レナスII 封印の使徒/ラツーク

屋外

「ここは　レナス中の腕じまんが
　集まる、ラツークだ。
　おまえも、傭兵になりに
　きたのか･･････。

「ここはグード族の町だったんだけど、
　救世主の　チェズニとミディアが
　育った町として、有名になったんだ。

「それで、いろんな　傭兵たちが
　集まる町に　なったんだよ。

「近ごろ、レナスのあちこちでは、
　ライガ人たちが、自分たちを
　神さまだとかいって、
　のさばっているらしいな。

「ふふふ･･･。時代が･･････、
　時代が　かわる。おれたち、戦いの
　スペシャリストだけが　生き残れる
　時代に　なっていくのだ！

「もしも　魔法とか、呪文について、
　おそわりたければ、
　魔法学校にいくといいよ。

※バリアちゅうわき入手後

「空にある星が
　すこしずつ、すこしずつ
　大きくなってくる！

「気のせいだよな！
　気のせいだよな！

「いつも夜･･････。
　ねても夜。
　おきても夜。
　朝のことなんかわすれてしまう･･････。

「しっているよ。
　空に　うかんでいる星は、
　ガブニードスさまの
　魔法なんだよ。

「だから、なにも
　心配することはないのさ。
　ははははは。

「わたしは　こわくなんかないもん！
　ほ、ほんとうだってば！

屋内

「わたしたちが、
　ミディアを育てたんですよ。

「もう　ミディアとは　１０年以上
　あってないんですけど、
　元気に　しているのかしら？

「ミディア･･････。
　そして、チェズニ･･････。
　ふたりは
　いま　どこにいるんだろう･･････。

「ぶらぶら。ぶらぶら。
　ぶら。ぶぶ。

「うしうしうしうし。
　うし。

「この町の南に
　修業の山というのが
　あるのですが･･････、

「最近、そこの怪物が
　ものすごく　きょうぼうに
　なってしまったのです。

「なにか、おかしなことが
　おこっているのでしょうか？

「救世主チェズニも、
　この学校で　魔法を習ったんですよ。
　かれも　ここにいたころは
　ズザンしか使えなかったのに･･････、

「ゼイゴスを　たおしたときには
　究極呪文ゾンドまでも
　使いこなせるように
　なっていたのです。

「えっ！？　ゾンド！？
　ああ、あれは
　あまりにも強力なので、
　チェズニが封印したそうです。

「にどと
　使われることはないでしょう。
　ざんねんなことです。

「ところで、そこの先生は
　ものわすれが　はげしくてね。
　きょうかしょとかも、
　よく、わすれてくるんですよ。

「あれ！？
　おかしいわね･･････。

「ここに　おいたはずの
　カメドラのしょが　ないわ。
　あれがないと、
　じゅぎょうができないわ。

校長「おお。ファルスさんだな･･････！
　あんたを　待っていたよ。
　わしの話を　聞いてみるかね。

→はい

校長「とても　ふしぎなことだが、
　すこし前に　見た夢に、
　ミディアが　でてきてな。
　あんたのことを　よろしくたのむと、

校長「いわれたよ。
　ミディアは　砂漠のかげろう･･････、
　幻影城にいるらしいな。

校長「ファルスさん、
　あんたたちが
　戦っている　グラナダたちは、
　いま　このレナスにいるよ。

校長「自分たちを　神と名のって、
　あちこちで悪いことをしてるらしい。
　ミディアは　かれらが　もっている、
　封印を　とりもどしてほしいと、

校長「あんたに　つたえてくれと、
　いっておった。それが　大統一を
　くいとめる　たったひとつの
　方法だと　いっておった。

校長「ナスクオトには、バルモドが
　サスクオトには、ブズーと
　ビジョルドがいる。それに、
　ベルツは　空中の要塞にいるそうだ。

校長「まず、ベルツ以外の
　３人を　たおすことじゃ！
　それがすべての　かぎになるらしい。

校長「ファルスさん。
　あんたには　正しき
　精霊の力がある。

校長「だが、大統一の４天使は　強敵だ。
　もしも　力ｱ　足りなければ、
　町の南にある　修業の山にいくといい。
　そこで、精霊の力を　たかめるといい。

→いいえ

校長「そうか。
　くれぐれも　気をつけてくれ。

「サスクオトの　どこかには、
　最強呪文を　生みだす、
　虚の精霊の神殿が
　あるらしいね。

「レナスに
　危機が　迫っているんだってね。
　ぼくが　もっと大きかったら、
　なんとか　してやれれるのにね。

「レナスの　地理を　知ってるかい？

→はい

「ふうん。えらいんだね。

→いいえ

「レナスは　大きく分けて、
　陸半球と　海半球があるんだ。
　陸半球にはナスクオトとサスクオトの
　ふたつの大陸がある。

「ここ、ラツークはナスクオトの町だ。
　ナスクオトには　ほかにも、
　ジュレーンと
　レイヨルドの町があるんだ。

「サスクオトには　コンシストと
　ミストの町がある。ほかにも
　カロンという町が　あったんだけど、
　いまは　だれも住んでないよ。

「救世主チェズニは
　海半球の　中央に　ある島で、
　レナスの秘密を知ったんだって･･････。

「ぼくも　空を飛べたら、
　海半球に
　いってみたいんだけどね･･････。

「さあ、みんな　声をあわせろ！

「ズザン！　ズゾムン！　ズゼロン！
　ズゼロドン！
　これが　火の　４だんかつようだ。

「レラン！　レリスン！　レラノン！
　レラゴドン！
　これが　風の　４だんかつようだ！

「ケカン！　ケケルン！　ケコボン！
　ケカノドン！
　これが　光の　４だんかつようだ！

「ズザン！　ズゾムン！　ズゼロン！
　ズゼロドン！

「まったく　呪文を　おぼえるのは
　たいへんだね。

「ケカン！　ケケルン！　ケコボン！
　ケカノドン！

「ぼくも　早く　強くなって、
　修業の山に　いってみたいな。

「レラン！　レリスン！　レラノン！
　レラゴドン！

「救世主チェズニさまも
　ぼくらと　同じ　魔法学校に
　通っていたんだ。

※バリアちゅうわき入手後

「天がおちてくる･･････。
　ライガさまが　おいかりじゃ。
　レナスも　おしまいじゃ。

「なんじゃ　なんじゃ　なんなんじゃ！
　いったい　なにが　おこったんじゃ！

「わたしたち、悪い夢を
　みているのかしら･･････。
　だとしたら、はやく
　目がさめないかしら･･････。

校長「そうか、４天使のうち
　３人を倒したか。
　だが、まにあわないかもしれん。

校長「ほれ、エルツが
　あんなに大きく･･････。

「星が　あんなに大きく･･････。
　わたしたち
　どうなってしまうのでしょうか？

「えーん！　こわいよー！
　ぼくたち　つぶされて
　しんじゃうんだよ。

※エルツ、レナス統一後

校長「空を　おおっていた
　エルツが消えてしまった。
　どうしたのだろう。

校長「なに？
　レナスと合体して
　ひとつになってしまったと？

校長「これが、真の大統一だと？
　こりゃ　たいへんだ。
　レナスの地理を
　教えなおさないといかん。