メッセージの表示
もっとも簡単にできるであろうメッセージ(テキスト)の表示について説明。
まずは、LSLWiki-textの欄を見て欲しい。http://rpgstats.com/wiki/index.php?title=Text
パッと見てわかるとおり、テキストの表示には3つの種類がある。
llSetText | 付加したオブジェクトの上にテキストを表示 |
llSetTouchText | 付加したオブジェクトにTouchすることでテキストを表示 |
llSetSitText | 付加したオブジェクトにSit Hereすることでテキストを表示 |
ここではもっとも簡単に扱うことのできるllSetTextについて扱う。
llSetTextはさきほどの表を見てもらえばわかるとおり、付加したオブジェクトの上にテキストを表示することのできる命令だ。
プリム製作初心者向けに提供されているIvoryTowerの説明に多く使用されているスクリプトである。
スクリプトの記述に関する説明は前章、LSLの導入を読めば理解できる思うので割愛する。
サンプルソース
01:default
02:{
03: state_entry()
04: {
05: llSetText("Hello,Second Life.", <1,0,0>, 1.0);
06: }
07:}
無事にオブジェクトの上に文が表示されただろうか?
表示されていない場合は文の打ち間違いによるものだと思うのでやりなおしてみてほしい。
解説
ここではdefault、またstate_entry()についての説明は割愛する。
これらについてはLSLWikiで調べるか、スクリプトを書く上でのおまじない程度の認識で、まずはかまわないと思う。
LSLに限った話ではないが、関数を使用するには指定されたパラメーターを設定する必要がある。
llSetTextの場合は、
llSetText("入力する文字列",<RGB値>, 透明度)
入力する文字列を変えることで表示される文字が変わり、RGB値を変えることで、文字を青色や赤色など自由に変更することができる。さらに、透明度を変更することで文字を半透明に表示することができる。