RS1
【バルハラント】の【ガトの村】の西にある洞窟。
【モンスター掃討】のイベントにおいて【シフ】が挑むことになるが、ほかの主人公でも出入りは自由。
最初は入り口に入って北側を進むと【グリーンスライム】の群れがボスとして出現する。
しかしこの洞窟の攻略はそこで終わらず、ストーリーが進行すると何の告知もないうえノーヒントではまずわからないような場所に隠し通路がオープンしており*1、B1の1000金はここにある。
界隈ではよく知られた話として、最下層の地形は【マルディアス】の地図を型取っており、普段「世界全図を俯瞰する必要性」のないRS1において大陸間の構造を知れる珍しい場所になっていたりする。それを踏まえたうえで、離島への航路にあたる場所が隠し通路になっていて、残りの1000金入り宝箱はこれらの場所に隠されている。気づくヒントはこのフロアが地図になっている構造に気づくことだろう。
シフや【アルベルト】*2にとって、最序盤の計3000金にもなる宝箱は破格*3だが、内部は狭く入り組んでおり、戦闘回数の増加は避けられない。
いくつかの序盤・中盤イベントを諦めて早期取得に動くか、最終版に【凍った城】に行くついでに観光するか、あるいは無視するか。
プレイヤーの性格やその時のプレイの方針が強く出そうなダンジョンである。
問題はこれらのまとまった金が入った宝箱がすべて隠し通路の奥にある点で、隠し通路を探そうとしないプレイヤーには発見できないため、プレイヤー次第で攻略方針どころかダンジョンの印象自体が違ってくる場所である。
「ただのグリーンスライムの巣」と看做して終わるか、それとも「マルディアスの根源ともいうべき神秘の地」であることに気づいて大金を手にするか、「3周目のプレイが一番面白くなる」というコンセプトで作ったRS1におけるプレイヤーの自主性をひそかに試される場所とも言えるだろう。
MS
地下2階へ行くには、ボスを倒しておく必要があり、一度倒して外へ出てしまうと氷柱が再出現してしまう。