天地創造/序章 旅立ち:クリスタルホルム

Last-modified: 2020-08-17 (月) 22:24:48

序章

旅立ち

―――――――

(ベッドに寝ているアークと、隣に立つエル)

エル:
・・・どうしたの? アーク。
とても うなされていたわ。

アーク:  ・・・最近
おかしな夢を見るんだ・・・。
毎日毎日 同じ夢を・・・。

エル: アークが
そんなことを言うなんて
めずらしい。
起きて 外へ出てみたら?
クリスタルブルーが 飛んでいて
とても きれいよ。
いやな夢のことなんか
きっと わすれてしまうわ。

(エル、去る)

(一度隣の部屋に行ってからベッドに入る)
Zzzz

よお アーク。
エルに 起こされたのか?
おあついよなあ ひゅーひゅー。

前に 長老様から
聞いたことがあるんだ。
クリスタルブルーは
表の世界の なみだだって。
どういう意味なんだろう?

(つぼをぶつける)
いてーっ!!
何するんだよ!
アークは らんぼう者だなっ!

(ベッドを調べる)
ふかふかふか・・・・

あら アーク。
いい所に来たわね。
ちょっと そこにあるつぼを
持ってきてくれない?
今 手がはなせないのよ。

(つぼを投げる)
んまあっ! なんてことを!
アークっ!!
今日のごはんは ぬきよ!!

言いわけなら 聞かないわよ!
後で 長老様にも
よおっく 言っておくからね!

(つまみ食いをする)
アーク? ちゃんと見たわよ!
まったくもうっ!

(玄関まで来ると「長老の家」とテロップが出る)

クリスタルブルーを
見に行きたいんだけど・・・。
みんなが 見ると目がつぶれるって
おどかすんだよ・・・。
かわりにアーク 見てきてよ。

あ・あのさあ アーク。
これは ボクの ささやかな
ぎもんなんだけど・・・
きみってさあ・・・子供たちには
人気があるのに どうして
大人には 不人気なのかなあ。
ボクは それを考えると
ふしぎで 夜もねむれないんだ。

(外に出ようとする)
そうだ アーク。
長老様が 呼んでたよ。
また おこごとじゃないの?

(つぼをぶつける)
うわーん いたいよお!
なんてことするんだよお!

アーク。 聞いたよ。
はたおり小屋の 織物を
だいなしにしたんだって?
この前は はたけのカボチャを
全部 とっちゃったよね。
・・・こりないんだねえ。

いいなあ アーク。
おれも エルちゃんに
起こされてみたいなあ。

こんな話をすると
アークは わらうだろうけど
そのとびらの前・・・
ほら 長老様に
入っちゃいけないって言われてる
とびらの前を 通ると・・・
・・・だれかに
・・・よばれているような
・・・気がするんだ。

なんだよ アーク。
また エルに起こされたのか?
毎日毎日 はずかしくないのか?

(つぼをぶつける)
いてーっ!!
何するんだよ!
アークは らんぼう者だなっ!

(入っちゃいけない扉に近づく)
・・・か・・・
たすけ・・・よ。

(長老の部屋に入る)

長老: アークか。
こっちへ 来なさい。

(長老の横の宝箱を調べる)
長老: たわけものっ!
だれが その箱を
あけてよいと言ったのじゃ?

(宝箱を正面以外から調べる)
長老: たわけものっ!
だれが その箱を
あけてよいと言ったのじゃ?
だいたい 宝箱とは
正面から あけるものじゃ!

長老: アーク。 お前は昨日
はたおり小屋の 織物を
台無しにしたそうじゃな。
どうして お前はそうなんじゃ?
 すなおにあやまる
 とりあえず言い訳をする

>すなおにあやまる

アーク: ・・・悪かったよ。
でもさ 悪気はなかったんだぜ?
ちょっと にわとりと
遊んでいたら にわとりのやつが
小屋に入っちまってさ・・・。

長老: そう思うなら
すぐに 機織小屋の人たちに
あやまりに行くのじゃ。 よいな!

>とりあえず言い訳をする

アーク: ちえっ!
オレが やったんじゃないぞ。
にわとりだよ! にわとりのせい!
・・・そりゃあ にわとりを
機織小屋に 追いこんだのは
オレだけどさ。

長老: つべこべと
言いのがれを するでない!
早く あやまりに行くのじゃ!

長老: なんじゃ アーク。
 機織小屋の 場所がわからない
 別に用はない

>機織小屋の 場所がわからない

アーク: あのさ じいさん。
機織小屋って どこだっけ?

