バウンティソード・ファースト/剣の岬

Last-modified: 2019-10-07 (月) 14:19:34

 ☆SCENARIO22:The Cape 剣の岬☆

 ■マップ■

(エリア情報・剣の岬)

テティス:
ここは 剣の岬よ▼
ここから 火山島へ渡れるって
話だけど…
船はあるのかしら▼

(エリアに入る)

剣のように突きだした 小さな岬
ここから 東の海にうかぶ
辺境の火山島へと 渡れるはずだ

だが それも平和だったときのこと
戦争は 日常の全てを
あとかたもなく 壊してしまう……

(サブタイトル)

The Cape
剣の岬

 ■クエスト■

テティス:
何もない場所ね……▼

ソード:
ともかく 行ってみよう▼

バアさん:
ここから 火山島に 渡れるよ
じゃが わしは 船を持っておらん
となりの家で 聞いてみるんじゃな▼

若い村人:
悪いが 帰ってくれないか……▼
船は出せんよ 連邦のやつらが
そう命令した オレだって
まだまだ 命がおしいからな……▼

テティス:
しかたないわね ソード▼

ソード:
ああ……

バアさん:
……そういや となりの家の 男は
パドヴァ地方に住む 娘に
ちょっかいを 出しておったが……▼
その後 どうなったんじゃろうなぁ……▼

テティス:
ソード もしかしたら
その パドヴァ地方の娘さんから
あの 船乗りにたのんでもらえば!▼

ソード:
パドヴァ地方か……
よし さっそく 行ってみよう▼

バアさん:
しかし この戦乱じゃ……
会いしあう者どうしが いつ
引きさかれるか わからぬ……▼
となりの男と パドヴァの娘は
それを恐れているから
結婚 せんのかのぉ……▼

(パドヴァ地方に移動)

 ■マップ■

(エリア情報・パドヴァ地方)

テティス:
ここは パドヴァ地方よ▼
そういえば ここには
民家が あったみたいだけど……▼

 ■クエスト■

エルマ:
いやーん! やっだー!
何か すんごいカッコいい男ー!▼

ソード:
な……?▼

エルマ:
ンもぅ 決めちゃった! 私
あなたの仲間になるってゆーの?
パーティー? それになるわーーー!▼

ソード:
お おい……?▼

エルマ:
そう それで ステキな仲間から
いつしか二人は ステキな恋人に
そんでもって ステキな花よめに!▼
いやーーーーーーーーーーん!▼

ソード:
だから……▼
おいテティス どういうことだ?▼

テティス:
あ あたしにも わかんない……▼

フュリス:
な 何なの? このカルい女は……?▼

エルマ:
あたしぃ エルマってゆーの!
キュートで ちょっぴりセクシーな
魔法使いちゃんよ! よろピくね!▼
ちなみに年はぁ ピチピチの15才
身長は158センチ!
んで スリーサイズと体重はぁ!▼
ヒ・ミ・ツ!▼

ソード:
やれやれだ……▼

パドヴァの少女:
こんにちは 旅の方……▼
火山島に行かれたいのですか……?▼
わかりました 剣の岬の あの人に
私からの紹介状を お書きしましょう▼
あの人に もう少し勇気があれば
私を むかえに
来てくれるのでしょうけど……▼
言い出す勇気と いうものは
時に 魔物に立ち向かうより
持ちにくいのかも 知れませんね……▼

テティス:
やったわね ソード
この紹介状さえ あれば!▼

ソード:
ああ さっそく 剣の岬にもどろう▼

パドヴァの少女:
また お会いしましたね 旅の方……▼
私はここで あの人を待ち続けます……▼
信じて 待ち続けるのも
また勇気だと 思いますから……▼

(剣の岬に移動)

 ■マップ■

(エリア情報・剣の岬)

テティス:
ここは 剣の岬▼
ここでは…… たしか……
あれ? えーと……
……何があったんだっけ?▼
……わ 笑わないでよぉ!
私だって たまにボケることもあるわ!▼

 ■クエスト■

若い村人:
……そいつは パドヴァの子からの
紹介状 じゃないか!?▼
……うむ いいだろう
連邦に秘密で 船を出してやる!▼
……あの子の 頼みは
さすがに ことわれんよ!▼
さあ すぐに行こう!
連邦軍に 見つからないようにな!▼

(船上)

テティス:
……いよいよ 火山島ね▼

ソード:
ああ▼

テティス:
でも ここに来るまでに
戦争にまき込まれた たくさんの
村や街を 見てきたわね……▼
ねぇ フュリス あなたは
こんな街を 増やしたくないから
反乱軍に 参加したのね……?▼
自分の 実の父でもある
連邦の皇帝を 裏切ってまで……▼

フュリス:
何にも わかってないのね……▼

テティス:
え?▼

フュリス:
人が どこで のたれ死のうが
家を燃やされて 焼け死のうが
あたしには どうでも いいのよ▼
一つの国が ほろんで それが何なの?
地図の上から 小さな地名が
一つ消えて なくなるだけじゃない▼
そんなの ありもしない 作り話と
どこが どう違うっていうの?▼
でも 子どものころから
親しくしてた 衛兵が
ある日 どこかに いなくなる▼
遊びなれた きれいな庭が
みにくい 武器のおかれた
アブラくさい 場所になってしまう▼
それに それにね もう帰れないわ
だって やかれた村を
私はもう たくさん 見たんだもの▼
見た物は 決して 忘れられない▼
見た物は おとぎ話から
真実に 変わっちゃうわ!▼
私がイヤなの! 私が見たくないの!
イヤだから 気持ち悪いから!▼
父を殺して それが終わるなら
その方が よっぽど ましなのよ▼

テティス:
自分勝手なのね……▼

フュリス:
そうよ それの どこが悪いの?▼

ソード:
……島まで まだ少しかかる
二人とも 少し休んでおけ▼

テティス:
はーい!▼

フュリス:
……そうね▼