概要
世界のもっと根幹をなす領域を指す言葉。
“層”の中では最も深い領域にあることが多く、特に表層世界と結びつきが強いことで知られ、その三次元的な構造の基礎を担う形が多い。
また、常世界法則との関連性も強い。
他方、極めて概念的な世界のため、形質を伴わないことも珍しくない。
そのためことと場合によっては「世界」として認識されていないことも多く、大抵の世界では実体的な空間を形成することは少ない。
本作において
A世界ではストレートにコンピューターワールド部分を示すと言っていい。
文字通りの形で世界の基盤であり、知る者は良く知る「青暗い大地と空に、蛍光色のラインが走り輝く世界」であり、またソラにも摩天楼の如きものが乱立するなど、表層世界に生きるもの取っては歪すぎる世界として映る。
物理的にも半ば下地であるため、表層世界の破壊が進むとこの面がむき出しとなる可能性がある。
もし仮にこの世界が崩壊すれば、現時点でのA世界はその領域を完全に欠損することとなり、宇宙の安定度・状態を著しく損なうこととなる。その意味でも極めて重要な領域であり、万が一怪獣が暴れ、完全な破壊が起これば世界の崩壊は免れない。
- しかし、現在異層が乱立していることもあるため、表層世界以上に介入しづらい状態となっている。
そのため、幸か不幸か、怪獣や侵入者たちの介入に逢うことはなかった。まだ。