バウンティソード・ファースト/十年の果てに

Last-modified: 2019-10-07 (月) 14:26:12

 ☆SCENARIO48:Recollections 十年の果てに☆

 ■法廷・10年前■

将軍:
これは 明らかな軍規違反だ!▼
第225高地での戦闘において
第17独立騎団は 死守命令を無視
独断で 本隊のもとへ向かった!▼
それが敵に 本隊の場所を教え
今回の 大敗北をまねいたのだ!▼
この責任を 誰がとるのか!?▼

参謀長:
アジャックス一等騎佐 そして
ダニエル二等騎佐は 第225高地で
戦死……となっているようだが……▼

記録官:
敵前逃亡の 疑いもあります
軍本部での 戦死がたしかめられたのは
ノルン二等魔導官 ただ一人です▼

参謀長:
軍本部に 連絡を取りに向かっていた
マクベス上等僧官は
この件に関し すでに無罪となっている▼

将軍:
ならば 罪は明白だ!▼

記録官:
同じ地にいた 第8軍からの情報も
ソード一等騎佐の
独断での行動を 裏付けています▼
本国への 独断での脱出行▼
無敵をうたわれた 第17独立騎団
今回の彼らの行動は
他の将兵への 士気にかかわります▼

参謀長:
ソード一等騎佐!▼
何か 言いたいことはあるか!▼

ソード:
…………▼
もう どうでもいいさ……▼
…………▼

参謀長:
王立陸軍の 決定を下す!▼
本来ならば 呪殺刑の所ではあるが……▼
これまでの 第17独立騎団のこうせき
また マクベス上等僧官の
必死の 助命の願いを聞き入れ……▼
軍での立場を 全て消しさり
王立陸軍を 追放することとする!▼

将軍:
ふん! ずいぶんと 手ぬるい!▼
しかし 味方殺しの ソード
その悪名は ラインメタル騎士団 いや
全軍に 長く伝えられるだろうよ!▼

ソード:
…………▼
オレは……負けた……▼
…………▼
だが 誰に負けたんだ?▼
オレは……▼

 ■暗黒の壁■
テティス:
ソード!▼
ねぇ ソードったら!▼

ソード:
どうした テティス?▼

テティス:
何 ぼーっとしているの!?▼
フュリスは 今ごろ 連邦の王都よ▼
これから私達 どうするの!?▼

ソード:
もちろん やることは一つだ▼
ふたたび オルドバ王都に向かう!▼
そして このバウンティソードで
邪悪のカベを 切り開き
フュリスを 助けに行くのさ……▼

ロジャー:
行きましょう! ソードさん!
連邦の王都は 私達反乱軍の
最後の 戦いの場でもあります!▼

ヘンメリー:
やれやれ またしても
楽しい休みは おあずけね……▼

マウザー:
よっしゃ いいだろう!
オレの拳で
この戦い 終わらせてみせるぜ!▼

ミランダ:
私達も おともさせて下さい!▼

アテナ:
行こう ソード!
人々をふみにじる 悪しき連邦
それを くだく時が来たのだ!▼

コルツ:
しかたないな のりかかった船だ
連邦の王都だろうが 地獄の底だろうが
どこまでも お前に付いていくぜ!▼

ロブン:
敵を倒すには その中心をたたく
なるほど 戦術的には
王都へ向かうのが 正しいですな▼

ルーネ:
お前達の 敵だった私だが……▼
この戦いは ともに生かせてくれ!
これまでの自分に 決着をつけるため
新たな気持ちで 戦いにいどもう!▼

ソード:
すまんな みんな……▼
みんなの命 オレにくれ……▼

テティス:
さあ 行きましょう! 連邦の王都へ!▼

ソード:
この向こうに 連邦の王都がある▼
そこに フュリスも……▼
神がたくした 報奨の剣
この バウンティソードが
闇の力を 切り裂くのなら……▼
…………▼
今こそ その力をしめすがいい
わが手の中で きらめく
報奨の剣 バウンティソードよ▼
行っけぇぇぇぇーーーーーーっ!▼

