麗子・・・こんな所に・・・どうしてあなたが・・!
言ったでしょう?どこかでバッタリ出会うかも知れない・・・って
よく似合ってるわね、きれいよ優子・・・あなたが向こうの戦士になることは知ってたけど・・・
こんなに強いなんて思ってもみなかった・・・人は見かけによらないものね。
麗子・・・でも、その姿・・・まさかあなた・・・!
とぼけるんじゃないわよ!お互いこういう立場で出会った以上・・・
覚悟は出来ているんでしょうね。
まって!どうして・・・!?
問答無用よ!さあ、かかってらっしゃい!
やめて麗子!あなたと戦う理由なんてないわっ!
そっちにはなくてもこっちにはあるのよ。
私の役目はね、あなたがヴェカンタリアへ行くのを阻むことよ。
このポルセドムの森が因縁の地というわけ。学校ではずいぶんいじめたものね、仕返ししたら?決闘場にはもってこいの場所でしょう?
そんなつまらない理由で・・・殺し合うなんて・・!
そう・・・随分もったいぶるのね・・・
フン、まあいいわ・・・あなたには私なんかより・・・
この醜いヴォーグ達の方がお似合いね。
逃げても無駄よ、もうリアリティには帰れない。この世界にいる以上、転生しているわけだからね・・・
私達の記録も、痕跡も、人々の記憶さえも、全てが消えているのよ・・・フフッ、だいじょうぶ。
私の記憶には残るから・・・とどめは私が刺してあげるわ。
麗子・・・あなたって人は・・・!