☆SCENARIO55:Last Battle 神祖皇帝エリュシオン☆
■マップ■
(エリア情報・オルドバ城・祭壇)
テティス:
ここは城の……祭壇!?▼
ここよ フュリスは
ここにいるに 違いないわ!▼
と いうことは 敵の皇帝もここに……▼
失敗は 許されないわ
準備は いいの?▼
(エリアに入る)
(サブタイトル)
Last Battle
神祖皇帝エリュシオン
■戦闘■
テティス:
ソード フュリスよ……▼
ソード:
ああ……▼
神祖皇帝エリュシオン:
来たな 神の代理人とやら▼
ソード:
返してもらいに 来たぞ……▼
神祖皇帝エリュシオン:
…………▼
愚かな……▼
クズどもが……▼
遅い 全ては 遅いのだ……▼
わが娘 フュリスの中に 流れる
神祖王族の血を しょくばいに
大いなる闇は 間もなく よみがえる▼
その名は…… 超機神……▼
お前達は そこで ながめていろ
12の闇の力が たばねられ
超機神が よみがえる様をな……▼
ソード:
それが お前の夢か?▼
多くの国を 戦乱の炎に つつみ
罪なき人々を 絶望に追いやった▼
それが お前の夢なのか?▼
神祖皇帝エリュシオン:
私ではない 神祖王国オルドバの
はるか 千年にわたる
大いなる夢 大いなる理想……▼
聞くがよい 神の代理人よ▼
千年の昔 神祖王国オルドバは
エウロペア大陸全土に
その力を 広げていたのだ▼
それが 北エウロペアに
文化の中心が うつってから
はや 数百と数十年……▼
このオルドバは 忘れられた
古びた王国に なり下がっていた……▼
それが 今こそ よみがえる!▼
超機神の 力をえて!▼
ソード:
だが その夢もついえたな▼
神祖皇帝エリュシオン:
果たして……そうかな……?▼
いでよ! わがしもべ!
最後の機神! 機神12号よ!▼
(機神12号が現れる)
テティス:
ソード 機神よ!?
今までのヤツと 違うわ!?▼
まるで 人間みたいな機神!▼
神祖皇帝エリュシオン:
そして……▼
(仲間が青い光につつまれる)
テティス:
ソード みんなが!?▼
アテナ:
おのれ…… 皇帝め……
怪しげな技を…… 使う……▼
ミランダ:
これが……皇帝の……魔力!?▼
エルマ:
何なのよぉ? むっかつくー!▼
アジャックス:
……た 戦え ソード!
勝てるはずだ! お前ならば!▼
ソード:
おのれ 怪しげな術を!▼
神祖皇帝エリュシオン:
これで良い……▼
ここに立つ 機神12号は
光の大砲も持たぬし
空を飛ぶのでもない▼
しかし 対人間用として作られた
格闘戦においては
まちがいなく 最強の機神……▼
さて 神の代理人とやらよ
この機神12号を相手に
お前の力 見せてみるがいい▼
そして お前達の生き血も
超機神が よみがえるための
ささげ物に してくれよう……▼
わが娘 フュリスの血とともに!▼
ソード:
自分の娘を お前は!▼
神祖皇帝エリュシオン:
これも オルドバ千年の夢を
ふたたび かなえるため……▼
わが娘ならば よろこんで
血と体をささげるはずだ……▼
ソード:
キサマーーーーーーーッ!▼
神祖皇帝エリュシオン:
死ね! 血をまき散らして!▼
(神祖皇帝エリュシオンが消える)
BATTLE START
(機神12号を倒す・神祖皇帝エリュシオンが現れる)
ソード:
これで 終わりか……?▼
ならば ここまでだな……▼
神祖皇帝エリュシオン:
やりおるわ 神の代理人よ……▼
そして ラインメタルの騎士……▼
そんなキサマが この私の夢を
うち壊そうというのか?
キサマが! わが 千年の夢を!▼
なぜだ!?▼
自分の国のためにか!?
世界のためにか!?
それとも 人々のためにか!?▼
神の代理人の 使命だからか!?▼
ソード:
あいにくだな……▼
オレは ただ
その子を 助けたいだけだ▼
神祖皇帝エリュシオン:
…………▼
バカな……▼
それだけの力を持ちながら キサマは
国よりも 神よりも 平和よりも
たった一人の 娘をえらぶのか?▼
ソード:
だとしたら……▼
神祖皇帝エリュシオン:
ならば この場で死ね!▼
テティス:
みんな! 戦って!▼
お願いよ みんな!
