☆SCENARIO32:Long Good Bye... 南海の花束☆
■マップ■
(エリア情報・紅の海)
テティス:
ここは 紅の海▼
ミランダの 婚約者が 海に毒を…▼
彼女のためにも なんとしても
その婚約者を 止めないとね!▼
(エリアに入る)
自らの恋人と 戦場であいまみえる
そのミランダの決意を オレは
止めることが 出来なかった
なぜならオレも かつて戦場で
友と 殺し合いをえんじた身だからだ
さだめか……
それは 自らの父を討ちたいという
フュリスの名の下に集った
オレ達反乱軍に かせられた……
(サブタイトル)
Long God Bye...
南海の花束
■戦闘■
キャリバン:
やはり来たな……▼
ゴーシュ隊長も ずいぶんと甘いな
最後の最後で かつての部下に
この地の秘密を 教えるとは……▼
しかし ちょうど良い
この海を きさまら反乱軍の血で
炎よりも赤く そめてやろう……▼
ミランダ:
……ひさしぶりね キャリバン▼
キャリバン:
……そうだな ミランダ▼
ミランダ:
あなたは昔から 僧侶の白い力を
別のことに使えないかと
ずっと こころみていたわね……▼
僧侶の力は 人に命を与える技
ほんの少しだけ 別の力をくわえれば
人の命を 奪いさる技が出来る▼
それが 海を毒に変える技ね▼
キャリバン:
言葉は いつも無意味な物だ
何も言わずに 戦え ミランダ
君は そのために来たんだろう?▼
新たな術は すでに完成しつつある
間もなく南の海は 毒に変わるだろう
私を殺さねば それを 止められぬ▼
ロジャー:
キャリバン! きさま 心までも
連邦に 売り渡したのか!?▼
キャリバン:
ロジャー 私は知ってしまったんだ▼
大僧侶だった私の父が 自らの命を
なげうってまで
傷ついた 多くの兵を救っても▼
見ろ! 愚かな人間どもは
なお 戦いをくり返し
命をむだに 失っていくだけだ!▼
私は 知ってしまったんだ……
命などという物は くだらない
戦いだけを 生み出す物だとね……▼
ロジャー:
く……▼
ミランダ:
それは違うわ キャリバン!▼
キャリバン:
何が違うと いうのだね?▼
ミランダ:
そう 言葉は無意味なものだわ……▼
だから あなたを討ちます!
神の名のもとに あなたを
この私の手で 討ってみせます!▼
ソード:
よし! みな 剣を取れ!▼
BATTLE START
(キャリバンを倒す)
キャリバン:
くく……赤いな……血は……▼
これが……全ての命の源
……海の水と……同じ……
命の……水……それが……血……▼
ミランダ:
だからよ キャリバン……▼
人は死ぬわ 赤い血を流して
でも また新しい命は生まれ出る
命はめぐる物 決してとぎれない……▼
たとえ戦場であっても 生まれる命を
おしとどめる事は できない……▼
あなたのお父様は それを知っていた
自分の一つの命が失われても
百の命が救えれば それで良しと▼
それは 神の力をあずかる
僧侶にしか 出来ないことだから……▼
キャリバン:
……そうか……そうなのだな……
ミランダ……君は……わが父と
……同じ高みに……立っている▼
ロジャー:
とどめがいるか? キャリバン?▼
キャリバン:
いや……もう行くさ……▼
ロジャー……ミランダを……頼むぞ▼
私は……海に……帰る……
……全ての……命の
ふるさと……大いなる……海へと▼
MAP CLEARED
こうして 戦いは終わった……
血にそまった 赤い海は
まるで 花束のようにも見える
それは 誰のための花束なのか?
■マップ■
(エリア情報・紅の海)
テティス:
ここは 紅の海▼
……ミランダ……
あれでよかったのかしら……▼
でも……
ああするしか……▼
■クエスト■
海のジイさん:
また 海が静かになったのぅ……▼
連邦軍も 反乱軍も
海を見てくらす わしらには
何の関係も ない話じゃて……▼
海のジイさん:
ここから ずっと南に行けば
メッシーナの街が あるはずじゃ▼
じゃが その前に けわしい谷を
こえねば ならんがのぅ……▼
海のジイさん:
この大陸のどこかには 龍の巣という
隠された地が あるそうじゃ……▼
もっとも この海ぞいの道からは
どうやっても行けん
砂漠を 越えていかんことにはな▼
海のジイさん:
さて 波の音でも聞きながら
また少し 寝るとするかい……▼