☆SCENARIO42:Valkyries ワルキューレの騎行☆
■マップ■
(エリア情報・アクラ)
テティス:
ここは アクラの町▼
連邦軍が ひそんでいる事も
考えられるわ▼
川が多い 地形だから
敵の 遠距離攻撃に あうとやっかいね▼
(エリアに入る)
ワルキューレは 戦場を駆け
兵士の魂を 死の国である
ヴァルハラへと 運ぶのだという
ワルキューレ…… 地方により
ヴァルキリーと 呼ばれる
戦場を駆け抜ける 女神……
(サブタイトル)
Valkyries
ワルキューレの騎行
■戦闘■
テティス:
ソード 連邦軍よ!
女ばかりの 部隊だわ!?▼
ソード:
街の入り口にまで 追っ手か……▼
エルマ:
やーねーっ! 女の子が武器を持って
戦場を駆けめぐるなんて!
女の子は おしとやかでないとぉ!▼
テティス:
あ あんたの 言うことじゃ……▼
知将ルーネ:
ようこそ 反乱軍の諸君
おまえ達の動きは 読んでいたよ▼
連邦の王都に 進撃も出来ず
手がかりを もとめて
このアクラの町に やってくると▼
アテナ:
……くっ! また会えたな
わが姉ルーネ! 今は
連邦の知将ルーネと 言うべきか▼
知将ルーネ:
言ったはずだ 近いうちに
また会うことに なるはずだと▼
しかし つまらぬな……▼
こうも 私の考えた通りに
アクラの街に 来てくれるとは!▼
いかに貴様らが 裏をかこうとも
しょせんは この知将ルーネの
手のひらの上……ということだ!▼
アテナ:
ふん! すっかり連邦の将軍きどりか!
われらの国を滅ぼした
連邦に入り おまえは何を手にした!?▼
知将ルーネ:
……力だ 絶対的な 力だよ▼
アテナ:
な 何だと!▼
知将ルーネ:
忘れたか アテナ!▼
われらの国が その小ささゆえに
まわりの大国から
いつも 食い物にされてきたことを!▼
覚えているか! 私たちと
同じ年の娘が 泣きながら
売られていく あの時の顔を!?▼
力があれば! 金があれば!
だからこそ私は
連邦へ入る決心を 固めたのだ!▼
アテナ:
そんな……たわ言を! 力のために
弱者を ふみにじってもいい
おまえは そう思っているのか!?▼
知将ルーネ:
強い者が出来れば 弱い者が出来る
それが世の中の真理!
ならば私は 強い者になりたい!▼
強ければ わが国も 滅びずにすんだ!
力だ! 力がなければ
愛する国も 愛する人も 守れない!▼
私は連邦に入り 力を手に入れた!▼
アテナ:
ちがう! それは いつわりの力!
連邦軍という後ろだてが
あってこその 強さではないか!▼
それは 本当の強さではない!▼
本当の強さとは ただ一人でも
強く生きて行ける 力のことだ!▼
知将ルーネ:
ぬかせ! 小娘が!
本当の強さとは 何か!
今こそ それを見せてやろう!▼
わが直ぞくの 女神部隊よ!
ふくろのネズミの 反乱軍どもを
今こそ たたきのめすのだ!▼
テティス:
来るわ ソード!▼
ソード:
戦うしか なさそうだな▼
BATTLE START
(敵3体以下)
知将ルーネ:
……ほほぅ?
よせ集めの 反乱軍にしては
なかなか やるではないか?▼
しかし 私の仕事は お前らの
足を止めておくことでな!
このくらいで もう十分だろう!▼
ソード:
何だと……?▼
知将ルーネ:
言っただろう お前達は
私の 手のひらの上なのだよ!▼
機神などより さらに恐ろしい
超兵器を復活させる時間を 稼ぐのが
この私 知将ルーネの仕事でな……▼
さて 私にはまだ
すべきことが 山のようにある
後は こいつにまかせよう……▼
(機神8号が現れる)
知将ルーネ:
さて 私には すべきことがある
このへんで 失礼しようか▼
アテナ:
逃げるのか! ルーネ!?
敵に 背を見せるなどと!▼
知将ルーネ:
ふふ 昔と変わらないな アテナ
むやみ に戦うだけでは
戦には勝てない わかるか?▼
アテナ:
くッ……待て!▼
(知将ルーネが撤退)
テティス:
来るわ ソード!▼
ソード:
あの機神 なりは小さいが
動きは かなり速い! 気をつけろ!▼
(機神8号を倒す)
テティス:
何とか やっつけたわね……▼
アテナ:
……ルーネ よくわかったぞ▼
もはやお前は 姉でも何でもない
わが名にかけて
必ずや お前を倒して見せる!▼
ソード:
なるほど 時間かせぎか……
連邦は 古代兵器の復活まで
あと わずからしいな……▼
テティス:
機神よりも恐ろしい力 って
いったい 何なのかしら?▼
ソード:
ともかく 街に入ろう……▼
MAP CLEARED
■アクラの街■
テティス:
やれやれ やっと街に入れたわね
少し休みましょうよ ソード!▼
ロジャー:
さすがに 疲れましたね……
酒場にでも行って
ゆっくり 休むことにしましょう▼
ミランダ:
外では あんな戦いがあったのに
街の雰囲気は
あまり 変わらないようですね▼
ヘンメリー:
ホントに 戦いばかりね……
いいかげん 休みが欲しいわ……▼
マウザー:
さーて 街だ!! 武器屋だ!
