バウンティソード・ファースト/生き残った者の掟

Last-modified: 2019-10-07 (月) 14:22:55

 ☆SCENARIO36:Red sun 生き残ったものの掟☆

 ■マップ■

(エリア情報・灰色の大地)

テティス:
ここは 灰色の大地 と呼ばれているわ▼
岩場の多い 平原なんだけど…
とくに これといった
話は 聞かないわ▼

(エリアに入る)

終わりの見えない旅だった……
南エウロペアの地は ふところが深く
ただ 俺達を疲れさせるだけだ

そしてまた 戦いは続く……
北と南 全エウロペア大陸を巻き込んだ
あまりにも大きな 果てしない戦乱
この戦いの勝者は いったい誰なのか
生き残った者か それとも……

(サブタイトル)

Red Sun
生き残ったものの掟

 ■戦闘■

テティス:
ソード  またまた連邦軍よ!▼

ソード:
いや…… 軍服の部隊章が違う
あれは…… ロムルス軍か?▼

テティス:
ええっ!? ロムルス軍って
あの北エウロペアの 軍事大国の?▼

シュタイア:
ああ 間違いない
そして オレのふるさとだ……▼

リュウビ:
……む わが祖国ロムルスの兵が
なぜ このような地にいるのか?▼

シュタイア:
部隊章から見て 国外にいた部隊だ
俺と同じく ロムルス本国に
いなかったので 生きのびたんだろう▼

リュウビ:
……む どうしたものか▼

シュタイア:
それは 相手の出方しだいだな▼

カンウ:
聞け 反乱軍ども!▼
われわれは 神祖連邦オルドバの
世界統一の理想にひかれ
自由ロムルス軍として 立った!▼
キサマらのしている事は
オルドバの理想を ふみにじる
人の道を ふみはずした行い!▼
よって わがロムルスの名にかけて
キサマら反乱軍どもを
この地で 叩きつぶすものなり!▼

シュタイア:
わがロムルスの名にかけて……か
ずいぶんと 笑える物言いだな!▼

リュウビ:
……カンウ おぬしも ずいぶんと
サムライの道を ふみはずした物だな▼

カンウ:
まさか…… リュウビどのか?▼
わがロムルス・サムライ軍団に
その人ありと言われた
あの 寸断のリュウビどのか!?▼

リュウビ:
……今は 反乱軍のリュウビだ▼
時にカンウ 神祖連邦オルドバは
わがロムルスを滅ぼした
言わば にくむべき相手のはず……▼

カンウ:
ふン サムライは二君にまみえず
もちろん 判ってはおりますよ▼
義にしたがうも良し しかし
それだけでは 生きては行けませぬ!
まして 妻や子を かかえては!▼

リュウビ:
……だから 連邦にねがえったのか?▼

カンウ:
違う! 連邦の理想にひかれたのだ!▼

リュウビ:
……言い訳だ おぬしは義よりも
ただ生きることだけを 選んだのだ▼

カンウ:
それの どこが悪い!? しかも
反乱軍などに 雇われる
あなたに言われる すじ合いはない!▼

リュウビ:
たしかに私は 生き恥をさらしている
が 主君の仇を討つのも
また サムライの務めではないか?▼
だからこそ 反乱軍に入った▼

カンウ:
ならば あなたを斬らねばならぬ!▼

リュウビ:
……それも 良かろう▼

ソード:
やるしか……なさそうだな……▼

BATTLE START

(敵を倒す)

リュウビ:
おぬし達を 斬るのではない!
国を裏切ってまで 生きるしかない
その悲しみを オレは斬りふせる!▼

シュタイア:
くそっ! 同じロムルスの者同士が
たがいに殺し合うなんてな!
これはもはや 戦争でも何でもない!▼

リュウビ:
ただの 人殺しか…… いや
オルドバの始めた戦争が
そもそも 人を殺すためだけの物▼

シュタイア:
ならばオレは 妹の仇を殺す!
そして 連邦そのものも 殺す!▼

(さらに敵を倒す)

