レナスII 封印の使徒/グワンデル

宴

「ねえ、ねえ、ねえ･･････

「お兄ちゃんって
　ファルスさまなんでしょ？

→はい

「やっぱり、そうだったんだ！
　すげえや！
　ファルスさまなんだ！
　グワンデルにきてくれたんだね！

「すみません！
　ちょっと
　ここで待っててください。

「おーい！
　ファルスさまだ！
　ファルスさまだよ！

「みんな　集まってよ！
　みんな　でてきてよ！

「ファルスさまだ！
　ファルスさまが
　グワンデルにきてくれたんだよ！

→いいえ

「どうしたの？
　なにを　てれてるの？
　お兄ちゃんは　神さまなんでしょ？
　ファルスさまなんでしょ？

→永久ループ

「ファルスさま。
　ようこそ　グワンデルに
　おこしくださいました。

「ファルスさまが
　お目ざめになると　うかがい、
　ファルスさまを　おむかえする
　準備を整えていました。

「こんな　いなか町で
　たいしたものは　ございませんが、
　どうぞ、お楽しみください。

「わしのじいさんが
　いうとった。

「空から光がとどいて、
　ファルスさまが　よみがえったら、
　この世界に住むみんなが
　幸せになるんだと･･････。

「どんなことが　おこるのか･･････。
　いまから　楽しみですな。
　ファルスさま。
　よろしく　お願いしますよ。

「ぼく、ずうっと　待ってた。
　ファルスさまが　くるのを
　町の門のところで
　待ってたんだ。

「もっと大きかったら、
　ファルスさまと　いっしょに
　旅をしたかったのに･･････。

「だから、
　ほんとうは　ファルスさまには
　もうあと、１０年くらい
　眠っていてほしかったな。

「ファルスさまは
　あかいねむりなど、
　４つの秘宝を　とるために、
　旅をされるのでしょう？

→はい

「４つの秘宝は、
　４つの大陸に
　ちらばっていると
　聞きました。

「この大陸、アル・テランには
　アル・ルージという
　洞窟があります。

「その中に、
　あかいねむりは
　あるそうですね。

→いいえ

「おや？
　わたしが知っている伝説とは
　ちがいますね。

「ファルスさまは　１万年も
　眠っていたそうですね。
　もし　わたしがそんなに長い間
　眠っていたら･･････。

「脳ミソが
　とけてしまうことでしょうね。

「じつは、ここだけの話なんですけど
　最近、いろんなことが
　おかしくなっているんです。

「ファルスさまが
　お目ざめになって、
　世の中が
　よくなるはずなのに･･････。

「うちの主人も
　ノイローゼになって
　いま、家でねむっています。

「もうしわけありません。
　せっかくの　お祝いなのに･･････。

「大統一って　なんでしょうね？
　いくつかのものが
　ひとつになるというのが
　統一ってことでしょ？

「だから、大統一といえば、
　とても　大きな統一なんですね。
　きっと･･････。

「これは　これは　ファルスさま。
　どうか　あとで
　わたしの武器屋に　お寄りください。
　よいものをそろえて、待ってますよ。

「グワンジにのって、
　この町にきたのに･･････。
　なんということだ！

「グワンジがいなくなって、
　ドゥ・テランに
　帰れなくなってしまった。

「ファルスさま。
　なんとかしてください。

「いかがですか？
　お楽しみいただけましたか？

→はい

「そうですか。
　お楽しみいただけましたか。
　もう、お休みになりますか？

→はい

「ベッドを　用意しております。
　ごゆっくり　お休みください。

→いいえ

「そうですか。
　町のものとの　おしゃべりでも
　楽しんでください。

→いいえ

「そうですか。
　それは、ざんねんです･･････。
　もう、お休みになりますか。

→はい

「ベッドを　用意しております。
　ごゆっくり　お休みください。

→いいえ

「そうですか。
　町のものとの　おしゃべりでも
　楽しんでください。

屋外

「グワンデルの町で
　いちばん元気だった
　大鷲のベンさんが
　最近、元気がないんだ。

「大統一が完成したら、
　朝がくるんだって･･････。
　朝って、
　どんなものなんでしょうね？

「空を見上げてください。
　ほら、あそこ･･････。

「見えるかしら･･････？
　あそこにあるのが
　ドゥ・テランという
　大陸なんですよ。

「ちょっと前なら、グワンジにのって、
　かんたんに
　飛んでいけたんですけどね･･････。

「ファルスさまは
　４つの秘宝を集めて、
　大統一を完成させるんですよね。

「なんだか、めんどくさいですね。
　そんなに手間をかけて、
　なにか意味が　あるんですかね。

「外の動物が最近
　凶暴になってきた気がするわ。
　ファルスさま。注意してね。

「あかいねむりのある
　アル･ルージは
　南にある洞窟です。

「アル･ルージには
　グワンジのたまごも
　あるんですよ。

ベン「大統一だか、
　なんだか知らないが、
　おれにたまごを　かえしてくれ。
　よけないものは　いらない･･････。

