ソウルブレイダー/エンディング

Last-modified: 2019-10-12 (土) 12:30:47

くれなずむ グラスバレーのまち。
こんじき いろに かがやく うみ。
よみがえった せかいは ほんとうに うつくしかった。

もえるような ゆうぐれの けしきに
すべての ちじょうの いきものたちが みとれた。
あるものは こどもと あるものは こいびとと ともに
その こうけいを こころに やきつけた。
そのとき かすかな ひかりの おびが てんくうへと
はしったが だれひとりとして きづくものは なかった。

リーサは ひとり たたずんでいた。
いぜんは ゆうひを ながめるたびに さびしさだけが
こみあげてきたが いまは それが ほんとうに
うつくしいと かんじられるように なっていた。

ちちおやが ふかのうを かのうに してきたように
しんじていれば いつか しあわせが おとずれると
リーサは おもった。