第一部.定理36

Last-modified: 2007-07-15 (日) 18:18:56

第一部.定理36

の本性がひとたび動き出せば、必ず何らかの結果が生まれてしまうし、何の結果も生まれないようなことは絶対にありえない。

理由

  1. どんなものごとでも、そいつが存在しているからには、そいつはある特定の方法で(によって)条件づけられていて、そのせいで、の本性というか本質を余すところなく表してしまう(第一部.定理25が正しいとすると?)。
  2. だったら(第一部.定理34から)、そういう存在(あらゆるものごとの原因となるによって条件づけられたやり方での本質を表している、そういう存在)からはいやおうなしに何らかの結果が生まれてしまう(第一部.定理16)ことになる。
    おしまい。

「ひとたび動き出せば」とか怪獣のように書いてしまったけど、の本質は常に発動し続けているんだから、一瞬たりとも活動を止めることはないからね。