長老: しらばっくれおって!
このやしきの ↑の方にある
エルがいる家じゃ!

>別に用はない

アーク:
いや 別に用はないんだけどさ。

長老: ならば 早く行け!
小屋の者に あやまるまで
もどってくるのではないぞ!

【クリスタルホルム】

(釣り人)
・・・・・・・・・
どうせ ボウズだよ!

アークおにいちゃん! 見て!
くりすたるぶるー に
何か うつって見えるんだよぉ。
見たことない人や
見たことない場所が見えて
おもしろーい!

あっ!
アークにいちゃんだあっ!!
にいちゃん!あそんでよお!

この泉の中に 時々
町のようなものが 見えるんだ。
一体 何なんだろう・・・。

エルねえちゃんがねえ
おしごと おわったら
あそんでくれるから まってるの。

おとこの人と おんなの人はねえ
ぜんぜのやくそくで
むすばれているんだってえ。
アークにいちゃんと
エルねえちゃんも
むかしから なかよしだったの?

アークにいちゃんみたいに
いっぱい
飛べるように なりたいな!

アークにいちゃん
見てくれた? じょうずに
ジャンプできるようになったのよ!

クリスタルブルーってなあ
なんなんだべな。
おらの作物に 害はあるんかね。

(顔のあるカボチャを抜こうとする)
いたいよ! やめてくれよな。

【よろず屋】

いらっしゃいませ。
(売買)

【プライムブルー屋】

この世に点在する プライムブルー。
それを 変化させるのが
この 私の役目。
プライムブルーを 入手したら
持ってきてみることだね。
ひっひっひっ。

プライムブルーっていうのは
まほうを ふうじこめることのできる
石のこと。
プライムブルーは いくら使っても
なくならないから 何度でも
まほうに 変えることができるんだ。
まあ まほうの力を 入れておく
水とう みたいなものさ。
ひっ ひっ ひっ。

【うらないの館】

ひひひ。 アークかい。
どれ せっかくだから
うらなってやろう。

むむむっ。 お前さんには
さいなんの相が 出ているよ。
気をつけることだねえ。 ひひひ。

【すまいの館】

アーク?
子供たちに あまり変な遊びを
教えないでちょうだいね。
この間だって この家中の置物を
投げてこわしちゃって
たいへんだったんだから。

(つまみ食いをする)
アーク? ちゃんと見たわよ!
まったくもうっ!

くすん くすん。
アークにいちゃあん。
こわい夢 みちゃったあ。
町の人たちがねえ
みんな 氷になっちゃう夢なの。
くすん くすん。

今日はね
くりすたるぶるーが飛んでいるから
お外に 出ちゃだめなんだって。

(つぼをぶつける)
うわーーーんっ!!!
アークにいちゃんの ばかーっ!

ボク 何もしてないのに!
アークにいちゃん ひどいよ!

【こな引き小屋】

何してるかって?
見りゃあ わかるだろうよ。
作物をひいて 粉にしてるのさ。
パンの元になる粉にさ。
よくできた 仕組だよなあ。
いったい どこのどいつが
考えたんだろうなあ?

おらおら 仕事のじゃまだよ。
用がねえんなら
とっとと 帰んな!

(機械を止める)
歯車が 止まっちまったよ!
まったく!
どこの どいつのしわざだっ!?

・・・ ・・・ ・・・
・・・ん・・・ああ
アークか・・・。
最近 変な気分になるんだよ。
ずっと 昔にも こんな風に
はたらいていたな・・・なんて。
な?変だろ? わらってもいいぜ。
あははのは・・・ふぅ。

ぼおっとしていたことは
親方には だまっていてくれよ。

【機織小屋】

エル: アーク 聞いたわよ。
また いたずらしたんですって?
早く あやまった方がいいわよ。

おばさん: なんだい アーク。
まさか また 悪さをしに
来たわけじゃないだろうね?
そうなら 出ていっとくれよ!
 とりあえず あやまる
 このまま 帰る

>このまま 帰る

アーク:
エルに 会いに来ただけさ。
ばあさんには 用はないぜ!

おばさん: んまあっ!
なんて子だろうっ!
反省の色も ないのかねっ!

