バウンティソード・ファースト/殺人者達

　☆SCENARIO44:Thrilled 殺人者達☆

　■マップ■

（エリア情報・封印の墓所）

テティス：
ここは　封印の墓所▼
墓守の　一族じゃないと
この場所は　教えて
もらえないんですって▼
十二神の　石像が　あるらしいわ
行ってみましょうよ▼

（エリアに入る）

時代も定かでない　はるかな昔から
辺境の王族が　密かにうめられてきた
ラインメタルの北端　封印の墓所……

そこに　黄道１２神の石板がある

そんな情報を　手に入れたオレ達は
はるばる　なつかしき
ラインメタルへと戻って来た……

（サブタイトル）

Ｔｈｒｉｌｌｅｄ
殺人者達

　■戦闘■

テティス：
ここが　封印の墓所か……
でも本当に　お墓ばかりの場所ね▼

（アカツキが現れる）

アカツキ：
いかにも　そして間もなく
お前達の墓が　ふえるのさ……▼

ソード：
……何者だ！？▼

アカツキ：
命は　つかの間の幻……
人生は　苦しき永遠の夢……▼
死によって　人を救う
それが　わが使命なり
死のニンジャ　アカツキ参上！▼

テティス：
まさか　待ち伏せされていたの！？▼

リュウビ：
……その名　聞いたことがある▼

アテナ：
くっ！　いったい　何人殺したのか？
あの者の体から
血のにおいが　ただよって来る！▼

ツキカゲ：
死のニンジャ　アカツキか……
クク……　ずいぶん　ひさしぶりだ▼

アカツキ：
こっちのセリフだ　ツキカゲ
かつて　お前とは　たがいに
殺した数を　きそい合った物だが……▼
反乱軍に　雇われていようとは
殺しのプロフェッショナル
ニンジャとしての使命　忘れたか？▼

ツキカゲ：
ククク……　忘れちゃいない▼
だが　連邦にいるよりはな
反乱軍にいた方が　殺しがいがある
ククク　ま　それだけの話さ……▼

アカツキ：
ぬかせ！　殺しの楽しみを忘れ
くだらぬ正義感に　目覚めたか？▼

ツキカゲ：
……まさかな　強き者と戦い
死と殺しのスリルを　共に味わう
オレは　忘れちゃいないさ……▼

アカツキ：
その言葉に　ウソはないな？▼

ツキカゲ：
……くどいぜ▼

アカツキ：
ならば　死線スレスレの恐怖と
身もだえするような　喜び
お前に　あじ合わせてやろう！▼

ツキカゲ：
クク……　そいつは楽しみだ……▼

アカツキ：
生をそぎ取り　命をむしばむ！
殺しの機械よ！　時計じかけの死神よ！
わが呼びかけに　今こそ来たれッ！▼
……その名も　機神９号！▼

ソード：
機神……９号だと！？
では　このニンジャも
やはり　連邦の手の者か！？▼

アカツキ：
……いかにも！　連邦から
キサマらを　みな殺しにするため
この悪魔の機械を　かり受けた！▼

（機神９号が現れる）

ソード：
これが　機神９号か……▼

ツキカゲ：
やれやれ　かん違いだな　アカツキ▼

アカツキ：
何だと？　どういうことだ？▼

ツキカゲ：
クク　機械などに　たよるとは
自らの身を　殺人機械と化す
ニンジャの風上にも　おけぬな……▼

アカツキ：
だまれ！　だまれ！　だまれ！▼
オレは　殺人機械である　機神の力に
心の底から　ほれこんだのだ！
そして今　こいつは　オレの手足！▼
すなわち　俺の体の一部よ！▼