ベン「あんた、神さまだろ？
　グワンジのたまごを
　もってきてくれよ。
　あれがないと、おれはもう･･････。

「ちくしょう。ちくしょう。

※グワンジのたまご入手後

「やったね！　ファルスさま！
　グワンジのたまごを　とったんだね。
　大鷲のベンさんも　きっと
　よろこんでるよ。

「さすがは　神さまですね。
　ドーレンをやっつけたんですね。
　おかげで町に活気がもどります。
　ありがとうございます。

ベン「そ！　そいつは！
　グワンジのたまごじゃねえか！

ベン「ちょっと、貸してくだせえ！

ファルスは
　グワンジのたまごを
　ベンに　わたした！

ベン「うひゃひゃひゃひゃ･･････！
　そこで見てておくんなさい。

ベン「どうだ！　見たかい。
　これがグワンジじゃい！
　どうかね？　のってみたいかね？

→はい

ベン「よっしゃ！
　いくぞ！
　しっかり
　つかまるんだぜ！

→いいえ

ベン「そうかい。まあいいや。
　とりあえず、初飛行に
　つきあってくれよ！

屋内

「神さまでも　おつかれのときは、
　眠るのが　いちばん！
　お休みになりますか？

→はい

→いいえ

「そうですか。おやめになりますか。
　おからだに　気を付けて、
　いってらっしゃいませ！

「グワンジさえ　元気なら
　あっという間に、
　ドゥ･テランに帰れるのに･･････。
　ぶつぶつ･･････。

「いいことを
　教えてあげましょうか？

→はい

「トカゲのなかまと戦うときは、
　ケカンなど、
　光の呪文が　よくききます。

「草や木が　あいてだったら、
　ズザンなど、火の呪文ですね。
　風の呪文は、けものの　かわを
　切りさくといいますね。

→いいえ

「そうですか。
　でも、これだけはおぼえてください。
　怪物は　にがてな精霊と
　怪物が　くれる精霊･･････。

「このふたつの精霊を　よく考えて、
　精霊をつけかえてください。

「モンスターと戦っているときに
　呪文の効果がわからなくなったら、
　Lボタンを押すといいですよ。
　いちど　試してみてください。

「町についたら、道具屋か宿屋で、
　ボトルに薬を満タンにする。
　これが　旅のコツさ。

「防具の中には、
　特別な効果があるものもあるぜ。
　からだや、足に装備したものでも
　とりあえず、使ってみるといい。

「ひひひ･･････。
　いいことを
　教えてやろうか。

→はい

「傭兵を　仲間から　はずすときは、
　身につけてるもんを
　全部　はぎとってやんな。

「それを　店で売れば、
　ちょっぴり　もうかるぜ。
　神さまも　一文なしでは
　つらいからな･･････。

→いいえ

「そうか。
　聞きたくないか。
　いいもうけ話なのにな･･････。

「うちのじいさんは
　どこに　いったんだろうね？
　まったく、仕事もしないで･･････。

「どうせ、どこかの人に
　サインを
　ねだってるんだろうけど･･････。

「ファルスさまも
　じいさんを見かけたら、
　文句を
　いってやってくださいよ。

「この町がグワンデルというのも
　グワンジがいたおかげなのに･･････。
　あんた。神さまなら、
　グワンジをとりもどしてくれよ。

「グワンジがいないから、
　おれも仕事がない。
　だから、酒を飲んでるんだ。

「ファルスさま、きいてください。
　最近、お客さんが少なくて
　こまってるんですよ。
　グワンジが消えたせいですかね。

「アル・ルージから、
　グワンジのたまごを　とってきて、
　ここで　かえすことが、
　夫の仕事でした。

「ところが、アル・ルージに、
　たまご食いのドーレンという
　おそろしい怪物が
　住みついてしまいました。

「ドーレンは　グワンジのたまごに
　自分の幼虫を産みつけているのです。
　おかげで、まともな　たまごは
　なくなってしまいました。

「ファルスさまは、
　アル・ルージに　あかいねむりを
　とりにいかれるのでしょう？
　それなら、お願いです！

「ついでといっては　なんですが、
　ドーレンを退治してください。
　そうすれば、ふたたび
　グワンジが　町にもどってきます。

「また、ドゥ・テランと
　商売ができるようになります。

※グワンジのたまご入手後

「え？　グワンジが
　もどってきたんですか。もう
　そんなこと　どうでもいいですよ。

「よく考えてみたら、
　もうすぐ大統一が完成するでしょ？
　あくせく　働かなくても
　幸せになれるんですよ。ははは･･････。

「え？　グワンジが帰ってくる！？
　すげえや。すげえ。
　あんまりすごいから、
　酒を　もう一ぱい　飲もう！

「聞きましたよ！
　ドーレンをやっつけたそうですね。
　これで酒場にも活気が
　もどるでしょうね。

「ファルスさまが
　おもちに　なっているものは
　グワンジのたまごですね！
　早く主人に　もっていってください。

「主人なら　うら庭にいます。

「やっぱり、主人には
　グワンジのたまごが
　必要なんですね･･････。ファルスさま。
　ありがとうございます。