☆SCENARIO38:The Valley 忘れられた谷☆
■マップ■
(エリア情報・メッシーナの街)
テティス:
ここは メッシーナの街▼
連邦へ近づいてきて
敵の攻撃も 激しくなるわ▼
十分に 補給しておかなきゃね▼
(エリアに入る)
■メッシーナの街■
テティス:
ここが メッシーナの街かぁ
でも 連邦の王都に近いのに
何だか 雰囲気は明るいわね?▼
フュリス:
この街は 昔からオルドバと
商品の取り引きを 行っていたわ▼
だから今回の戦争でも 連邦に
上手く取りいって 中立の
商業都市として やって行けてるの▼
テティス:
ふーーーーーーん▼
フュリス:
……なつかしいわ 昔はよく
この街に 買い物に来たりした▼
ないしょで おかしを買い食いしたり
お母さまの古いドレスを
私に会うよう したて直したり……▼
けど それも昔の話ね……▼
すごく昔の話……▼
テティス:
……泣いてるの? フュリス?▼
フュリス:
……そ そんなわけ ないでしょ!
いちいち うるさいのよ!
ムシみたいな体して 生意気に!▼
テティス:
ムシじゃなくて 妖精さんよっ!▼
ソード:
ま テティスも フュリスも
そのへんに しておくんだな▼
……フュリス 戦いが終われば
いくらでも 買い物に来れるさ▼
フュリス:
ふん! 関係ないでしょ!▼
ソード:
……やれやれ▼
ヤサ男:
……おっ あんたら軍人さんだろ?
どうだい? たまには
女の子と 遊んでいかないか?▼
うちの店は かわいい子ぞろいだ!
下は11から 上は43まで
好きな子と 心ゆくまで遊べるぜ▼
エルマ:
あーーーーっ! あ あ あ!
ちょっとアンターーーーっ!
とうとう 見つけたわよーーーっ!▼
ヤサ男:
ん? お前 まさかエルマか?
な 何で こんな所にいるんだよ!?▼
エルマ:
そんなこと どうだっていいでしょ!
今度こそ 逃がさないんだからっ!▼
ヤサ男:
おい! ちょっと待て! おい!▼
エルマ:
逃がさないわよーーっ!▼
テティス:
………………▼
な 何だったの 今の?▼
ソード:
わからん……な……▼
テティス:
行っちゃったよ? エルマ?▼
ソード:
ほっておこう 街から
出ることは ないだろうさ……▼
(酒場)
エルマ:
あらぁぁン ソード!
おーーそかったじゃナーーい!
アタシもぅ メロメロってカンジ?▼
テティス:
エルマ どこ行ったと思ったら
ああああ こんなに
酒ビン開けちゃって もう!▼
エルマ:
ンもぉぉ 酒にでもよわなきゃ
こぉーーーんな世の中
やーーってらんないってのよ!▼
ソード:
もう いいのか?▼
イイも何も ちょっとぉ
こんな話 あるってのォ?
聞きなさいよ ソード!▼
あんの男が 必ず名を上げて
キミをむかえに行くから……って
そのセリフを 信じてたのにさァ▼
魔法薬とかを せっせと売って
ためこんだお金を 渡してみれば
……って ちょっと聞いてる?▼
聞いてるさ
いいや
(聞いてるさ)
ソード:
ああ 聞いてるさ……▼
エルマ:
まぁイイわ…… そんでさァ
お金を渡したのよ 2000Gばかし
そしたら そしたらよぉ!?▼
別の女に みついでたじゃない!
それも アタシよりブスによ!
なーんで こうなっちゃうワケぇ?▼
あーあ もうイイんだ アタシ
ずーっと だまされっぱなし
バッカみたい あの男だけじゃないの▼
ずーっと昔から もう
何人もの男に だまされて……▼
テティス:
それなのに まだ男の人を
すぐスキになっちゃうの
あんた 直ってないじゃない?▼
エルマ:
誰かを スキにならないと
こんな世の中 じぇーんじぇん
やってられない……っしょーが!▼
ねぇ ソード……▼
キスしない?▼
よし
やめておこう
(やめておこう)
ソード:
いや やめておこう……▼
フュリス:
あら? 私がいるからって
えんりょしなくて いいのよ?▼
ソード:
そういうワケじゃ ないさ▼
エルマ:
そうよね…… アタシなんか……
ぜんぜん みりょくのない
女なんだ…… そうよね……▼
ぐし……ぐしぐしぐし……▼
テティス:
泣きじょうご……なのかしら?▼
フュリス:
もういいわっ! それより
買い物を すませないとねっ!▼
ソード:
やれやれ おこらせたかな?▼
テティス:
……もぅ ソードったら
あいかわらず 女の子のキモチが
ちっとも わかってないのね……▼
ソード:
エルマは どうした?▼
テティス:
あらら? ねちゃってる?