立ち上がって!
ソードに 力をかして▼
ミランダ:
……神よ……今こそ力を!▼
アテナ:
この身が……くち果てようと!▼
エルマ:
んもー……こんな技でしか……
……女の子を……くどけないの?▼
アジャックス:
……友よ……今いくぞ……▼
テティス:
見て ソード!▼
みんなが! 仲間達が!
皇帝の魔力を
自分の力で うち破ったわ!▼
ソード:
すまんな……みんな▼
よし 行こうか!
これで 戦いは終わる!
いや 必ず終わらせるんだ!▼
(神祖皇帝エリュシオンがジェナス)
ソード:
くっ!▼
神祖皇帝エリュシオン:
勝てるはずがない!▼
キサマが このワシに!▼
千年の夢 神祖王国の夢!▼
それらをせおった このわしに
ちっぽけな 志しか持たぬ
キサマのような クズが!▼
勝てるはずは ないのだ!▼
(神祖皇帝エリュシオンにダメージ)
神祖皇帝エリュシオン:
私は はるかな古代より
この時を 待ちわびていた
キサマらに じゃまはさせん!▼
(神祖皇帝エリュシオンがアナザディメンジョン)
テティス:
ダメだわ ソード▼
ソード:
何とか してみせるさ……▼
オレは あの子に 雇われた
それだけの仕事を
きちっと やりとげないとな!▼
(神祖皇帝エリュシオンにさらにダメージ)
神祖皇帝エリュシオン:
……この……皇帝の……体を……
使って……私は……よみがえった▼
……長年の悲願……はるかな夢
千年前は……失敗したが……
……今度は……今度こそ……必ず▼
私は……この……私は……▼
ソード:
やはりキサマは 皇帝ではない!▼
あの 廃墟の街で出会った
古代人の悪霊
それが キサマの実体だ!▼
とうの昔に滅びた王国の
生き残り そうなんだな!?▼
悪霊:
それが……どうした……!?
……おろかな……人間ふぜいが!▼
古代兵器を……掘り出した……わが国は
……それゆえに……滅びた……
同じ……破滅を……お前たちにも!▼
(神祖皇帝エリュシオンにさらにダメージ)
悪霊:
……なぜだ? ……なぜ超機神は
よみがえらない? ……わが王国を
……滅ぼした時のように ……なぜ?▼
(神祖皇帝エリュシオンを倒す)
悪霊:
この私が……消えて……行く
……エリュシオンの体も……
私の……霊体も……消えて……▼
消えて……いく……私の……
……野望が……消えて……行く▼
ソード:
消えろ! 古代の悪霊よ!▼
テティス:
……終わったのね ソード▼
ソード:
ああ 何もかもな……▼
テティス:
超機神は よみがえらなかった▼
オルドバの 皇帝エリュシオンは死に
皇帝に取りついていた
古代の悪霊も 消えてしまった……▼
ソード:
皇帝に 悪霊が ついていたのか
それとも皇帝自身が 古代の悪霊を
自分の体に 導き入れたのか▼
全ては 闇の中だ……▼
フュリス:
……いいえ 父はたしかに
自分の意志で 超機神を
よみがえらせようと しました▼
テティス:
フュリス 目をさましたの!?▼
フュリス:
ありがとう ソード……▼
私との約束通り 父を倒してくれて▼
ソード:
これで 良かったのか?▼
フュリス:
もちろんよ……もちろん……▼
ソード:
…………▼
フュリス:
父は自らの意志で 古代人の悪霊と
一つになることを望んだ
それは 父のおかした大罪よ……▼
悪霊のせいじゃない この戦争は
父が 皇帝エリュシオンが
自分の意志で はじめたことだわ▼
だから いいのよ……▼
悪霊が とりついていなくても
父はきっと 同じことをした▼
だから 殺さなきゃいけなかった
誰かがやらなきゃ この私が
殺していたわ 自分の父親を!▼
私が この手で!▼
この手で父親を……▼
ソード:
もういい フュリス
もう 何も言うな……▼
フュリス:
…………▼
行きましょう ソード
戦いは 全て終わったのよ……▼
(地震)
ソード:
……何だ この地ひびきは!?▼
テティス:
声が!? 頭の中に!?
