協力者
戦駒であるあなた達を援助するバケモノを始めとする協力者達です
ヘル
| 名 | 『哀悼』の氷霧老獄 |
| 関係者 | 父:スピネル 姉:オルム 兄:ハティ,スコル |
| 外見 | 喪服に身を包んだ銀髪の儚げな少女 |
穏やかで落ち着いた性質で争いを好まず、誰に対しても丁重に接する。
他のバケモノ達と比較して非常に人間的で社交性もあるため、度々交渉や連絡役などをさせられている。
一見すると良識的だが、攻撃される事に悦びを覚える大変面倒な性癖を持ち、戦駒を相手に要求する事もある。
ハティ
| 名 | 『破壊』の怨憎骸灯 |
| 関係者 | 父:スピネル 姉:オルム 兄:スコル 妹:ヘル |
| 外見 | いかにもチンピラ風情な銀髪の大男 |
その見た目に違わず粗暴で短気、炎の如く激しい気性の持ち主で、また気位が高く自尊心を傷つける者は誰であろうと許さずに徹底的に破壊し尽くす。
一方で自尊心さえ傷つけなければ、弱者や自分を慕う者には優しい傾向にある。なお、双子の兄とは互いに嫌悪し憎しみ合っており、出会えば殺し合う程に仲が悪い。
オルム
| 名 | 『害毒』の叛逆澪海 |
| 関係者 | 父:スピネル 母:月 弟:ハティ,スコル 妹:ヘル |
| 外見 | 金髪の10歳前後の少女 |
無口で無表情。喋る時も淡々と喋り、大体の事は「そう」で済ます。自身のルールに反する者や自身が大切にする場所やものに危害を加える相手に対してはハティ以上の攻撃性を露わにする。
質より量の大変な健啖家であり、時に大量の食物や毒物を求めて戦駒や血族をコキ使う。
メリー
| 名 | 『欺瞞』の死生天幕 |
| 関係者 | 保護者:朱雀,大我 |
| 外見 | 銀髪の小柄でボーイッシュな少女 |
バケモノとしては新参であり、元人間。明るく闊達で社交的。力での解決よりも権謀術数を巡らせて自滅させる事を好む。
朱雀や大我など仲の良い相手には何かと甘い傾向にあるが、敵対者には極めて冷酷な二面性を持つ。
時に彼女の利益のために、戦駒へ暗殺依頼をする事もあるかもしれない。
アリス
| 名 | 『微睡』の無完境界 |
| 関係者 | なし |
| 外見 | 青いエプロンドレスをつけた黒髪の少女 |
見た目通り精神も幼く、怒りっぽくわがままで純真でませた一面を持つ、少女らしい少女。
ただしその能力は絶大であり、彼女の夢想する事すべてが現実へと変わる。
それは夢の産物を産み出すだけでなく、現実に在るものすら少女の夢みるままに書き換える。
大体において彼女に悪意はないのだが、彼女の能力が原因で起こる事件は少なくない。時に戦駒は解決に奔走させられる事もあるだろう。
月
| 名 | 『不死』の月孔庭園 |
| 関係者 | 仔:オルム |
| 外見 | 花柄の白い和服を身に纏う、超然とした雰囲気の女性 |
世界を喰らう、文字通り規格外の力を持つバケモノにおいてなお絶対的な力を持つ存在。
その能力においても万能と称して問題ない程に多彩かつ大規模であり、できない事はほぼ存在しないのだが、娯楽の一環として戦駒を使って大小さまざまなトラブルを解決させようとする事がある。
スピネルとは浅からぬ因縁を持っており、彼のことを「獣」と親しげな口調で呼ぶ。
スピネル
| 名 | 『破滅』の獣玉爪痕 |
| 関係者 | 仔:ヘル,ハティ,スコル,オルム |
| 外見 | 黒衣に身を包んだ赤毛の青年 |
バケモノでありながらバケモノの天敵。バケモノを喰らうものとされるが詳細不明。
平時は穏やかで面倒見がよく、戦駒であっても分け隔てなく接するが、自身が宝と定めたものが傷つけられた時には彼の仔達と同様、一片の容赦なくその力を振るう。
朱雀
| 名 | 『燃焼』の炎落妖鳥 |
| 関係者 | 被保護:メリー |
| 外見 | 紅く透ける長い黒髪、翡翠色の目をした美少女。真紅と金色の不死鳥の姿になる事もある |
「朱雀」は呼び名であり本名は赤羽神鳥。大我と共にメリーによってバケモノに変化した。
地頭は悪くないのだが、考える前に体が動いて突撃してしまう性格馬鹿。
直情的で忘れっぽく、好きなものにはとことん懐き、嫌いなものを見ると瞬時に攻撃態勢になる程に、表現も両極端。
大我
| 名 | 『合成』の虎人狼牙 |
| 関係者 | 被保護:メリー |
| 外見 | もっさりした茶髪の青年。或いは虎、狼、その両方の特徴を持った合成獣 |
苗字は大狛、「とら君」等とも呼ばれている。獣らしく自然の中での狩猟生活を好む。
縛られる事は嫌うが、従うべきだと認めた相手に言い付けられた事は守り、自分の「群」の規律には断固とした態度を取る。
性格は素直で人懐こく、難しい事は考えない、考えられない。学力的な意味でお馬鹿。
マジー
| 名 | 『徨路』の迷宮歌劇 |
| 関係者 | 片割れ:セーレム |
| 外見 | 体に対して妙に長い両腕を持つ、子供程の背丈の白髪の男。鍔広の尖り帽子で口元以外が隠れている |
2体で1つという珍しい形態をしたバケモノの片割れ。宝石商を営んでおり、誰に対しても慇懃に対応する。
信用第一に公正な取引をモットーとし、明確に文章化された契約の違反を大いに嫌う。
職業柄鑑定や利益計算に優れ、特に利を生む相手であれば協力を惜しまず助言を与える。
セーレム
| 名 | 『徨路』の迷宮歌劇 |
| 関係者 | 片割れ:マジー |
| 外見 | 短毛長尾、背に小さな翼を持つ金銀妖眼の黒猫 |
2体で1つという珍しい形態をしたバケモノの片割れ。バケモノに変化した悪魔であり、基本的に口も意地も悪い。
詐欺染みた取引を得意とするが、言葉一つであっても交わした契約の違反は大いに嫌う。
元の悪魔の性質から錬金術や狩猟・追跡技術に優れ、相応の対価を以ってすればそれらの知識を教授する。