お酒の のみすぎよね……▼
ソード:
しかし 人さわがせな子だ▼
テティス:
でも 気持ちはわかるわ……
それに ウソをつくより
つかれる人の方が 私は好きよ▼
きっとエルマは みんなと同じように
幸せに なりたいだけなのよ……▼
(情報を聞く)
情報屋:
ここは自由の国メッシーナだ!
どんな情報も 手に入るよ!▼
皇帝は 掘りおこした古代の超兵器
機神……とかいうのを
最強四将軍に かし与えたらしいぜ▼
あの四将軍が 古代の超兵器を
手にしたとなりゃ
まさしく オニに金ボウだよな!▼
ん? 最強四将軍の動向か?▼
ウワサによれば 猛将レオパードは
北のラインメタル攻略を
密かに 進めているらしいぜ!▼
魔将オルトルートは この大陸の
あちこちで 機神の
実戦テストを やっているらしい!▼
闘将ダークロードは よく判らない
王都の守りについている
というウワサもあるんだが……▼
知将ルーネ! こいつは ついに
反乱軍の討伐を 命じられたらしい!▼
反乱軍が どこにいるのか知らないが
あのルーネが 乗り出したんだ!
その命運も 長くはないだろうな!▼
古代神族が作ったという 機神だが
オレ達人間の手では
1割の力も 引き出せないらしい▼
もっとも 機神が本当の力を出せば
この南エウロペア大陸も
一瞬で 吹っ飛んじまうらしいぜ!▼
ところがだ! そんな強力な機神も
まだまだ 連邦の隠している力の
ほんの一部 ……ってウワサだぜ!▼
だから皇帝は ほとんどの機神を
四将軍に かし与えたんだろうな!▼
本当の秘密兵器は 皇帝だけが
知っている……ってことだろうな!▼
機神は全部で 12体いるらしい!
そいつらは 掘り出された順に
1号 2号って 呼ばれてるんだ!▼
ようするに 連邦の人間が
てきとうに付けた 呼び名らしいぜ
本当の名前は 誰も知らないさ!▼
ここから北に進むと まず小さな谷
そこをさらに南に進めば
絶望の谷と呼ばれる 谷がある▼
そして その谷を越えれば
神祖連邦オルドバの中心
オルドバ王国の 王都があるんだ!▼
情報屋:
お客さん ちょうどいいところに来たよ
めずらしいものが手に入ったんだ
鳴らずのリュートさ▼
こんなすばらしい細工があるのに
どんな名手にも あつかえない
音のでない 不思議なリュートさ▼
こっとうひん としては
すごい価値があるものだけど
きょうは 3000Gでいいよ▼
あんたなら いつかこのリュートを
鳴らす日が来る そんな気がするんだ
買って行かないかい?▼
買っていく
買わない
(買っていく)
情報屋:
ありがとう ございました▼
■キャンプ■
ソード:
いよいよ 連邦の王都が近づいたな▼
テティス:
……行くしか ないわよね!?▼
ソード:
ああ うかいするルートもない
どのみち ここは連邦の拠点
オルドバへと ひたすら進撃するだけだ▼
ロジャー:
さすがに 緊張しますね……▼
リュウビ:
……む 中央突破か▼
ミランダ:
私たちには 神の導きがあります
必ずや 連邦の王都へ
敵の中心へと たどり着けるでしょう▼
シュタイア:
くそっ ここまで来ていながら
まだ妹のカタキは 見つからない……
どこだ? いったい どこにいる?▼
コルツ:
しかし 成り行きとは言え
ずいぶん遠くまで 来たもんだ▼
マウザー:
オケアノスの山しか 知らなかった
このオレだが この旅は
本当に 波乱に満ちているぜ!▼
ロブン:
間もなく 連邦の王都ですか
さて どんな超兵器が見れるのか▼
ヘンメリー:
今ごろラインメタルは
どうなって いることやら……▼
アテナ:
連邦の王都か…… いまだ会えぬ
わが姉ルーネは いったい
どこで剣を ふるっているのか……▼
リリン:
……………………▼
テティス:
おかしな話だけど フュリスには
さと帰り……に なるのよね?▼
フュリス:
バカ言わないで あんな所
ふるさとでも 何でもないわ!▼
これは 復讐なのよ▼
テティス:
……え?▼
フュリス:
父であることを忘れ
人であることすらも忘れた
それが 連邦の皇帝エリュシオン▼
でも 忘れることは 時に罪よ▼
その罪のつぐないを してもらうの
これは私や 私の母の名にかけた
皇帝に対する 復讐なのよ▼
テティス:
実の父への 復讐か……▼
ソード:
もう 今夜は休もう……▼
■マップ■
(エリア情報・ 忘れられた谷)
テティス:
ここは 忘れられた谷と
呼ばれているわ▼
細い入り組んだ道が多いから
遠距離攻撃できる 仲間が
いると 心強いわね▼
(エリアに入る)
アトラス山脈の南
そこには 小さな谷があった
連邦の王都からは 近いが
そのけわしい山の合間にあるため
近づく者は 誰もいないという
ここは 人々に 忘れられた谷だ
(サブタイトル)
The Vally
忘れられた谷
■戦闘■
テティス:
大変よ ソード!