ツキカゲ：
……クク　そうかい？　オレには
お前が　機神の手足に見えて
しかたないぜ……　ククク……▼

アカツキ：
へらず口は　この機神９号の
死の力を見てから　言うのだな▼

テティス：
いったい　どんな力を持っているの？▼

アカツキ：
行け　機神９号！　お前の持つ
命を削る力　見せてやるがいい！▼

（アカツキが消える）

ソード：
ちっ　敵の力は判らないが
やるしか　なさそうだな……▼

ＢＡＴＴＬＥ　ＳＴＡＲＴ

（機神９号が生体破壊システム）

ソード：
……む？　何だ？　これは？▼

アカツキ：
フフフ　教えてやろうか……？▼
それこそが　機神９号の能力
お前達の生命力を
少しずつ　削っていく技！▼
その名も　生体破壊システム！▼
その　攻撃を受けた者は
カウントダウンが終わるまでに
機神９号に　ダメージを与えぬかぎり▼
必ず　死ぬ！▼

エルマ：
うそぴーーーーーーーーーーっ！
いやよ！　ケッコンもせずに
あたし　死にたくないのにーっ！？▼

ツキカゲ：
……ククク　なるほど殺人機械か
しかし　あまりにも　くだらんな！▼
ただ自動的に　命を奪っては
スリルを感じるヒマもない！
殺し　殺され合う　楽しみもない！▼
……こんな物なのか？　アカツキ？
お前がもとめた　死のサスペンスとは
たかが　こんな物なのか？▼

ソード：
なるほど　やっかいな攻撃だな
だが　殺す前に殺せ
それが　この戦場の掟ならば……▼
いっきに　機神を叩くぞ！▼

（機神９号を倒す）

テティス：
やったわ　ソード！
何とか機神９号を　撃破したわね！▼

ソード：
いや　まだ残っている……▼

（アカツキが現れる）

アカツキ：
おのれ……　わが機神９号が……
いや　こうなって当たり前か
しょせんは　ただの機械人形だ……▼
だがオレも　連邦に
高い金で　雇われた身だ▼
殺しのプロとして　きっちり
仕事は　やり通させてもらう！▼

ツキカゲ：
クク……　そうでなくてはな
それでこそ　殺人のプロ
ニンジャとしての　生き方だ▼
……ソード　すまんな
ここは　オレにまかせてくれ▼
ヤツとの勝負　オレは
一騎打ちで　決着をつけたい▼

ソード：
わかった　まかせる……▼

（ツキカゲとアカツキの一騎打ち）

アカツキ：
フフフ……　何でだろうなぁ？
なぜだか　ワクワクするぜ
そうじゃないか？　ツキカゲ？▼

ツキカゲ：
クク……　もちろんさ　アカツキ▼
これが　命の駆け引きだ
殺し　殺され合う　そのスリルが
オレ達の　生きがいだからな……▼
機械なんかじゃない　人間同士だ
人間と人間の　命のぶつかり合い
しょせん人生なんて　みじかい物▼
ならば　ぎりぎりの死と　向かい合い
つかの間の生を　味わいたい
それこそ　殺し合いの　だいごみ！▼

アカツキ：
そうか……　そうだったな……▼
生きるために　殺しあう
それがオレ達　ニンジャの生き方▼

ツキカゲ：
そろそろ　行くぞ……▼

アカツキ：
ああ……　はじめよう……▼

（アカツキを倒す）

アカツキ：
ぐぉぉぉ……ぉぉぁぁっ！？
フフ……　死ぬのか？　オレが……？▼

ツキカゲ：
……そうだ　死ぬのさ　いや
誰もがいつかは死ぬ
それが　早いか　おそいかだけだ▼

アカツキ：
……ククク　そうだ　そうだよなぁ
なのに人間ってヤツは
何で　戦争を起こしたりするんだ？▼
何で　わざわざ死に急ぐんだ？
どうせ　いつかは死ぬのになぁ……▼

