「外にでられないのを
がまんすれば、
ここはとってもいい町だよ。
「やあ、あんたたち、新いりだね!
ここは ゾルスタン!
ゾルバンの腹の中の町だよ。
ジェム「ネルと いっしょになれて、
わたしは しあわせです。
この町では、こうでもしないと、
生きていけなかったんです。
ネル「あなたがた、
ソレージュの メルルを
知ってますか。
→はい
ネル「そうですか・・・・・・。
じつは メルルとは
けっこんを やくそくした
あいだなんです。
ネル「でも、ゾルバンにのみこまれ、
何年もたって、もうでられないと
ぼくは あきらめてしまった。
ネル「そして、ここにいるジェムと
一緒になったのです。
・・・・・・・・・・・・。
ネル「メルルには もうしわけないと
思っています。
そこで、おねがいです。
ネル「もし、メルルにあったら、
このカバンをわたして、
ぼくは もう 死んだと
つたえてくださいませんか。
ファルスは
ネルのカバンを てにいれた!
ネル「よろしく おねがいします。
→いいえ
「そうですか。
なら、いいんです。
ネル「ときには、ウソをつくほうが
いいこともあるんです。
ぼくは メルルを
きずつけたくない・・・・・・。