レナスII 封印の使徒/ゴンドアータ

Last-modified: 2019-11-25 (月) 01:08:48

屋外

       -マリ-
       おまえは
  からいものが きらいだったね

      -ボギー-
      最高の詩人
     最高のバーテン
      ここに眠る

 

      -ダルク-
    笑顔とともに生まれ
    笑顔のままに眠る。
     わが愛する子

「フォルガさまが
 お呼びだ・・・・・・。

「あした。あした。あした・・・・・・。

「地獄の門が
 開かれた・・・・・・。

※フォルガを倒すのが遅れた場合

神に裏切られた
防具屋・ボルツの墓

神に だまされた
道具屋・ナイルの墓

神に たばかられた
武器屋・ボンディの墓

屋内

「バルガンさんを しってる?

→はい

「そう・・・・・・。
 まだ、元気なのかしら・・・・・・。

→いいえ

「バルガンさんは、
 教会のえらい神父さんよ。

「パパは バルガンさんなら、
 死神をやっつける方法を
 しっているというんだけど・・・・・・。 重い病気にかかって動けないの・・・・・・。

「バルガンさんは 病気になって、
 いろんなことを忘れたり、
 思いだしたりするんだってね・・・・・・。

「この宿屋の主人はりっぱだよ!
 なにごともないように、
 店を開けている。ああやって、
 死の恐怖を忘れようとしてるんだ。

「やあ、あんた
 いいところにきたね。
 バーテンが 死んじまったせいで、
 ここの酒は飲みほうだいさ。

「おかげで、
 フォルガがくるときまで、
 思うぞんぶん
 酔っぱらっていられるわけさ。

「北西にあるのがトル・マイラ。
 秘宝のくろいひかりがある洞窟だ。
 さらに西にあるの精霊の神殿。
 金の精霊が眠っているらしい。

「でも、どこに逃げたって同じだ。
 死神、フォルガは
 どこまでも追いかけてきやがる。

「残念だったな。店のものはみんな、
 家で死神のお迎えを待っとるよ。
 フォルガが 消えんかぎり、
 店は閉まったままだ。

「ところで、
 あんたお困りのようだな。
 薬がほしいのかい?

→はい

「そうか。
 特別サービスで
 あんたのボトルを
 満タンにしてやろう。

もっているボトルが
 すべて 満タンになった。

→いいえ

「まあ、薬がほしくなったら、
 いつでも声をかけてくれ。
 人間、最期のときまで、
 親切でありたいものだな。

「あんたが、金の精霊の神殿で、
 試練を受ければ、
 4つの精霊からふたつの精霊を
 身につけられるようになるよ。

「でも、その頃には、
 この町のみんなが
 死んでしまっているかも
 しれないね。

「えーん! えーん!
 お父さんも 死んじゃった・・・・・・。
 お母さんも 死んじゃった・・・・・・。
 えーん! えーん!

「バカ! 泣くんじゃないの!
 あんたが泣いたら、お姉ちゃんも
 悲しくなっちゃうじゃない。

「最初は
 息子のダルクでした・・・・・・。

「家の前に、
 死神の使いが 立ったのです。
 あくる日には、ベッドの上で、
 ダルクは 冷たくなっていました。

「そして、毎晩・・・・・・。
 一軒ずつ、死神があらわれ、
 ひとりずつ、町のものが
 死んでいきました。

「この家にも死神がもどってきました。
 明日になれば、主人は
 死んでしまうでしょう。
 だれか 助けてください・・・・・・。

「う、うう、うう・・・・・・。
 フォルガが・・・・・・。
 死神、フォルガがおれを呼んでいる。
 いやだ! おれは死にたくない!

フォルガ「もうすぐだよ。
 もうすぐだよ。
 すっかり、弱ってきたね。

フォルガ「もうすぐ、
 わたしのところにくるんだよ。
 楽しみだね。もうすぐだよ。
 もうすぐ・・・・・・。

「空から光が おりてくると、
 神さまが くるんだってね。
 ははははは・・・・・・。
 たしかに、伝説は本当だったよ。

「とんでもない神さまが
 ゴンドアータに きてくれたよ!
 死神、フォルガが きてくれたよ!