ツキカゲ：
みんな　かん違いしているのさ
死は　ずっと遠い物だと思ってな▼

アカツキ：
バカだよなぁ　人間ってのは……▼

ツキカゲ：
今は感じるか？　死のスリルを？▼

アカツキ：
フ……　そんな物は　なかった……
どこにも　なかったよ……
怖い　オレは死ぬのが　怖い……▼

ツキカゲ：
…………▼

アカツキ：
じゃあ……な……ツキカゲ……
一足先に……行ってる……ぜ▼
だが……最後になって……
ニンジャの生き方を……オレは……▼

（アカツキが死亡）

テティス：
勝った……わね　ソード▼

ソード：
ああ……▼
しかし　みんな戦いに疲れている
十二神の石板探しは　いったん
キャンプをはってからにしよう……▼

ＭＡＰ　ＣＬＥＡＲＥＤ

墓石が続く　封印の墓所……
ここは　いちばん死に近い場所だ

死をよぶ機械に　死を運ぶニンジャ
彼ら殺人者達は　この地に眠り
果たして　どんな夢を見るのだろう？▼

　■キャンプ■

テティス：
とにかく　まだ十二神の石板を
探し出してないわ！
休んでから　探索してみましょう！▼

フュリス：
……それにしても　アンタ
いつも元気よね　小さい体して▼

テティス：
ぶーっ！　小さいはよけいでしょ！
フュリスだって　ソードから
見れば　ずいぶん小さいじゃないのっ！▼

フュリス：
あたしは　育ちざかりなの
もっともっと　大きくなるわよ！▼

テティス：
でも　ムネは小さいままじゃない？▼

フュリス：
あ　あ　あんたねーーーーーーっ！▼

ロジャー：
さ　さて　少し休みましょうか……▼

ミランダ：
だ　だいじょうぶですよ　姫さま！▼

ヘンメリー：
テティスも　なかなか言うじゃない▼

エルマ：
え！？　いやーーーーん！
あたしのムネが　大きいですってぇ？
そんな　本当のことをーーーーっ！▼

テティス：
誰も　言っとらんわ……▼

リリン：
……………………▼

テティス：
あら　あんたも笑うこと　あんのね？▼

リリン：
……………………▼

ソード：
やれやれ……だな……▼

フュリス：
ちょっと　ソード！　あんたも
あたしが大きくなったら
すっごい美人になると　思うでしょ？▼
思うでしょ！▼

そう思うよ
どうかな……？
思わんな

（思わんな）

ソード：
あいにく　そうは思わんな……▼

フュリス：
……ずいぶん　ハッキリ言うわね▼
でも　覚えておきなさい！
１０年後に　きっと
見返してやるからね　ソード！▼

テティス：
あら？　じゃあ１０年間も
ソードと　いっしょにいたいの？▼

フュリス：
そ　そんなんじゃ　ないわよ！▼

ソード：
さて……　少し休むか……▼

　■マップ■

（エリア情報・封印の墓所）

テティス：
ここは　封印の墓所▼
アカツキっていう　ヤな奴と
戦ったところね▼
十二神の　石像は　調べたんだっけ？▼
ちょ……
ちょっと　ド忘れしただけよ！▼

　■クエスト■

（黄道１２神の石板）

テティス：
見て　ソード！
ここにも　黄道１２神の石板が！▼

（石板が天空神ウラヌスに変わる）

天空神ウラヌス：
われは　黄道十二神の一人
水瓶座の指輪にやどる
天空神　ウラヌスなり……▼
なんじを　神の代理人とみとめる▼
１２の指輪を　一つに束ねよ
さすれば　わが一族は　なんじに
真なる力を　さずけるであろう……▼
今　なんじが持ちし　指輪は……▼
牡羊座の指輪
牡牛座の指輪
双子座の指輪▼
獅子座の指輪
乙女座の指輪
天秤座の指輪▼
蠍座の指輪
射手座の指輪 山羊座の指輪▼
魚座の指輪▼
いまだ　残る　指輪は……▼
蟹座の指輪▼
修正せよ　わが力を束ね
この世の流れを　修正せよ▼
わが名は　天空神　ウラヌス……
今こそ　太古の契約を果たす時▼
われが宿りし　水瓶座の指輪と
同じ星の下に生まれた者には
わが力を　かしあたえるであろう▼
わが名は　天空神　ウラヌス……▼

（天空神ウラヌスが消える）