スタイル別人形育成/Pときこ

タイプ：風
アビリティ：治癒力（手持ちに戻ったとき最大HPの1/3回復する。）
　　　　　：威嚇射撃（場に出たとき相手の散弾を一段階下げる。）
コスト：80

H100A100S35と、風属性人形の中では比較的珍しい高耐久低速の集弾アタッカー。HとBD95の集散両方に対して高い耐久力を持ち、簪との相性に優れる。
この人形の真価は、アビリティ「治癒力」とS35の遅さからの後攻チェンジリングを活かしたサイクル戦にある。持ち前の耐久から有利な相手に対して後出しし、相手がたまらず交代してきたら、それを読んでチェンジリングからの交代をしかける。それにより、相手が次に出してくる人形に対して有利な人形を当てたり、PゆめみやPゆゆこと言った凶悪なアタッカーたちを無償降臨させることができる。不意を突いて居座ったり、相手がチェンジリングや疾風迅雷をしかけても、Sの低さから、大概の場合「後攻」でチェンジリングで交代でき、そのターンの攻撃でときこを倒せない限り有利対面を作り出すことができないもまたこの戦法の強さを後押ししている。この上治癒力で回復もできるので、数値以上の耐久力も持ち合わせている。
治癒力が強力すぎて霞んでいるがもう一つのアビリティ、「威嚇射撃」も十分強く、銀の簪を持てば鉄・雷以外の散弾アタッカー全般に役割が持て、これまた有利なサイクルを仕掛けることができる。
また、全スキカが使える小鈴と同じく本が好きだからか非常に多彩な技を使うことができるのも特徴。前述のチェンジリングに始まり、アイテム破壊の「セントエルモの火」、確定痛烈で苦手な鉄と雷に刺さる「スクリューロック」、優先度2の先制技「帰燕」、SすわこやDとよひめに刺さる「タンブルプラント」、そして炎以外の各種ジャベリンと多芸の一言で攻撃範囲が非常に広い（集弾技で使えない属性は炎と闘のみ）。補助も「止まり木」、「ステルストラップ」、「皆既日食」、気象発現2種他多数と粒ぞろいで、パーティや役割に合わせて様々なカスタマイズが可能。
これらの強さもしっかり認知され、今やすっかり週刊使用率ランキング上位の常連。名無し妖怪が環境の中心の一部となるとは誰が想像したであろうか・・・

人形比較　/　属性相性　/　スキル候補　/　型　/　対策　/コメント

人形比較

どちらも後攻治癒力チェンジリングができる人形。Dルーミアと比べるとチェンジリングの火力と僅差で耐久が負けているが、技範囲、属性の耐性面では勝っている（Dルーミアは弱点3つに半減2つ無効なしに対し、Pときこは弱点2つに半減3つ無効1つ）

属性相性

スキル候補

型

簪サイクル型

''印:'紅・蒼・白'
''アビリティ:'治癒力'
''PP:'耐久64　集弾・集防、散防調整'
''装飾品:'銀の簪、金の簪'
''確定技:'風炎フェーンorウインドジャベリン/チェンジリング'
''選択技:'セントエルモの火/スクリューロック/帰燕/タンブルプラント/プラズマボール/各種ジャベリン/そのほかお好みで'
解説:
簪を持たせることで耐久力を高め、治癒力チェンジリングを軸にガンガンサイクルを回していく型。相手がPときこに有利な人形に交代するのに合わせてチェンジリングで交代してこちらに有利な対面を作り続けていく、高火力アタッカーを無償降臨させて殲滅させるなど、サイクル戦でのパーティの潤滑剤として高い性能を発揮する。
治癒力のおかげで異常状態やトラップ系の影響も小さく、交代戦によるダメージレースにおいては無類の強さを持っている。

対策

持ち前の耐久やかんざしを活かして両アビリティと相性のいいチェンジリングでサイクル戦を仕掛けて来ることが多いため、相手のサイクルを機能させないことが重要。銀のかんざし持ちが多く、威嚇射撃の場合もあるため集弾の方が効きやすい。
ステルストラップは治癒力の回復をほぼ打ち消すことができ、威嚇射撃の場合も繰り出し回数を減らせるため有効な対策となる。疾風迅雷でダメージを与えつつこちらも有利対面を作るのもあり。闇属性を吸収するアビリティ(ネガティブオーラ、闇の衣)ならチェンジリングによる交代を防ぎつつ、こちらの人形を強化できる。
立ち回りの面では、ときこ以外の人形に負担を集中させたり、治癒力の回復を上回るダメージを与え続けると突破しやすくなる。対策人形を安易に後出しすると、交代に合わせてチェンジリングで逃げられ、有利対面を作られたりするので注意。

コメント