「あんた、見かけない顔だね。
 どこからきたのか しらないが・・・・・・。
 とっとと、たちさったほうがいい。
 この町はもう、おしまいさ。

「ねえ、お兄ちゃん。
 死ぬって なんなの?
 死んだら、ぼくはどうなるの・・・・・・?
 お兄ちゃん、教えてくれる?

→はい

「・・・・・・。

「・・・・・・・・・。

「・・・・・・・・・・・・。

「ちがう! ウソだよ!
 そんなことをいっても ダメだよ!
 ぼく、ちゃんとしってるよ!

「死ぬって、
 死神フォルガの
 しもべに なることなんだよ!

→いいえ

「そう・・・・・・。
 お兄ちゃん、わからないんだ・・・・・・。
 でも、ぼく・・・・・・
 もうすぐ、それがわかると思うよ。

「もうすぐ、
 ぼくも 死ぬんだから・・・・・・。

「ちょっと前までは、
 ゴンドアータもにぎやかな町だった。
 浮遊大陸の各地から、おおぜいの人が
 訪れてきたもんだ・・・・・・。

「だが、どうしたっていうんだ。
 なにか悪いことをしたというのか。
 なぜ、死神がこなければならない!?
 おれの女房を返してくれ!

「いや! 逃げたってダメだ・・・・・・。
 トル・テランは小さな大陸だ。
 どこに逃げても、
 死神は追いかけてくる。

「おれたちは、
 ここでフォルガがくるのを
 静かに
 待っているしかないんだ。

「うしうしうしうし。
 うし。

バルガン「え? なんだと!?
 死神だと・・・・・・!!
 ゴホ! ゴホ! ゴホ! ゴホ!
 ちがう! ちがう!

バルガン「わしはフォルガがくる前から
 ひどい病気にかかって、寝とるんだ!
 元気になれば、フォルガなんぞ
 やっつけてくれるのに・・・・・・!

バルガン「おくの金庫のなかに
 マイラのかぎがある。
 それがあれば、
 トル・マイラの とびらは開く。

バルガン「あんた、フォルガを
 やっつけてくれんか。

→はい

バルガン「そうか!
 やっつけてくれるのか!

バルガン「金庫は3つあるんだが、
 わしも ぼけておって、
 ひとつしか、開け方を思いだせん。

バルガン「右はしの金庫の開け方だ。
 よく覚えてくれ。
 上・・・・・・。右・・・・・・。右・・・・・・。
 左・・・・・・。下・・・・・・。

バルガン「いいか!
 トル・マイラには
 3つの とびらがある。

バルガン「だが、正しいとびらは
 ひとつだけだ。
 フォルガに つうじるとびらは
 ひとつだけだ!

→いいえ

バルガン「あんた。神さまなんだろ!?
 神さまだったら、神父の頼みを
 きいてくれてもいいだろ!?

→永久ループ

バルガン「悪いが、いまはまだ、
 ひとつしか思いだせん。
 病気で、わしも ぼけておるようだ。
 もう一度、いうぞ。

バルガン「右はしの金庫の開け方だ。
 よく覚えてくれ。
 上・・・・・・。右・・・・・・。右・・・・・・。
 左・・・・・・。下・・・・・・。

バルガン「いいか!
 トル・マイラには
 3つの とびらがある。

バルガン「だが、正しいとびらは
 ひとつだけだ。
 フォルガに つうじるとびらは
 ひとつだけだ!

金庫には5つのボタンがあります。
十字キーで順にボタンを押してください。
1   2   3   4   5

→正解

金庫のかぎが開きました。

→失敗

間違えました。
金庫は開きません。

※フォルガを倒すのが遅れた場合

「ああ。主人が死んでしまった!
 死神フォルガに 殺されちまった!
 この世に、神なんかいるもんか!
 ダルクをかえせ! 主人をかえせ!