おばさん: まだ 悪態つく気かい?
 とりあえず あやまる
 このまま 帰る

>このまま 帰る

(以後同じ)

>とりあえず あやまる

アーク: いや・・・この間は
悪いことを したなあなんて
思ってさ・・・。

おばさん: おや めずらしい。
あんたが すなおに
あやまるなんて!
わかれば いいんだよ。
あたしたちの織物には
たましいがこめられてるんだ。
もう 二度とあんなマネは
しないでおくれよ。

(おばさん)
でも なんでエルのような子が
あんたみたいな らんぼう者と
仲が いいのかねえ。

エル: アーク。
いたずらも ほどほどにね。

何をしているのかですって?
ししゅうよ。
布に 糸で 絵をかくの。

エルが作る 織物は
ふしぎな力を持った 織物。
人を 幸せな気持ちにするわ。
私も いつかは
エルのような 織姫になりたいの。

なあに? アーク。
エルなら 下にいるはずよ。
長老様に たのまれた
織物を 織るんですって。

【長老の家】

(青い扉の前に少年が三人集まっている)
(一人は遠巻きに見ている)

・・・ダメだな。
ちっとも 開かないよ。
三人で おしてもダメか・・・。
カギが かかってるわけでも
ないのになあ。

あ・アーク!
いい所に 来たじゃないか!

長老様は おでかけになったぜ。
それでさ ちょっと
ためしてみたいことがあってさ。
この 青いとびら。
あかずの とびらの中に
何があるか 見ようと思うんだ。
でも さっきから 色々と
ためしてるんだけど ちっとも
開かないんだよ・・・。
アークも ためしてみないか?
 やってみる
 やらない

>やってみる

アーク: おもしろそうだな。
やってみるか!

男の子: そうこなくっちゃ!
アークなら できるかもな!
早速 ためしてみせてくれよ!

(扉の前の三人)
おじけづいたのか?
強そうにしている割には
弱虫なんだな。

(扉の前の三人)
やるって言ったろ?
とちゅうで にげるのは
ひきょうだぞ!

(扉を押す)
アーク: ちくしょうっ!
これだけ おしても
ビクともしねえじゃねえかっ!

(遠巻きに見ている少年)
あ・あのさあ や・やめようよ。
アークが そう言えば
みんなも あきらめるよ。
長老様は いつも言ってただろ?
あの中には ふれてはいけない
ものがあるんだって・・・。

(つぼを扉に投げるとヒビが入る)

おい ヒビが入ったぜ!
いいぞっ! アーク!

(更につぼを投げると扉が開く)
(遠巻きに見ていた少年は部屋を出て行く)

やった! 開いたぞ!!
いいぞっ! アーク!

(光と、声が聞こえる)

たすけて・・・
だれか たすけにきてよ。

・・・なあ。
今 何か聞こえなかったか?

お・おれ ちょっと
はらが 痛くなってきた・・・。

お・おれも なんだか
頭が 痛くなってきたな・・・。

じ・じゃあ 後はたのんだぜ。
お前が 開けたんだから
責任は とってくれよな!

(三人、部屋を出て行く)

(アーク、扉の中に入る)

>やらない

アーク: やなこった。
お前たちだけで やれば?

男の子: じゃあ いいよ。
中に いいものがあったって
お前には 教えないからな!
それでも いいんだな?
 かまうもんか。
 やっぱりやってみる。

>やっぱりやってみる。

アーク: しょうがねえな。
そのかわり もし いいものが
みつかったら 山わけだぞ。

男の子: そうこなくっちゃ!
アークなら できるかもな!
早速 ためしてみせてくれよ!

(以降、「やってみる」の場合と同じ)

>かまうもんか。

アーク: 中に 何があろうと
オレには きょうみないね。
勝手に やればいいだろ?

男の子: わかったよ!
その言葉を わすれるなよ!

アークは やらないってさ!
それじゃあ もう一度
とびらを おしてみようぜ。
いいか? せえのっ!

(扉に光が吸い込まれていく)

・・・な・なんだ これ!!

(部屋が光に包まれて、光が消える)
(アークは部屋に倒れていて、遠巻きに見ていた少年が横にいる。三人の少年はいない)

(遠巻きに見ていた少年)
アーク・・・アークってばぁ!
おきてよぉ。 たいへんだよぉ。

(遠巻きに見ていた少年)
どうしよぉ アーク。
みんな このとびらの中に
ひきずりこまれちゃったよぉ。
だから やめようって言ったのに。
長老様が ふうじてあるとびらを
開けようとするなんてぇ・・・!

(遠巻きに見ていた少年)
アーク・・・どうしよぉ。
中に入っちゃった みんなは
どうなっちゃったんだろう・・・。

(扉を押す)
アーク: ちくしょうっ!
これだけ おしても
ビクともしねえじゃねえかっ!

