【大砂漠のメガリス】

SF2

探索行デビューでクヴェル3種という新人にしてはありえない功績を挙げて帰宅したウィル。
しかしその際にナルセスから聞いたアレクセイの名が気になり、育ての親ニーナに相談するもイマイチはぐらかされる。
このアレクセイという男、自宅にあった「卵の形をしたクヴェル」を持ち去ったのではないかと疑われており、ニーナの夫ポールから聞かされたことでかねてからウィルは疑念を持っていた。ニーナもこの一件は不審な点があるらしく、もう少しウィルが成長したら一緒に真相を探るつもりだったらしい。
結局ウィルの耳に情報が入る方が早かった形となり、一行は一路南大陸のグリューゲルから【岩荒野】を通ってフォーゲラングへと渡ることに。
　
岩荒野を越えてフォーゲラングに到着した一行は周辺住民から聞き込みを開始する。
ウィルの父ヘンリーはディガー仲間であるアレクセイ兄弟と一緒にここの探索をしていたが、最終的にヘンリーは探索を断念、そしてアレクセイ兄弟はクヴェルを探し当てたという。
それだけなら単にアレクセイ兄弟が新発見をしてお宝をいただいたで終わるのだが、兄弟のうち1人が帰ってこなかったうえ、残りの兄弟も帰還するや否や精神を狂わせて手当たり次第に住民を攻撃、死傷者が出たそうな。
嫌な予感を覚えて町に残っていたヘンリーはこの事態を見て、原因がアレクセイ兄弟の持ち帰ったクヴェルにあると判断、これをどうにか取り落とさせることに成功する。ところがクヴェルを落としたことで制御が効かなくなったのか兄弟は自爆。
危険を感じてクヴェルを回収したヘンリーだったが、残ったアレクセイを罵倒して去っていったと言われている。
　
そこで詳細を探るため、当時の記録がある宿帳を見せてもらうことに。
すると、メガリスと呼ばれる人類以前の古代文明の遺跡を当たった記録が残されていた。しかし南大陸は古代文明の痕跡が見つかっていないはずの地。そのうえ、アニマを一番遮断する鉛の箱という、術文明の遺構にしては不自然過ぎるものが安置されていたらしい。
真相を確かめるべくメガリスに足を踏み入れたウィル一行はそこで不気味過ぎる部屋を発見する。ニーナが言うにはメガリスとはもっとシンプルな外見をした内部であり、ナルセスが言うにはメガリスはもっとアニマに満ちているという。
まるで保管されていたと言わんばかりの鉛の箱の中身——卵型のクヴェル、その名も【エッグ】。
【クヴェル】とは古代文明の落とし子である道具なのだが、それにしてはアレクセイだけでなくヘンリーの周りでも不可解なことが起きすぎている。
やはりアレクセイ本人に一度会わないとわからないことがありそうだ。

メインキャラクター

攻略

テルムやヴェスティアで買い物をして、南大陸のグリューゲルから岩荒野を通り、フォーゲラングの宿帳を見る流れ。
　
テルムとヴェスティアの往復は自由だが、ヴェスティアで仲間を集めないと南大陸のグリューゲルに出発することはできない。
仲間はとりあえず全員集めておいてもいいが、ナルセスとタイラーは必ず仲間にしておいたほうがいいだろう。逆にコーデリアはシナリオ進行順次第でハマリ案件になる場合があり、奇をてらったプレイングの場合は仲間に加えないのも手。
周回プレイで年代をさかのぼった場合、次の【潜入！アレクセイ一味】で指名した仲間を加えないと南大陸へ渡れない。
そしていったんグリューゲルに発つとヴェスティアには当分戻ってこられない。
　
グリューゲルからは【岩荒野】に行かれるわけだが、ここの踏破については【将軍の思い出】を参照。年代ごとに進めているなら【ゴールデンアクス】を入手できる最初のタイミングなので、欲しいのならカエル狩りに勤しもう。
フォーゲラングでは水のツールが倍額で取引されているので、どうしても必要な物がある場合はともかく、できることならここでは買わないほうがいいだろう。
宿帳でヘンリーのことをチェックしたらメガリスへ向かえばクリア。

リマスター版

酒場にいる看板娘【フランソワ】の特徴的な口調が消えており、普通の口調になっている。