「フォルガだよ。
 死神フォルガが この家にやってきた!
 ああ、主人が死んでしまう・・・・・・。

「ねえ。お兄ちゃん。
 パパが 死んじゃうんだって・・・・・・。
 パパは、死ぬってなんなのかを
 ぼくに教えてくれるかな・・・・・・。

「う、うう、うう・・・・・・。
 フォルガがきやがった。
 死神が おれを呼んでいる・・・・・・。
 ああ、おれも おしまいだ!

フォルガ「もうすぐだよ。
 もうすぐだよ。
 すっかり、弱ってきたね。

フォルガ「もうすぐ、
 わたしのところにくるんだよ。
 楽しみだね。もうすぐだよ。
 もうすぐ・・・・・・。

バルガン「なんだ? あんた。
 まだ、死神をやっつけとらんのか!
 情けないな。それでも神さまかね。
 お! なにか思いだしてきた。

バルガン「待て。待て!
 どうやら、まん中の
 金庫の開け方を思いだせそうだ。
 うーむ。うーむ!

バルガン「上、右、右、左、下・・・・・・。
 いや、いや、これは右の開け方だ。
 左・・・、右・・・・・・、左・・・、下・・・・・・、下・・・。
 そう、これで金庫は開くはずだ。

バルガン「とっとと、
 フォルガを やっつけてくれ!
 しっかり やってくれよ。
 あんた、神さまなんだからな。

「お姉ちゃんが
 死神に とりつかれちゃった。
 お姉ちゃんが 死んじゃうよ。

「バカ! 泣くんじゃないの!
 男の子でしょ!
 お姉ちゃんが いなくなっても
 泣くんじゃないのよ!

フォルガ「もうすぐだよ。
 もうすぐだよ。
 すっかり、弱ってきたね。

フォルガ「もうすぐ、
 わたしのところにくるんだよ。
 楽しみだね。もうすぐだよ。
 もうすぐ・・・・・・。

「きいたよ! あんた、神さまだって!
 ふん! 役立たずの神さまだね。
 あんたが早く死神を倒してくれたら、
 主人も死なずにすんだのにね・・・・・・。

「ねえ。お兄ちゃん。
 パパが死んじゃった。
 冷たくなって、
 お墓に はいっちゃった。

「ぼく、いやだよ。
 ぼく、死にたくないよ。
 おねがい!
 フォルガをやっつけてよ。

バルガン「なにを やっとるんだ!
 あんたが もたもたしている間に、
 どんどん 人が死んどるぞ。
 お! なにか思いだしてきたぞ!

バルガン「上、右、右、左、下。
 なんだ。こりゃ、右の金庫だ!
 えーと。左、右、左、下、下・・・・・・。
 これは まん中の金庫だ・・・・・・。

バルガン「下・・・・・・、下・・・・・・、上・・・、
 左・・・、左・・・・・・。これが左の金庫だ!
 やった! ぜんぶ思いだしたぞ!
 さあ、早く死神を倒してくれ!

「死神のやつも 気がきいてやがるぜ・
 おれの女房が 待ってる あの世へ
 招待してくれるそうだぜ。
 ははははは・・・・・・。

フォルガ「もうすぐだよ。
 もうすぐだよ。
 すっかり、弱ってきたね。

フォルガ「もうすぐ、
 わたしのところにくるんだよ。
 楽しみだね。もうすぐだよ。
 もうすぐ・・・・・・。

「お姉ちゃんが死んじゃった。
 うッ、うッ、うッ・・・・・・。
 でも、ぼく泣かない。
 お姉ちゃんと約束したもん・・・・・・。

※フォルガを倒した後(共通)

「ねえ。
 クア・テランに
 いったことある?