(つぼを扉に投げるとヒビが入る)
アーク: な・なんだ??
ヒビが 入ったぞ???

(更につぼを投げると扉が開く)
アーク: ざまあみろっ!
アーク様にかかれば
こんなとびら ちょろいもんさ!

(遠巻きに見ていた少年)
・・・まさか アーク。
中に入るつもりなの?
やめなよぉ。 あぶないよぉ。

(青い扉に入って階段を降りていく)

(選択肢「やらない」「かまうもんか。」の場合、引きずり込まれた三人が凍っている)

アーク: ・・・おい。
こんな所で どうしたんだよ?
おいってば! 何とか言えよ!

アーク: おいっ!
何が あったんだよ!?
一体 どうしちゃったんだよ?

(一番深いところまで下りていくと声が聞こえる)

・・・たすけて・・・
ここから おろしてよ・・・。

(光の中に何かが浮かんでいる)
(アークが近づくと跳ね返される)

ダメだダメだ! そんなんじゃ!
強い力と 静かな心とが
このふう印を とけるんだ!
さあ! 心を 落ちつけて・・・
そっと この箱に
ふれてみておくれよ。

(アークが箱に触れると、何かが現れる)

・・・ぷはあっ!
きゅうくつだったあ!!
助かったぜえ!!

アーク:
な・なんだ こいつ!?
しゃべったぞ!

むっ・・・しゃべって
悪いかよ?
だいたい こいつってなんだ?
ヨミってちゃんとした名前が
あるんだからな!

アーク: な・なんだか
変なのが 出てきちゃったな。
それで 長老は
さっきの箱を わざわざ
しまいこんでいたのか。

ヨミ:
ざんねんでした。
それは ハズレ。
あの じいさんは この町の人が
この箱の中の世界に
入ることを おそれたのさ。
平和ボケしている この町の人に
この箱の 本当の意味なんか
わからないからねぇ。

アーク: 箱?
そういえば あの箱は
どうしちまったんだ?

ヨミ:
ねぼけるなよ。
お前が 持っているじゃないか。
あの箱の ふういんを解いた者には
あの箱の 持主になる
資格が あたえられるんだ。
これからは SELECTキーで
箱の中を 自由に行き来できるぜ。
じゃあ おいらが お前に
箱の中を 案内してやるよ。
ついてきな!

(アーク、ヨミ、箱の中に移動)

【中央の部屋】

(ヨミのセリフだが「ヨミ:」とは表示されない)

どうだ? これが 箱の中さ。
箱の持ち主は 地上とこの中を
自由に 行き来できるんだぜ。

これが宝石箱だぜ。
まほうのリングや
しょうかんのメダルは
この中に入るのさ。
まほうの元になる
プライムブルーの数も
この中で 確認できるぜ。
まほうを 使いたい時は
道具の部屋で この宝石箱を
装備するんだな。

これが戦いの手引書だぜ。
攻撃の方法が わからなければ
これを 読んでみるといいぜ。

これがつよさの鏡だぜ。
アークの攻撃力・防ぎょ力・運
それに 現在の経験値を
見ることが出来るんだぜ。

これがせっていメモだぜ。
ここで コンフィグ設定を
変えることが出来るんだぜ。

これが地図だぜ。
ダンジョンで見れば 現在地が
一目でわかるんだぜ。

これが旅の手引書だぜ。
いろいろ ためになることが
書いてあるから 後で
ちゃんと 読んでおけよな!

次の部屋へいくぜ・・・

【道具の部屋】

ここは道具の部屋だぜ。
手に入れたアイテムは この部屋に
置いてある。 使う時は装備して
Xボタンをおすんだぜ。
人に アイテムを見せたい時は
ちゃんと 装備して
相手に 話しかけてみなよ。
アイテムの説明が 聞きたい時は
アイテムの上で
Lボタンを おしな。
おいらが 説明してやるからさ。
武器や 防具の場合も
同じだぜ。
それと おいらの後にあるのが
ホールホル。
何でも 食っちまう空間さ。
道具 防具 武器のどの部屋にも
この ホールホルは
あるからな。
何か 捨てたいものがあれば
ホールホルの前で
声を かけてくれよな。

