レナスII 封印の使徒/カムイ

Last-modified: 2019-11-25 (月) 11:34:21

屋外

町長「た、助けてください!
 大きな! 大きな! 機械が
 この町を!
 カムイを壊しにきました。

町長「どなたでもかまいません。
 町の 北にある
 大亀裂の中に はいって
 機械を・・・・・・。機械を・・・・・・

町長「ああ!
 このままでは、
 カムイは壊れてしまう・・・・・・!

ようこそ カムイの村へ
         カムイ観光協会

「町の外には恐ろしい怪物が
 あらわれるようになってしまった。
 あの 大亀裂から生まれてくるに
 ちがいない。

「町の南には恐ろしい怪物がいるし、
 北の方に いこうとしても、
 町のどまんなかに
 大亀裂ができてしまった。

「こちらです!
 この奥が 大亀裂の入り口に
 なっています。
 どうかカムイをお救いください。

大亀裂クリア後

町長「どこのどなたか 知りませんが、
 おかげさまで、カムイは
 たすかりました。
 ありがとうございます。

「この町をでて、
 西にいくと、ニグレンの長城の
 レジュナ地区に いけるはずだ。
 おれも いってみたいな!

「こりゃまた、でっかい機械が
 でてきたもんだ!!
 これは この町の
 観光名所に なるな!

屋内

「もう! だれか なんとかしてよ!!
 こんなに ひどい町に
 足どめなんて!
 ちょっと、がまんできないわ。

「家からでたら、怪物がでるし、
 家の中にいても
 ときどき地震が おきるのよね。
 どこにも逃げ場なんか、ないのね。

「ほら、耳をすませて・・・・・・
 聞こえないか。
 じめんが ゆれる音が・・・・・・。

「えーん! えーん! えーん!
 あのおじちゃん。
 ギルレイ・ゾークのおじちゃんが
 石をさがしているんだって・・・・・・。

「ぼく、おじちゃんが悪い人だって
 知らなかったんだよ!
 だから、おじちゃんに町を
 案内してあげたんだ。

「そしたら、へんな機械がでてきて・・・。
 穴をほりはじめたんだ。
 おじちゃんは
 ここに 封印があるって・・・・・・、

「笑いながら、穴の中に
 はいっていっちゃった。
 そしたら、町が! 町が!
 えーん! えーん! えーん!

「ああ!
 なんということを したのでしょう。
 その子が 見知らぬ男を
 この町に連れてきたばかりに・・・・・・。

「そういえば・・・・・・。
 命がけで、この町の危機を
 ニグレンに しらせにいった
 兵士がおったの。

「あいつは ぶじに ニグレンの長城に
 ついたのだろうか。
 いずれにせよ、町はもう・・・・・・!

大亀裂クリア後

「地面が ゆれないなんて、
 この町も
 つまらなくなったもんだわ。

「はやく メチャクチャになった
 家を修理してよ!
 いそいで! いそいで!!

「地震、かみなり、かじ、かかあ!
 うちの かかあは
 地震よりも おっかないよ!

「・・・・・・・・・。

「・・・・・・・・・。

「ダメだよ! ぼく 知らない人と
 話しちゃいけないんだ!

「うちの子は
 きっちり しかっておきました。
 もう二度とやらないでしょうね!

「世の中には 神さまが
 たしかに おるんだな。
 あんた、よくやってくれたよ。

「これで、町の危機を しらせにいった
 兵士も 喜んでくれるはずだ・・・・・・。
 あの男、ニグレンの長城に
 フィアンセがいると いってたな。

「わたしは、レジュナ地区から
 大亀裂を見にきたのですが・・・・・・、
 ひとあし 遅かったみたいですね。

「しかたがないから、息子に
 モングラーのおもちゃでも
 買って帰ってやるとするか。

「んっ!?

「んっ!?!?

「んっ!?!?!?

「おかしいな、
 まだ、地震が続いているぞ。

「ところで、あんたらは
 3つ子かい?
 いや、4つ子かな?
 どんどん増えていくな。

「きいたよ!
 あんたたちが、町を救ったんだってね!
 ありがとう。

「地震が おさまったから、
 おもう ぞんぶん
 踊ることができるよ!

「ウィーーー。
 ヒック。

「いらっしゃい!
 大亀裂カクテルは、いかがですか。

モングラー内部

ギルレイ「がはははは。
 おい! おそかったな!
 いまごろ、のこのこ やってきても
 ておくれってやつさ。がははははは!

ギルレイ「おまえたちが 封印を
 集めているって きいてな。
 一足さきに、
 この町に やってきたのさ。

ギルレイ「もはや 真の大統一は
 だれにもジャマすることはできない。
 グラナダさまの夢を壊すものは
 このおれが許さないのさ。

ギルレイ「ほら、これが
 おまえたちが
 ほしがっていた封印だ!
 ほしいかね?

→はい

ギルレイ「そうか! ほしいか!
 がははははははは・・・・・・。
 では、えんりょは いらん!!
 おれをたおして、てにいれな!

→いいえ

ギルレイ「おや!?
 では、おまえも 真の大統一を
 いっしょに なしとげたいのだな。
 がははははははは・・・・・・。

ギルレイ「よい こころがけだ!
 しかし、おまえのような やつと、
 いっしょに グラナダさまの 夢を
 わかちあうわけには いかんのだよ!

ギルレイ「死ね! 死ね! 死ね!
 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!
 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!

ギルレイ「なんだ! おまえは!?
 だまされやすい たんじゅんな
 アホだと 思っていたが、
 いがいに やるもんだな・・・・・・。

ギルレイ「グラナダさま!
 グラナダさま! ギルレイ・ゾークは
 やくたたずでした!!
 もうしわけありません!

ギルレイ「がはははははははは・・・・・・。
 がは! がは!
 ・・・・・・。

マイラがパーティーにいる場合

マイラ「やった・・・・・・。
 ついに やった・・・・・・。
 この手で・・・・・・、わたしのこの手で
 父の かたき・・・、母の かたき・・・、

マイラ「おさない弟、ジャンのかたき、
 ギルレイ・ゾークの息の根をとめた!
 この手で
 地獄に たたき落としてやった。

マイラ「だが、なぜだろう!?
 あふれるばかりの 喜びが、
 燃えるような 感動が、この身を
 こがしても いいはずなのに・・・・・・。

マイラ「父の、母の、弟の
 無念をはらし、涙がでても
 いいはずなのに・・・・・・。

マイラ「わたしの心には、
 なにもない。
 恐ろしいくらいに なにもない・・・・・・。

マイラ「・・・・・・。

マイラ「・・・・・・・・・。

マイラ「・・・・・・・・・・・・。

マイラ「ファルスさん。
 すまない。
 ここで お別れだ。
 わたしは 旅にでる。

マイラ「わたしの心は ギルレイへの
 復讐の念に おおわれていた。いま、
 ギルレイが死に、わたしの心は
 からっぽに なってしまった。

マイラ「わたしは旅にでて、
 復讐に かわるものを
 探すつもりだ。
 ありがとう、ファルスさん。

マイラ「さようなら、みなさん。
 わたしの心が 生まれかわったら、
 また、会えるかもしれない・・・・・・。
 ほんとうに ありがとう。