新規
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添付「おおきなほしが どかーーんと
おちてきて それからそれから。
･･････あれ？ ぼく、
どうして 生きているのかなあ。
「すみません。
つかぬことをうかがいますが、
あの 空に うかんでいた星は
どうなったのでしょうか？
「えーーーーーーっ？
「くっついて
りくつづきになった ですって？
まっさかー！
「おそろしい･･････。
われわれは もう、
終わりなのでしょうか？
「なんでも、空から ふってきたのは
伝説の星で、
どうやら りくつづきに
なってしまったらしいのですが･･････。
「これから まだなにか
おこるのでしょうか？
おそろしい、おそろしい･･････。
「なあ、星って
おれたちの星と
ぶつかったんだよな？
「ということは
つまり、
おれたち
死んじまったのかな。
「ウイー！
なに！？ 空から星が落ちてきた？
バカいっちゃいけねえ。
だれが そんな話 信じるかい？
「そんなことより
さけでも
ふってこねえのかい？
ウイー！
「よかった。よかった！
空にあった、でっかい星が
どこかにいったんだよ！
「おかげで、
明るくなったのは、
うれしいね。
「うん！
これからのトレンドは
ふどうさんだな！
「なんでも、海のどまんなかに
でっかい大陸が
できたそうだからな。
「きのう、夢をみたよ！
世界中のみんなが
もえて、死んじゃう夢だよ！
「あれ？ あんた、
どこかで話をしたような
気がするな？
「まあ、なんにしても、
ひさしぶりだな。
どこかに りょこうでも
してたのか？
「あなた なんだか、
ふきつな顔をしてますね。
もっと 明るくしてくださいよ。
朝のこない夜はないんですから。
「むなさわぎがするんです。
たすけてください！
おねがいします！
「ライガの神が お怒りじゃ！
みんな ほろびてしまうのじゃ！
ひゃっ！ ひゃっ！ ひゃっ！
でも、たすけてくれんかのう？
「みんな、でかい星がぶつかるって、
おおさわぎしていたけど、
へへん。星なんて、
どこかにいっちまったぜ。
「え？ 大統一ですって？
かんけいないわよ。
それより、もんだいは
ゆうしょくの こんだてよ！
「気のせいかな？
耳をすませると、地面から
なにかが燃えるような
音が聞こえるんだ。
「そとの世界で なにがあっても、
酒をのんでりゃ、
みんな わすれるってもんさ。
「気のせいか、
あつくありませんこと？
これって
おんだんかげんしょうかしらね。
「みしみしってね。
家からへんな音がするの。
だいじょうぶかしらね？
「うちのグボの
バジちゃんが、さいきん
うるさく さわぐのよ。
なにかの まえぶれかしら？
「みんな だらしがないのよ。
こういうときにこそ
シャンとしなきゃ、
いけないのよ。
「わたし？ わたしは平気だもん。
ほ、ほんとうだもん！
「空が明るくなってから、
気分も明るくなっちゃった。
でもね･････････。
「ここは どこじゃい？ 天国かい？
わしは 行いがいいから
天国じゃろ。のう、そうじゃろ？
「おれだよ！
おれが ライガの神さまに
たのんだからよ！
空の星が 消えちまったのさ。
