レナスII 封印の使徒/レイヨルド

Last-modified: 2019-11-25 (月) 13:01:29

屋外

「あんたたち、ここが
 救世主チェズニの
 ふるさとだって、知ってるかい?

→はい

「おお! そうか。
 チェズニの お母さんなら、
 町の 西の 家にいるよ。

→いいえ

「え!? 知らないのか!
 むかし、レナスの危機を 救った
 精霊使いの少年。
 それが チェズニさ。

「チェズニは
 サスクオトの 支配者、ゼイゴスを
 やっつけて、世界が 破滅するのを
 くいとめたんだ。

「かくいう おれも あいつの
 おさななじみ だったんだぜ。
 あいつに 金を かしてやったことも
 あったな。ははははは・・・・・・。

「おや!? 見かけない顔だな。
 あんた どこから きたんだい?
 ああ、ここは レイヨルド、
 いなか町だよ。

「南にある 洞窟を
 知ってるかい?

→はい

「そうか。知っているなら、
 いってみるといい。
 なにか 見つかるかもしれないよ。

→いいえ

「おれも、むかし、中にはいったことが
 あるんだけど、洞窟の おくから、
 なにやら恐ろしい音が聞こえたんで、
 恐くなって、逃げてしまったよ。

「わたしは 恐ろしい・・・・・・。

「かつて、チェズニに すくわれた
 このレナスに なにかの異変が
 せまっているらしい。

「ジュレーンでは 空中神殿がこわれ、
 世界の いたるところに
 きみょうな 城ができているらしい。

「城の中には、
 ライガからきた 神々が
 住んでいるらしいが、
 ほんとうのところは わからない・・・・・・。

「救世主チェズニもいないし、
 世界も もうすぐ
 終わってしまうのかもしれない・・・・・・。

※バリアちゅうわき入手後

「ぶるぶる・・・・・・。

「なんだか さむくなってきたぜ。
 ソアの光が 大地に
 とどかねえってことは、
 みんな こおっちまうってことかよ!

「空にある星が
 すこしずつ、すこしずつ
 大きくなってくる!

「気のせいだよな!
 気のせいだよな!

「いつも夜・・・・・・。
 ねても夜。
 おきても夜。
 朝のことなんかわすれてしまう・・・・・・。

屋内

「おや? あなた・・・・・・。
 わたしの 息子に
 よく似てる・・・・・・。

「ごめんなさいね。よかったら、
 わたしの 話を聞いてくれませんか。

→はい

「チェズニといってね・・・・・・。

「ほんとうの息子ではなかったけど、
 なくなった主人の
 生まれ変わりだと 思って、
 たいせつに そだててきたんですよ。

「ほんとうのことを いうと、
 一生 手ばなしたくないほど、
 かわいい子でしてね。
 かしこくて、やさしい子でした。

「でも、チェズニには、精霊を使う力が
 あるというので、
 南にある 魔法学校に
 あずけることに したんですよ。

「チェズニは 魔法学校にある、
 ダル・グレンという 古代機械を
 まちがえて、
 動かしてしまったんです。

「レナスに 破滅をもたらす
 恐ろしい機械
 ダル・グレン・・・・・・。

「責任を感じて、チェズニは
 ダル・グレンを とめるため、
 旅を はじめたのです。

「あの子は、長い 長い 旅のすえに、
 なんとか ダル・グレンを
 とめたそうです。

「いまでは、救世主チェズニと
 いわれていますが・・・・・・。
 そんなことは どうでもいいこと・・・・・・。

「もう、10年以上たちますが、
 あの子が いま どこにいるのか、
 さっぱり わかりません。

「あの子には、
 ずっと そばにいてほしかった。
 わたしの そばに
 いてほしかった・・・・・・。

→いいえ

「ごめんなさい。
 おいそぎのようね。
 からだには 気をつけてくださいね。

「ぶらぶら。ぶらぶら。
 ぶら。ぶぶ。

「ここは 静かで いいところだよ。
 まま、いっぱいどうぞ。

「おや、まだ こどもじゃないか。
 だったら、ミルクでいいかな。

「ここは 救世主チェズニが
 そだった町だ。

「だから、もう少しくらい
 観光客が きてくれたって
 いいとは おもわないか?

※バリアちゅうわき入手後

「いったい なにが おこっているのでしょう。
 おそろしい・・・・・・。

「いつも夜・・・・・・。
 ねても夜。
 おきても夜。
 朝のことなんかわすれてしまう・・・・・・。

※エルツ、レナス統一後

「れいの星が
 近づいてきたときにね。
 そこに住んでる人たちの
 顔をしっかり見たのよ。