→はい

「クア・テランには
 巨人がいるそうね。
 いいな。
 わたしも巨人にあってみたいわ。

→いいえ

「クア・テランには、
 みどりのいかりという
 秘宝があるそうね。

「あなたが 死神を倒したんですね。
 どうも ありがとうございます。
 ところで、くろいひかりは
 おとりになりましたか。

→はい

「そうですか。
 秘宝が そろったら、
 ファルスの神殿に
 お帰りになるといいですよ。

→いいえ

「そうですか。
 まだとっていませんか。
 くろいひかりも、
 トル・マイラにあるそうですよ。

「むかしの人は、この下にある
 ドゥ・テランから、
 トル・テランやクア・テランに
 自由にいけたんだってな。

「きいたよ。あんた
 死神をやっつけてくれたんだってな。
 お礼に、ボトルを満タンにしようか。

→はい

「ほら、満タンにしてやるよ。

もっているボトルが
 すべて 満タンになった。

→いいえ

「まあ、薬がほしくなったら、
 いつでも声をかけてくれ。
 人間、最期のときまで、
 親切でありたいものだな。

「金の精霊の神殿には いったかい?

→はい

「そうかい。
 そこの装置で 4つの精霊のうち、
 2つをうまく組み合わせてごらん。
 ステキな呪文が使えるはずさ。

→いいえ

「金の精霊をとらないうちは、
 よその大陸に
 いかないほうがいいよ。

※死人が出てる場合のみ

「死神フォルガも 死ぬんだね。
 死神も死んだら、
 パパとおなじ天国に いくのかな?
 それとも 地獄に いくのかな?

「死ぬって、とっても ふしぎだね。
 でも、ぼくは 死にたくないな。
 ママが、あんなに泣くんだもの・・・・・・。

「バカやろう! よけいなことを
 しやがって! おまえが 死神を
 殺したおかげで、死んだ女房に
 会いそこなったじゃないか!

「たのむよ! あんた神さまだろ?
 神さまだったら、あの世に いった
 おれの女房を返してくれよ。
 お願いだから、返してくれよ。

バルガン「死神を たおすのに、
 ずいぶん時間がかかったじゃないか。
 あんたが もたもたしている 間に、
 罪もない人々が 何人も死んだよ。

バルガン「あんたは大統一を
 めざしているらしいが、
 そんなやり方で、うまく
 大統一なんかできるものか。

バルガン「それとも なにかい?
 大統一が完成すれば、死んだ人間が
 生きかえるとでも いうのかい?
 ふん! 神さまもおめでたい・・・・・・!

※人が死んでいない場合

「えーん! えーん!
 お姉ちゃんが いっちゃった・・・・・・。

「お父さんのかわりに
 店にいっちゃった! えーん!

「死神が消えました!
 夫も死なずにすみました!
 いったい、どうしたのでしょう?
 きっと、神さまのおかげですね。

「どこかに
 神さまがいらっしゃったのですね。
 え?夫ですか。
 夫なら、店で防具を売っています。

「空から光が おりてくると、
 神さまが くるんだってね。
 ははははは・・・・・・。
 たしかに伝説は本当だったよ。

「ゴンドアータの町から、
 死神が消えてしまったよ。
 きっと、神さまのおかげだよ。

「ねえ、死神フォルガが
 いなくなったから、ぼくたちは
 もう 死ななくてもいいんでしょ?
 ぼく、いちど、死んでみたかったな。

「あんた。ファルスだろ?
 神さまなんだろ?

→はい

「そうか。
 神さまだったら、あの世に いった
 おれの女房を返してくれよ。
 お願いだから、返してくれよ。

→いいえ

「バカやろう!
 おめえは 最低の神さまだな。
 おめえも 神さまだったら、
 ウソを つくんじゃねえよ。

バルガン「そうか。
 あんた、死神を倒してくれたか。
 ありがとう・・・・・・。
 これで、ゴンドアータは救われた。

バルガン「ところで、最近、
 頭がよく 動くようになってな。
 金庫の開け方をぜんぶ思いだしたよ。
 きくかい?

→はい

バルガン「右の金庫から いくぞ。
 上、右、右、左、下。
 つぎは、左、右、左、下、下。
 左は、下、下、上、左、左だ。

バルガン「フォルガが死んで、
 わしの病気も、よくなってるのかな?
 あんたも、また、トル・マイラに
 宝探しに いくといい。ははは・・・・・・。

→いいえ

バルガン「そうか。
 また、いつか訪ねてきてくれ。
 教会は、いつでも
 神さまを待っとるぞ。はははは・・・・・・。