見破って、ヘンリーはキャサリンに刺されたのだと話す。
衝撃の事実にショックを受けて真っ白になったウィルを捨てて去っていくアレクセイ相手に、果たしてどこまで真相を聞き出せるか?
クヴェルのありかはこの町の有力者キスクが知っているらしいが、どうやら以前から何度か略奪を狙ってきた者がいたらしく、住民からは相当警戒されている。
そのうえ肝心のキスクはつい最近亡くなったとあって、手がかりがプッツリと切れてしまう。
しかし他のアレクセイに雇われた者と違って妙に紳士的な様子からキスクの仲間だと勘違いされたのが幸いし、孫にカイがいることを教えてくれる。
聞き込みを続けていくと、どうやらカイはこのクヴェルをかくれんぼに使っているらしく、モンスターのいる場所にいつも隠れてしまうのだという。
結局カイを発見し、クヴェルはアレクセイの手に渡った。まさかアレクセイもかくれんぼをしたいわけじゃあるまいな?
潜入してわかったことは、エッグは制御が必要なクヴェルであること、そして大きな自信をつけてくれるほど力をもたらしてくれること、そしてアレクセイはここでパーティを解散して単独で石切場跡へ向かうつもりであることだった。
アレクセイ周りの真相を探るシナリオではあるが、実は前シナリオ【大砂漠のメガリス】と合わせてニーナの言動がどうもおかしい。
真相を思い出そうとするウィルをなぜか必死に引き止めて、それでいてわざわざ真相をアレクセイから聞き出そうと仲間を潜入させようという、ダブルスタンダードとしか思えない言行をしているからだ。
PW設定だとこの疑問点が氷解する。
ニーナが「面が割れているから自分は潜入できない」と言っているが、単に面が割れているだけならクヴェル探しの手伝いにパーティ入りしても何も問題がないはず。
そうはいかない理由は彼女の過去に原因があった。
ウィルが思い出そうとするのを引き止めるあたりからして想像はついているだろうが、ニーナはすべてを知っている。
そしてアレクセイ一行に加わったことがある理由はヘンリー殺害の真犯人がやはりアレクセイだからであり、この仇討ちが目的だった。
- キャサリンがヘンリーを刺したのは事実だが、これはヘンリーが3年前に持ち帰ったエッグによって正気を完全に失ったのを止めるためであり、エッグを引き剝そうとするべく自宅にアレクセイを呼んでこれを回収させたところ、エッグに洗脳されてもともとの嫉妬心を憎悪に変えられて2人を殺害に至った。
しかし隙をついて襲いかかろうとするも、大勢の手下による数の暴力によって同行していた仲間を殺されてしまう*1。
このことから、真相を探る意味はないものの、仇討ちするにはまずアレクセイの動向をうかがわなければならないのは事実であり、アレクセイが結果的に孤立したことが知れたのは充分な収穫だったと言える。
メインキャラクター
| 人物 | 年齢 | HP | LP | WP | JP | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最大 | 回復 | 最大 | 回復 | ||||
| 【ウィリアム・ナイツ】 | 18 | 233 | 18 | 37 | 2 | 43 | 2 |
| 【コーデリア・エメリー】 | 18 | 243 | 13 | 48 | 3 | 34 | 1 |
| 【ナルセス・ピローニ3世】 | 33 | 341 | 20 | 37 | 1 | 56 | 2 |
| 【タイラー・スティーブンソン】 | 28 | 332 | 18 | 66 | 2 | 28 | 1 |
不定系
| 乱数 | 構成 |
|---|---|
| 0~15 | ディノリーチ |
| デュエル | ◎ |
| 先制補正(デュエル) | 10 |
| 交渉(デュエル) | 去る、敗走する、逃走する |
固定シンボル
| 戦闘 | 先制 | 構成 |
|---|---|---|
| デュエル | 10 | ごろつき |
| 通常(1戦目) | 100 | アレクセイ手下X3 |
| 通常(2戦目以降) | 160 | アレクセイ手下X3 |
攻略
ウィルの出番はほぼ会話シーンのみで、代わりに仲間一人に単独行動してもらうのがメインとなるシナリオ。
潜入担当はタイラー・ナルセス・コーデリアのうち、【大砂漠のメガリス】で同行してもらった中から一人指名することとなる。
ただし、PS版ではその後のシナリオで操作キャラになる可能性がある(=シナリオ中で入手したクラウンを消費する機会がある)のはタイラーのみで、他のキャラに任せると実質的に報酬が減る。
タイラーだと酒場でポケステが取れないように見えるが、コーデリアかナルセスを加えてなければ入手はできる。
また、こんな場所に女の子を一人で送り込もうと思うのであれば、相応の代償を覚悟しなければならない。*2
夜の町に到着したら聞き込みがメインとなる。
この時、一度話しかけた相手に再び話しかける必要がいくつかある点を留意すること。
中には地元のごろつきもいて戦闘になるが、弱い上にクラウンを持っているので戦える機会は多いほどいい。
また、道端にはアイテムが落ちているが、町の頂上で街灯のスイッチをOFFにすれば場所がわかるようになっている。
しかし街灯をONにしないとシナリオが進行しない場所があるので、必要に応じて適宜切り替えよう。
この町はツールの名産地でもあり、ツール職人に弟子入りしたい青年にはギュスターヴ編などで「キノコのなみだ」を手に入れているなら渡してあげれば報酬に【キャッツアイ】をくれる。何かと厄介な凝視に耐性があるので手に入れておくと助かるだろう。ついでに近くの床には極めて優秀なポケステのディガー「TONO」がいるが、デュアルショックなしだとヒントが一切ない。
シナリオのメインとなる聞き込みはかなり手順が多い。
聞き込みの順番は以下。
- 酒場で話を聞き出す
- 貼り紙がある家のドアを叩く
- アレクセイと話す(選択肢は自由)
- 中央広場上側の階段を登って入れる住居内でおばさんに「うなづく」
- アレクセイと再び話す(選択肢は自由)
- 酒場手前で隠れている子供に話す(要街灯ON)
- チップ工場の屋内にある階段を調べる
- 最後に酒場奥から道なりにどんどん進む