夢幻戦士ヴァリス(PC88)/ACT4

Last-modified: 2019-10-07 (月) 17:51:51

麗子・・・こんな所に・・・どうしてあなたが・・!

言ったでしょう?どこかでバッタリ出会うかも知れない・・・って

よく似合ってるわね、きれいよ優子・・・あなたが向こうの戦士になることは知ってたけど・・・

こんなに強いなんて思ってもみなかった・・・人は見かけによらないものね。

麗子・・・でも、その姿・・・まさかあなた・・・!
 

	とぼけるんじゃないわよ!お互いこういう立場で出会った以上・・・

覚悟は出来ているんでしょうね。

まって!どうして・・・!?

問答無用よ!さあ、かかってらっしゃい!

やめて麗子!あなたと戦う理由なんてないわっ!
 
そっちにはなくてもこっちにはあるのよ。
私の役目はね、あなたがヴェカンタリアへ行くのを阻むことよ。

このポルセドムの森が因縁の地というわけ。学校ではずいぶんいじめたものね、仕返ししたら?決闘場にはもってこいの場所でしょう?

そんなつまらない理由で・・・殺し合うなんて・・!
 

	そう・・・随分もったいぶるのね・・・

フン、まあいいわ・・・あなたには私なんかより・・・

この醜いヴォーグ達の方がお似合いね。

 逃げても無駄よ、もうリアリティには帰れない。この世界にいる以上、転生しているわけだからね・・・

私達の記録も、痕跡も、人々の記憶さえも、全てが消えているのよ・・・フフッ、だいじょうぶ。
私の記憶には残るから・・・とどめは私が刺してあげるわ。

麗子・・・あなたって人は・・・!