SCP-939

Last-modified: 2019-04-09 (火) 13:42:05

概要

Object Class: Keter
SCP-939は内温性の群居性捕食動物であり、複数の器官に真洞穴性生物に似た退化の徴候が見られます。
皮膚は透湿性が高く半透明で、化学的にヘモグロビンに似た物質によって赤色を帯びています。
平均身長は2.2mで、体重は平均250kgです。四肢の末端にはかぎ爪の付いた3本の指と、それに対向する第4の指を持ちます。
顎は、長さ6cmまでのホウライエソ属 (Chauliodus) の種が持つものに似た、赤くかすかに発光する牙のような歯が並んでいて、感熱性ピット器官に取り巻かれています。
明暗に敏感な眼点は、背筋の尾根まで伸びています。これらの棘の長さは最大16cmあり、気圧変化と大気の流れの変化に敏感であると考えられています。

SCP-939の主な獲物の捕獲方法は、人間以外の種の声を真似る事例や、夜間に能動的に狩りを行う事例も記録されていますが、以前の犠牲者の声で人間の話し声を真似ておびき寄せる方法です。
SCP-939の発声は顕著に悲哀がこもっています。獲物は通常、頭部や頸部を一噛みされて殺されます。

対処法

3つの実体が保管エリア6にいます。それぞれが時計回りにパトロールしています。
SCP-939に近づくと、財団職員の声をまねてプレイヤーの注意を向けさせるでしょう。
プレイヤーを見つけると、追いかけてプレイヤーを殺そうとします。

プレイヤーがSCP-939実体の近くにいる場合、プレイヤーの足跡を検知します。
しゃがみながら歩き回っても発見の機会は減りますが、それを完全に防ぐことはできません。
プレイヤーが発見された場合、SCP-939はプレイヤーを見失うまで追跡を始めます。