道具屋だ! 酒場だ!
やっぱり街は 楽しいぜ!▼
フュリス:
……イナカ者▼
アテナ:
街か……▼
こんな所で のんびりしている間にも
ルーネは どこで何をしているのか……▼
ソード:
あまり考えるな アテナ……▼
アテナ:
わかっている わかってはいるが▼
ソード:
ヤツが 連邦の将軍である限り
いつかまた 近いうちに会えるさ▼
アテナ:
そうだな……▼
エルマ:
この街 カワイイふくや
おいしそうな食べ物が
ないじゃなーい!▼
テティス:
しかたないでしょ 辺境の街なんだから▼
フュリス:
ぶーーーっ! ぶーーーっ!▼
フュリス:
うるさいわね! ブタみたいな声
いちいち 出さないでよね!▼
エルマ:
ひどーい! あたしブタじゃないのに!▼
テティス:
アンタ達 なか悪いのね……▼
リュウビ:
街か…… にぎやかだ……
なきロムルスの都を 思い出す▼
シュタイア:
また 作ればいいじゃないか リュウビ
こんどは 俺達の手で
もっとにぎやかな ロムルスの都を▼
リュウビ:
そうだな シュタイア……▼
フュリス:
……ねえ ソード
あたし 疲れちゃったわ
おなかもすいたし ノドもかわいた▼
ソード:
そう わがままを言うな▼
フュリス:
わがまま 言いたいのっ!▼
ソード:
とりあえずは 情報だな
酒場にでも 行ってみるか……▼
(酒場)
酒場の主人:
あんた達かい? 街の外にいた
連邦軍を 倒してくれたのは?▼
やぁやぁやぁ 助かったよ!
旅人も より付かなくて
商売 あがったりだったんだ!▼
何でも 言ってくれよ!
オレに出来ることなら
どんな礼でも するからさ!▼
え? とにかく情報が欲しい?▼
それなら 太古の島のジイさんが
ここらへんじゃ 何でも
良く知っているって 有名だぜ!▼
太古の島?▼
ああ 南の海にある 小さな島でな
大昔の遺跡があるんで
みんな そう呼んでいるんだ!▼
そこに住んでいる ジイさんは
何でも よく知っていて
この街で 病人が出ると……▼
みんな そのジイさんに
どうしたらいいか 聞きに行くんだ!▼
だからオレ達は お礼かわりに
その 太古の島のジイさんに
食べ物なんかを 届けているんだよ▼
あんた達に 船をかしてやろう!▼
地図にも しるしを付けてやるよ!
これで いつでも
太古の島に 行けるからさ!▼
ほんとうに すまなかったな!
ここはオルドバの近くだが
連中は どうも気にくわねえ!▼
いつも酒代を ふみ倒してたからな!
今日は やつらがやられて
ひさしぶりに スカッとしたよ!▼
いくら強い軍隊でも 市民を
大切にしなけりゃ
ただの ヤバン人どもだからな!▼
あんた達の方が よっぽど
りっぱな軍人に 見えるぜ!▼
(情報を聞く)
情報屋:
南エウロペア大陸の 南端にある
廃墟の街には 行ってみたかい?▼
そこに立つ石の柱には 古代の文字が
きざまれている とというウワサだ▼
それに 見たことのない石板が
街の真ん中に 立っているとも……▼
ただし あそこは死者の住む街だ
帰ってこれなくても
あいにく せきにんは持てないがね▼
情報屋:
連邦の王都では 機神をも上回る
とてつもない兵器が 間もなく
目をさますという 評判だぜ▼
しかし そんな兵器が目ざめたら
この世界そのものを
ブッ壊すんじゃねえのかなぁ……?▼
情報屋:
聞いて驚くなよ 連邦軍の
魔将オルトルートが
反乱軍の連中に 倒されたそうだ!▼
え? あんたらが その反乱軍?▼
はい
いいえ
(いいえ)
情報屋:
だろうな! 反乱軍の連中が
こんな 連邦の王都の近くを
ウロウロしてるわけ ないだろう!▼
情報屋:
王都の入り口にある 暗黒のカベ?
ああ あれは古代文明の力を使った
どんな攻撃もはじく 結界らしいぜ▼
何でも あの結界を消せるのは
結界をはった本人と 神の作った
報酬の剣だけ……というウワサだ▼