・・・いる・・・近くに・・・どこ!?!
フハハハハハ・・・おまえが今度の戦士か、名乗るがよいヴァリスの戦士よ!
お、おまえは・・・誰なの!?
ハッハッハッ、どうした?声が震えておるぞ。ヴァリアから聞いておろう・・・余はヴェカンティの王、そして三界の支配者、ログレスだ。
なかなかの腕だな、まずはほめてやろう・・・よくぞヴェカンティまでたどりついた。
これぞ一興・・・だが・・・
それもこれまでだ!余の邪魔をする者は、何人たりとも生かしてはおかぬ。
特にヴァニティの者供はな。積年のうらみ、晴らしてくれるわっ!
おまえの目的は何!?何なの!?
破壊だ!無だ!全てを滅ぼし、全てを忘却の彼方へと葬り去るのだ。
三界の調和など無用のもの。ヴァニティもリアリティもいらぬわっ!
宇宙の真理を我が手に納め、ヴェカンティのみが絶対を支配するのだ!
そんなことはさせない・・・そんなことは許さない!
ほう・・・なぜだ?おまえはなぜ戦うのだ?おまえこそ何を求めている、答えよっ!
わからない・・・でも、少なくともおまえのように全てを消してまで求めようとは思わない!
フッ・・・聞いたふうなことを・・・おおかたヴァリアに丸め込まれて戦っているのであろうが!
ヴァリア・・・あなたの言ったことの意味は、今もよくわからない・・・
でも、もし私が本当にあなたの望むヴァリスの戦士なら・・・戦わなければならない今は、
勝ってその意味を知りたい!全てを私に託す、本当の理由は・・・なに・・・?
私はおまえと戦うわ!おまえが全てを消すというなら、逃げても始まらない。
私はヴァニティと、私自身に全てを賭けて、その答えを探すわ!
逆境に置かれると、無駄でも反発したくなるのが人間だ。戦いの中でその意味を探すか・・・
たわけたことを!よかろう、思い知るがいい!