概要
世界に存在する“層”の内、主に表層世界・基盤世界以外への総称として使われる言葉。
主流ではない世界故に安定性は低いが、逆に言えば常世界法則のによる縛りが薄いとも言える。
それ故に怪獣のような怪異の類が存在しやすく、また常世界法則が強い世界では扱いにくい異能の類*1を扱いやすいなどの特徴を備える。そういった意味で、基本的に一般人には縁も利益もない正しく異質な世界。
また、「ここではない“層”を指す」言葉としても用いられる。
本作において
A世界では基本的には表層世界と基盤世界以外を指すことが多い。
と同時に、その数が極めて多く、なおかつ発生と消滅を繰り返している点が特徴。粗造乱造が繰り返され、それによって怪異の類が表層世界に影響しやすくなっている理由にもなっている。
- だが、それによって基盤世界までのクッションとしても機能している。
これにより怪獣たちが基盤世界で誕生・活動することがなく、また表層世界まで怪獣が顕現するまでの障壁となる面もある。非常に多面的な存在と化しており、一概にその数の多さが悪いわけではない。
またAの世界では表層世界以外で生物種が生まれることが基本的にはない。
これは他の世界であまり見られない現象である。
- 今後宇宙が拡大すれば、そうした“層”が生まれる可能性もあるが、現時点では未知数である。