谷の小屋が 巨人に襲われてる!▼
ミランダ:
助けてあげましょう!▼
マウザー:
巨人かよ! ちょうどいい!
オレと 力比べでもするか!▼
アテナ:
このまま 見すごすのは
私の主義に 反しますね……▼
ソード:
よし 助けるぞ!▼
BATTLE START
(敵全滅)
テティス:
ふう…… 見かけのわりには
大したこと なかったわね?▼
(知将ルーネが現れる)
テティス:
待って ソード あれ!?▼
ソード:
何者だ?▼
テティス:
……女だわ? 女の人みたい!?▼
アテナ:
……まさか!? あ あれは!?▼
ルーネ! わが姉ルーネか!?▼
知将ルーネ:
ほほぅ このあたりの反乱分子を
そうじした帰りに ウワサの
反乱軍に 出会えるとはな……▼
私は 連邦軍・最強四将軍の一人
人よんで 知将ルーネという……▼
ミランダ:
あれが……知将ルーネ……
連邦の兵士でも めったに
姿を見れない 幻の女将軍……▼
ソード:
で その知将が 何の用だ?
オレ達と 一戦まじえる気か?▼
知将ルーネ:
そう あせるな……
いずれ 戦うこともあろう……▼
今日の所は あいさつ……とでも
言っておけば いいのかな?▼
ソード:
なるほど……な▼
アテナ:
待つがいい! ルーネ!
実の妹を忘れたとは 言わさんぞ!▼
知将ルーネ:
ふふ 昔と変わらぬな アテナ▼
お前はいつも そうやって
わんわんと 泣き叫んでいた
いつも 私の影に隠れてな……▼
あれから 少しは強くなったかな?▼
アテナ:
泣いているだと? 私がか!?
ふざけたことを言うな!
戦え! この私と 戦うがいい!▼
自分の国を見捨て 連邦に走った!
そんな女を この私は
見すごすわけには いかない!▼
知将ルーネ:
純真な 少女のようなセリフだ▼
だが それでは生きてはいけん
少しは 男にでも抱かれて
世の中の表と裏を 学ぶのだな▼
アテナ:
待て! 待つのだ!▼
ルーネ:
近いうちに また会えるだろう
それまで 命はあずけておく……▼
(知将ルーネが撤退)
テティス:
……そ そうだ それより
小屋の住人は 無事かしら?▼
MAP CLEARED
連邦の女将軍 その名は ルーネ
これで 最強四将軍の全員と
オレ達は 出会ったことになる……
これは より激しくなる
戦いの予感なのだろうか……?
■マップ■
(エリア情報・忘れられた谷)
テティス:
ここで ルーネに初めてあったのよね▼
ここには 民家があったわ
情報は 集めたんだっけ?▼
■クエスト■
(黄道12神の石板)
テティス:
見て ソード!
ここにも 黄道12神の石板が!▼
(石板が大神ゼウスに変わる)
大神ゼウス:
われは 黄道十二神の一人
射手座の指輪にやどる
大神 ゼウスなり……▼
なんじを 神の代理人とみとめる▼
12の指輪を 一つに束ねよ
さすれば わが一族は なんじに
真なる力を さずけるであろう……▼
今 なんじが持ちし 指輪は……▼
牡羊座の指輪
牡牛座の指輪
獅子座の指輪▼
乙女座の指輪
天秤座の指輪
山羊座の指輪▼
魚座の指輪▼
いまだ 残る 指輪は……▼
双子座の指輪
蟹座の指輪
蠍座の指輪▼
水瓶座の指輪▼
修正せよ わが力を束ね
この世の流れを 修正せよ▼
わが名は 大神 ゼウス……
今こそ 太古の契約を果たす時▼
われが宿りし 射手座の指輪と
同じ星の下に生まれた者には
わが力を かしあたえるであろう▼
わが名は 大神 ゼウス……▼
(大神ゼウスが消える)
村人:
今 見ていたのですが あなた方は
あの石板を指輪にして
集めて いらっしゃるのですか?▼
……たしかラインメタル北端の
封印の墓所にも
同じような石板が ありましたよ▼
封印の墓所は 閉ざされた地
私達 墓守りの一族でなければ
足を 踏み入れられぬ地ですが……▼
助けていただいた おれいです
あなた方に 封印の墓所への
行き方を 教えてさし上げましょう▼
テティス:
これで 封印の墓所に
いけるわね ソード!▼
ソード:
ああ…… そうだな……▼
村人:
先ほどは ありがとうございました
それにしても 最近は
どこも物騒で こまった物です……▼