シュタイア:
……くそっ! お前ら
祖国を滅ぼした 連邦に組するなど
兵としての誇りを なくしたのか!?▼

リュウビ:
……シュタイア 前に出すぎるな
かつてのオレ達の戦いを 思い出せ▼

シュタイア:
ああ オレが後衛 おまえが前衛
確かにあれは 最強の布陣だった……▼

リュウビ:
……ひさびさに やるか?▼

シュタイア:
ああ! なつかしいな リュウビ!▼

(カンウにダメージを与える)

カンウ:
さすがは 寸断のリュウビ
その腕 いまだおとろえずか……▼
同じ軍同士で かなわなかった
かつての私の願い 今こそ
かなえる時が きたようだな……▼
リュウビどの! 一騎打ちを挑む!▼

受ける
受けない

(受ける)

リュウビ:
……その一騎打ち 受けよう▼

カンウ:
そうだ! それでこそサムライの道!
よかろう! では一騎打ち 参るぞ!▼

カンウ:
わが名は 五将がひとり カンウ!▼

リュウビ:
……わが名は 寸断のリュウビ▼

カンウ:
では 参るぞ!▼

(カンウを倒す)

カンウ:
う……おぉぉぉぉぉっ!?▼
……私の……負けだ……だが
くっ……な……なぜに
……とどめを……刺さぬのだ?▼
武士の……情けと……いうのか?▼

リュウビ:
10年前の大戦 覚えているか?▼
おぬしは 馬を失った敵兵に情けをかけ
馬をのりかえる間 わざわざ
戦いをやめ 待っていた事があった▼

カンウ:
……そんなことも……あったか……▼

リュウビ:
情けを持つ者には 情けで答える
それこそが 真のサムライたるもの▼

カンウ:
……………………▼
負けたよ…… 勝負にではない
そなたの サムライの心にな……▼
行ってくれ…… オレ達は
反乱軍には 出会わなかった……
ここでは…… 何も起きなかった▼

リュウビ:
……かたじけない▼

カンウ:
これを 持って行ってくれ……
オレには 使いこなせなかったが
あんたになら 使えるだろう……▼
この……乱世の時代の中でこそ……
サムライらしく……生きる
あんたは……本当のサムライだ▼

リュウビ:
……………………▼

カンウ:
……また いつか会おう
ロムルスの 真のサムライよ▼

(シナリオ38へ)

(受けない)

リュウビ:
……無意味な一騎打ちなど
受けるわけには いかない▼

カンウ:
……しょせん 反乱軍などに参加し
サムライとしての誇りも
とうの昔に すてさったと言うのか▼
よかろう! 最後の一人になるまで
共に 戦い続けようではないか!▼

(カンウを倒す)

カンウ:
うぉああぁぁぁぁぁぁぁっ!?▼
く……ロムルスの……栄光は……
……今の……オレには見えない……▼
オレも……せめて……サムライらしく
……生きて……見た……かった……▼

リュウビ:
……カンウ……おぬしは……▼

カンウ:
今の……アンタなら……倒せるはずだ
……ここから……東に行った地で
龍の機神が……目覚めようとしている▼
それくらい……倒せないようでは
……連邦を……つぶすなど……
どだい……無理な……話だ……▼

リュウビ:
……わかった 東の地だな▼

カンウ:
……う……く……く……▼

(カンウが死亡)

(シナリオ37へ)

MAP CLEARED

生き残った者は 幸せなのだろうか?
今日を生きるためには
その誇りさえ すてねばならない……

生者が 死者をうらやむ時代
命をつなぐためには 自らの手で
さらに うらやむべき死者を作る

それは 生き残った者の掟か▼

 ■マップ■

(エリア情報・灰色の大地)

テティス:
ここは 灰色の大地▼
連邦の 寝返った
ロムルスの 残兵と戦ったのよね▼
最近は 連邦兵が
うろついているらしいわ▼