ソウルブレイダー/マグリッド王の城～グラスバレー

・まかいのほこら

（プレイヤーの名前）よ。
ついに　やりとげましたね。

いま　ちじょうに　いきづいている
いのちの　ひとつ　ひとつ　すべてが
（プレイヤーの名前）の　ちからでよみがえったのです。

さあ　この　せいめいりょく　あふれる
せかいを　もういちど　その　めで
みてくると　いいでしょう。

・マグリッドおう　の　しろ

ついに　やってくれたな。
まずは　こくおうとして　れいを　いわせて
もらいたい。

わたしは　こんどのことで　ずいぶんと
かんがえさせられた。

われわれ　にんげんかいの　ルールは
おかしなもので、

ひとを　ひとりころせば　はんざいしゃだが
１００にんの　いのちを　うばえば
えいゆうと　なってしまう。

わたしは　この　やりかたで　いまの
ちいを　きずいてきたが
こころの　おくは　いつも　こどくだった。

どんなに　おおくの　けらいが　いても
うつくしい　おんなたちが　まわりにいても
ひとりぼっちであった。

そして　わたしは　ようやく　きづいたのだ。

にんげんは　ひとりでは　いきて
ゆけないことに・・・。

わたしは　デストールとの　とりひきで
てにいれた　おうごんを　つかって
この　しろに　おおきな　じょうかまちを
つくろうと　おもう。

わたしの　よくぼうのために
しんでいった　ひとびとへの　つぐないの
いみも　あるが、

こくみんが　なにに　おびえることもなく
じぶんを　しんじて　せいかつできる
まちを　つくりたいのだ。

きみには　ほんとうに　せわになったな。

きみと　レオの　どうぞうを　まちの
ちゅうおうに　たて、

ふたりのことを　ずっと
かたりついでいくことを　やくそくしよう。

・やねうらべや

（プレイヤーの名前）さん　やりましたね。

これで　レオはかせも　あんしんして
このよを　さることが　できるでしょう。

わたしたち　どうぐは
にんげんに　つかわれるために　いきている
いきもの。

ひとの　やくに　たったときは
ほんとうに　うれしいし、

あやまった　つかいかたを　されたときは
むねが　はりさけそうに　なります。

その　つかいかたは　まちがってるよ。
わたしを　そんなふうに　つかっちゃ
いけないって　いってあげたいとき、

じぶんの　きもちを　つたえることが
できない　つらさ・・・。

でも　レオはかせだけは　いつだって
わたしたちの　こころを　わかっていました。

あの　ひとに　つかわれていた
けんきゅうじょの　どうぐたちは
しあわせだったと　おもいますよ。

・やまの　せいれいの　すみか

おおっ！
よくぞ　ぶじで　もどってきたっ！！

わしは　ぜんぜん　しんぱい　しとらん
かったんじゃが、
この　ノームが　しんぱいしょうでの。

わしは　なだめるのに　ひとくろう
じゃったわい。

ほら　ノーム。
おまえも　なにか　しゃべらんか。

・・・・・・・・・。

まったく　この　おうさまは
ちょうし　いいんだからなぁ・・・。

レオはかせが　なくなられた　そうですね。
ほんとうに　おしいかたでした・・・。

しかし　やまの　せいれいのように
１ねんで　としおいて　しんでゆく
しゅぞくも　いるのです。

いきものの　いっしょうの　かちは
いきている　あいだに　すごした
じゅうじつした　ひびの　かず。

レオはかせは　ふつうの　ひとの
３ばい　くらいの　じんせいを
おくっていることになるのかも　しれませんね。

・かいていしんでん

（プレイヤーの名前）さん。　どうも　ありがとう。

この　セントエルズの　かいていにも
へいおんな　ひびが　もどってきました。

イルカのルーは　むかし　レオはかせと
いっしょに　すんでいた　そうですね。

ふしぎな　はなしなんですが　かれから
レオはかせと　むすめの　リーサの
むかしばなしを　きくたび、

なんだか　とても　なつかしくて
なみだが　とめどなく　あふれてくるんです。

レオはかせが　いなくなった　いま
リーサは　ひとりぼっちで　ほんとうに
さびしいはず。

グラスバレーのまちへ　たちよって
やさしい　ことばの　ひとつも
かけて　あげてください。

あらっ。
ルーが　あなたの　こえを　ききつけて
きたようですよ。

はあ　はあ。

（プレイヤーの名前）さん　この　しんでんへ　きて
ぼくに　こえを　かけてくれないなんて
ひどいじゃないですか。

ぼくは　なかまと　こきょうの
さんごのもりへ　かえることに　しました。

じつは　ぼく。
こんど　けっこん　するんです。

おーい！　ラーラ！
はいって　こいよっ！！

えへへ。
ぼくに　そっくりで　かわいいこでしょ。

これからは　かのじょと　いっしょに
がんばっていこうと　おもっています。

（プレイヤーの名前）さんも　おげんきで。

・グリーンウッドのもり

ターボの　おはかは
ひっそりと　たたずんでいる・・・。

（プレイヤーの名前）が　めを　とじると
ターボの　すがたが　しずかに
あらわれた。

よく　はたらいた　ひには
ここちよい　ねむりが　あるように

いっしょうけんめい　いきた　じんせいの
おわりには　やすらいだ　ねむりが
おとずれるものです。

わたしも　レオはかせと　ともに
ゆっくりと　ねむることに　しますよ。

（ターボ、足踏みをしながら尻尾を振り、消える）

・こうざんのまち　グラスバレー

リーサは　ねむっているようだ・・・。

（プレイヤーの名前）は　ドリームロッドを
リーサの　ひたいに　あてた。

（リーサの夢）

（プレイヤーの名前）さん・・・。
この　ばしょでなら　きっと　あえると
おもってた・・・。

いまは　かなしみで　むねが　いっぱいだけど
それも　きっと　ときのながれが　いやして
くれるはずよね。

おとうさんが　いっていたように
しあわせって　ゆっくりと　やってくる
ものだと　おもう・・・。

あなたが　にんげんの　おとこのこなのか
てんくうの　ひとなのかは　わからないけれど
ひとつだけ　おねがいが　あるの。

このまま　グラスバレーのまちに
のこって　ほしいとは　いわない・・・。

でも　いつか　ここへ　もどってきて
くれるって　やくそくしてほしい。

うそでもいい。
あなたの　ひとことで　これから　ひとりで
がんばっていく　ゆうきが　わいてくるから。

ね。　かならず　もどってくるって
やくそくして？

（はい）

ありがとう。

ああ。
えいえんに　このゆめが　さめなければ
いいのに・・・。

（リーサ、夢から醒める。そこには既に主人公の姿は無い）

（プレイヤーの名前）さん・・・。
いつか　きっと　ここへ　もどってきて
くれるわよね・・・。