やまむら:
おまえ くようとうで
なにを してきた?
ん? おまえが もってるのは
ちかしつのカギか?!
よしっ ついてこい!
ちかへの いりぐちを
おしえてやる・・・・。
やまむら:
こっちだ!!
はやくこい!
かずお:
あの・・・・
あなたは・・・・?
やまむら:
わしは やまむらという。
おまえらと おなじめに
あってると おもってくれていい。
かずお:
このやしきは
なぜ こんなことに?
やまむら:
ちょっと だまってろ!
ン・・・・!
やまむら:
ふじんは やすらかにねむっていた。
だが だれかが あかんぼうを
はかから ほりおこしちまったんだ。
ふじんは ねむりから めざめ
あかんぼうを さがしつづけた・・・・。
しかし・・・・ みつからない。
ふじんの たましいは さまよい
ついには やしきに とりついた。
あかんぼうの なきがらは じつは
ちかに かくされているというが
だれにも みつけられないんだ。
・・・・さあ いくぞ!!
かずお:
いったい どうすれば
やしきから でられるんですか?
やまむら:
それが わからんから
こうして さまよっとる・・・・。
かずお:
いきどまりですよ!
やまむら:
・・・・やーっ!
やまむら:
もし・・・・
かのうせいが あるとすれば・・・・
あかんぼうを みつけだして
ふじんの いかりを
しずめてやること だろうな・・・・。
やまむら:
このあたりに ちかへの
いりぐちが あるはずだ。
あとは どぐうを もってきて・・・・
うあー!!
やまむら:
わし・・・・に・・・・かまうな・・・・。
は・・や・・く・・・・
ちかしつ・・・・へ・・・・うう・・・・。