(ソードがセイバーソニック)

テティス:
邪悪のカベが 消えていく?▼
これが バウンティソードの力……?▼
邪悪のカベが 完全に消えたわ!▼

ソード:
これが バウンティソードの力か
黄道十二神の力をたばねた
神からあたえられし 報奨の剣……▼
これが……▼
バウンティソード……▼

マウザー:
おい やったじゃないか!▼

ミランダ:
フュリスさまを 取り戻して
皇帝の もくろみをつぶせば
この戦いも 終わりになります!▼

ファウスト:
さすがは 神のあたえし 報奨の剣
あの結界を たったの一撃で
切りさくことが 出来るとは……▼

シュタイア:
後は 王都への道を進むだけだ!
そうだ 全ての災いの 中心へ!▼

ロジャー:
やりましたね ソードさん!
われらの進む道が 切り開かれました!▼

ミランダ:
長かったわね ロジャー!▼

ロジャー:
そうだね ミランダ……▼
最初は追っ手を逃れ 敗走を続けた
それが 今 神の力を手に
ぼくらは ここに帰ってきたんだ!▼
旅立ちの地であり 最後の目的地
神祖連邦の 王都に続く道へ!▼

ロブン:
ふむ…… 闇の力と 光の力は
ともに反発しあい
打ち消し合うようですな……▼
さすれば そのバウンティソード
機神などにも 強力な
攻撃力を 発揮するはずですな……▼

ルーネ:
なつかしいと言ったら おかしいな▼
今の私は 反乱軍の騎士……
生まれ変わった 新たな気持ちで
みなとともに 王都への道を進もうぞ!▼

アテナ:
姉さん 何だか 昔を思い出すわね
小さいけど 愛すべき祖国を守るべく
大敵に立ち向かっていた あのころ▼

ルーネ:
そうだな…… そうだった……▼
すまなかったな アテナ
お前がいてくれねば 私はあのまま
元の道に もどれぬ所だった……▼

アテナ:
いいえ お姉さん
あやまるのは
この戦いが 終わってからよ▼

ルーネ:
よし 行こうか!▼

アテナ:
ええ!▼

リュウビ:
わが技の きらめき
今こそ 連邦のヤツらに……▼

シュタイア:
やってやろうぜ リュウビ!▼
今は たった二人のロムルス軍だが
オレ達の後ろには
何万 何十万の 仲間がついている!▼

リュウビ:
いかにも!▼

シュタイア:
そして オレの妹もな……▼

リュウビ:
ロシィどのか……▼

エルマ:
ここまで来たら 超ヤケだわよっ!
連邦の男どもなんて
一人残らず やっつけちゃうから!▼

マウザー:
おいおい あんまり 無理すんなよ!▼

エルマ:
いいのっ! 男なんて 男なんて!
でも…… 連邦の兵士が
いい男ばかりだったら どうしよう?▼
いやーん! 戦場にさく 愛の花!
何だか ロマンチックーみたいなー!▼

テティス:
何だか イッちゃってるわね……▼

マウザー:
ま しかたないさ
このネエちゃんのビョーキは
どうやら 一生 直らないようだ▼

テティス:
さあ ソード!
みんなが あなたの声を待ってるわ!▼

ソード:
よし……▼

(セイバーソニックのかまえ)

ソード:
よし! われわれ反乱軍は
これより 王都オルドバへと
進撃を開始する! いいな!?▼

ロジャー:
はい!▼

ミランダ:
わかりました!▼

コルツ:
しょうがねえ!▼

ヘンメリー:
はいはい▼

マウザー:
よっしゃ!▼

ロブン:
まいりますかな▼

ファウスト:
では 行きましょうか▼

アテナ:
はい!▼

エルマ:
おっけーぴょーん!▼

シュタイア:
おう!▼

ツキカゲ:
ククク…… いいぜ……▼

リリン:
あ……▼

リュウビ:
む!▼

ルーネ:
よし!▼

テティス:
行きましょう ソード▼

ソード:
待っていろ フュリス……▼