プルソン

Last-modified: 2023-07-26 (水) 09:54:27
  • ヒーローに憧れる少年のような性格の追放メギド。
    エルデという名前のヴィータとして暮らしてきたが、あるとき遺物に触れてしまったことで追放メギドとしての自分を思い出す。
  • 学生として下宿先の町に住んでいたが、町長が偶然手に入れた遺物に触れたことにより追放前のメギドの自分が頭の中で語りかけてくるようになる。
    そして町にはソロモン王覚醒前に幻獣討伐を主任務としていたシバの女王と王都のハルマが訪れていた。
    プルソンの覚醒
    • 王都のハルマ達との出会いで異世界からの存在がいることを知ったプルソンは、悪夢の中で自分に語り掛けてきた存在も異世界の存在であることを確信する。
      そして自分自身がその「メギド」であることを教えられたことで、エルデは自身も幻獣に立ち向かうために遺物の力を借りてメギドのプルソンとしてメギド体へと変身する。
    • 瞬く間に幻獣を倒すメギド体プルソンであったが、大量のフォトンを一気に取り込みすぎたことでフォトンハイに陥ってしまう。
      エルデの意識とは違うもう一人の自分、追放前のプルソンのメギドラルから裏切られて追放刑を受けた恨みや悲しみの負の感情によって暴走状態に陥る。
    • 「交戦許可証」の使用でプルソンを殺すことも止む無し…とシバは決断を下そうとするが、それを身を張って止めようとしたのが町のヴィータ達であった。
      エルデが遺物の力で化け物に身を変えてしまったと思った町の人達は、善良な学生としてみんなから好かれていたエルデをどうか救ってやってくれ殺さないでくれと懇願する。
    • それを見たエルデの意識が暴走するプルソンへと言葉をぶつける。戦うことでしか己の存在価値を求められなかった追放前のプルソンに、自分達のことを守ろうとしてくれる町の人達の姿を写して、「戦いなんかなくても自分の価値は証明できる」と、転生してから今までの人生で得られた自身の価値をプルソンに示した。
      <お前は俺だ、俺はお前だ!メギドのプルソン…お前の意識はヴィータの俺と共にある!>
      その呼びかけに呼応するように、そしてカマエルが身を張ってプルソンの蓄えていたフォトンを消費させて遺物を壊したことでプルソンはヴィータの姿へと戻っていく。
    • こうしてエルデはメギドの記憶を取り戻すことになる。シバの女王からソロモン王の情報を教えられて、いつか来る召喚の日を待ちわびるのであった。