直接 声がひびいてくる!?▼
闇からの声:
なるほど……そういうことか▼
神祖王家の血を引く
フュリスだけでは
超機神の復活には 足りなかった▼
皇帝自身が 死んだ時の血
それが 復活に必要だった……▼
あの悪霊の王国は 皇帝の死とともに
超機神が よみがえり
王国そのものを 滅ぼしたのだな……▼
全てが……これで……つながる▼
そして 今こそ超機神が!▼
(地震)
ソード:
さがれ! ここは危険だ!▼
(超機神が復活)
テティス:
こ……これが……▼
ソード:
……超機神か!?▼
フュリス:
でも なぜなの? 父は死んでいる?
超機神を 操る者は
もう この世に いないはずなのに!?▼
テティス:
声よソード! さっきの声が!▼
闇からの声:
今こそ 超機神は よみがえった
古代の神々の 超兵器
大いなる闇 大いなる破滅が……▼
ソード:
……キサマは 何者だ!?
このバケモノを使って
何を しようというのだ!?▼
闇からの声:
超機神とは すなわち 神の力
私は この大いなる力を使い
世界の全てを 滅ぼすつもりだ▼
そして あらゆる物が滅びさり
新たな朝を むかえた時
地上には 新しい国が生まれる▼
そこは!▼
にくしみも 悲しみも 争いもない
まるで神のごとき人間が集う
天上に もっとも近い国となるはずだ▼
私は その新しい国で
神をこえた 新しい神になるのだ▼
ソード:
……ばかなことを!
そうなる前に このバケモノを
こなごなに 打ち砕くのみ!▼
闇からの声:
……バカなこと?▼
バカなことを 言っているのは
残念ながら お前の方だよ▼
超機神は 古代の神々が作りし
最強の兵器…… 人が1年かけて
歩む所を まばたきの間に移動する▼
超機神が 最初に滅ぼす地は
ラインメタル王国 その首都だ▼
ラインメタルを ガレキの山に変え
その後 地上にうごめく
つまらぬ人間どもを 全て殺す!▼
さあ 来るがよい ソード
破滅をくい止めたいのなら……
そして 私の正体を知りたいなら……▼
ラインメタルの 首都で待つ……▼
(超機神が消える)
MAP CLEARED
それきり 声はとぎれた……
自らの血によって 超機神の
封印を解き 永遠の眠りについた
神祖連邦の皇帝 エリュシオン……
復活すると同時に 消えた
恐るべき 古代の兵器 超機神……
オレ達に ラインメタルの
首都へ来いという 謎の声……
オレは 確かめねばならない
この旅の 本当の意味を……
この戦いの 本当の終着点を……
■キャンプ■
テティス:
行くの ソード?▼
ソード:
もちろんだ……▼
オレ自身の 戦いの決着は
まだ ついていない
これが 本当に最後の戦いだ▼
それに……▼
ラインメタルは オレのふるさとだ▼
フュリス:
ねぇ ソード……▼
軍を追われ 味方殺しと言われても
まだ あなたはラインメタルを
自分の国だと 言うことが出来るの?▼
ソード:
フュリス……▼
いい思い出も 悪い思い出も
やっぱり 自分の一部なんだよ▼
それと もう一つ▼
ラインメタルは オレの国じゃない
あくまで オレのふるさとさ
国と ふるさとは 違うものだ▼
国とは 自分の意志に関係ない
だが ふるさとは
自分自身が そう思う場所のことだ▼
テティス:
ソード 時間がないわ!▼
ソード:
フュリス お前は ここに残れ!▼
フュリス:
何でよ? 私も行くわ!
これは 私の父が始めた戦争よ!▼
ソード:
首都では 何が起こるかわからん
お前を 守りきれる自信もない
わかってくれ フュリス……▼
フュリス:
いいわ 残ってあげる!
そのかわり 必ず勝ちなさいよ!▼
ソード:
いい子だ お嬢ちゃん▼
フュリス:
もう! そのよび方
やめてって 言ってるでしょ!▼
ソード:
よし! みんな行くぞ!
この戦いは 真実の戦いだ!▼
すまんが みんなの命 オレにくれ▼