ボティス
Last-modified: 2023-07-21 (金) 14:12:40
- 「信頼には信頼で応える」を信条とする尽くすタイプの女性。
しかしそれは追放前、そして追放後も仲間や恋人に裏切られてきたことによる「信じた仲間にもう二度と裏切られたくない」という心の表れとなっている。
- 追放前に仲間の裏切りから追放刑を受けて、以後は裏切られたことへの恨みや悲しみを抱えて「不幸な女」として転生後を生きてきた。
そんな彼女に酒場で声をかけてきたのがジェイクであった。
転生後の不幸な生き様
- 傭兵として孤独に生きてきたボティスに初めて優しくしてくれたのがジェイクであった。
彼は職を持たず、ギャンブルに明け暮れて借金まみれの人生から一発逆転を信じて生きている傍から見ればダメな男である。
- しかしボティスは彼が自分を頼ってくれるだけで満たされた気持ちでいた。
- やがて2人は同棲し始めるが、暮らしやお金のことは全てボティスが養う形で、更にはジェイクにギャンブルの為のお金まで貢いでいた。
ジェイクは二言目には「いつかちゃんと働いて僕が君を養う」と言うのだが、ボティスは自分のことを大切に想ってくれるジェイクとの時間を幸せに感じていた。
- そんなある日、ジェイクが夜遅くに血相を変えて帰ってくる。「ついに借金を返すあてが見つかった」のだと彼はボティスの興奮気味に話す。
そして借金を無事に返済し終わったらちゃんとした仕事に就いて今度こそボティスを養えるように心を入れ替えると約束する。
ジェイクはそこでボティスにプロポーズをするのであった。
- 彼とようやく幸せになれることにボティスも居ても立っても居られなくなる。その借金を返すあてというのがボティスに危険な仕事をさせることであっても、彼のためなら何だってすると約束するのであった。