次の部屋へいくぜ・・・

【武器の部屋】

ここは武器の部屋だぜ
手に入れた武器は この部屋に
置かれるんだ。
武器は
装備しないと戦えないからな。
装備するのを わすれるなよ。

次の部屋へいくぜ・・・

【防具の部屋】

ここは防具の部屋だぜ。
手に入れた防具は この部屋に
置かれるんだ。
ちゃんと 装備すれば
自分の身を 守れるんだ。
防具の装備も わすれずにな。

次の部屋へいくぜ・・・

【中央の部屋】

さあ。 この箱の中を
自由に 見て回ってこいよ。
そうそう。
武器の部屋へ もう一度
行ってみるといいぜ。
ずっと おいらとこの中で
この箱を 開けてくれるやつを
待っていたやつがいるんだ。
アークなら
あいつと 気があうと思うぜ。

【武器の部屋】

(光っているものに触れる)

アークよ。
この箱を 開けし者よ。
私の声が 聞こえるか?
私は この箱の中で
私を 意のままに あやつれる者が
おとずれるのを まっていた。
人は 知恵を持った時
はじめて 私の存在を知る。
私を あやつるようになり
やがて その力を増し
世界を ひろげていく。
そして 時は 同じようにめぐる。
かつて そうした者がいたように
お前は箱を開き 私と会った。
私を手にする 勇気があるか?
 ある
 ない

>ない

お前も しょせんは
平和にうつつをぬかす この町の
人間のひとりか・・・。

(再度話しかける)

人は 知恵を持った時
はじめて 私の存在を知る。
私を あやつるようになり
やがて その力を増し
世界を ひろげていく。
そして 時は 同じようにめぐる。
かつて そうした者がいたように
お前は箱を開き 私と会った。
私を手にする 勇気があるか?
 ある
 ない

>ある

ならば 私を手に取るがいい。
お前の 心のおもむくままに。

(アーク、それを取る)

アークは
武器を 手にした!

ヨミ: へへー。
アークは そいつに
気に入られたようだな。
っと・・・アークに
お客さんが 来たみたいだな。
箱の外に もどろうぜ!

(長老の家の地下に戻ると、エルが来る)

エル: アーク!
だいじょうぶなの? アークが
ここに 入ったって聞いて・・・
・・・きゃあっ!
なに これ!?

ヨミ: ちえっ! これってのは
ずいぶんな ごあいさつだねっ!

アーク: オレも わからないけど
悪い生き物じゃ ないみたいだぜ。
それより エルこそどうしたんだ?

エル: ・・・わからないわ。
アーク・・・私・・・こわいの。
なにか とてもこわいの・・・。
何かが 動きはじめているような
そんな気がするの・・・。
それが とてもこわいの。
だから・・・おねがい・・・
ひとりに しないで・・・。

(エル、凍りつく)

アーク: エル?
エル? 一体どうしたんだよ?

アーク: やいっ! お前っ!
エルに 何をしたんだっ!?

ヨミ: おお こわっ!
でも今ごろ この町のやつら
みんな そうなっちまってるよ。
な・なんだよ その目は!
おれが 悪いんじゃないぞ!
おれは あの箱の中に
とじこめられてただけなんだ!
おわびと言っちゃなんだけど
いいことを 教えてやるよ。
その子を 元にもどす方法さ。
この せまい町を出て
自分の 住んでいた世界を
たしかめてみるんだな。
お前に あの箱が
たくされた理由が わかるはずだぜ
じゃあ またな!

(ヨミ、消える)

アーク: おいっ!
どういう 意味だよ!?
このやろうっ! にげる気か?

(エルに話しかける)
アーク: エル・・・。
何か 言ってくれよ!
一体 何がどうしちまったんだよ!
・・・そうだ! 長老だ!
元はと言えば あの箱は
あのじいさんが とじこめてたんだ!
あのじいさんなら きっと
何か 知っているにちがいないぞ!

(エルに話しかける)
アーク: エル・・・。
何か 言ってくれよ!
一体 何がどうしちまったんだよ!

(引きずり込まれた三人がいる場合)

アーク: どうしたんだよ?
いつもの 元気はどうしたんだよ?
何か 言い返してみろよ!

アーク: 何か 言ってくれよ!
ちくしょうっ! 体が 氷みたいに
冷たくなっちゃってるよ・・・。

(階段を昇って青い扉の外に戻ると、皆が凍りついている)

アーク:
一体 どうしちゃったんだよ?
何か 言ってくれよ!!

アーク: なんでなんだよ!
とびらを開けたのは オレだぞ?
どうして お前たちまでが
こんな目に あわなきゃ
いけないんだよ!?

アーク: 何か 言ってくれよ!
ちくしょうっ! 体が 氷みたいに
冷たくなっちゃってるよ・・・。

(長老の家の入口に、長老がいる)

アーク: やいっ!!
これは どういうことだよ!?
説明しろよ じいさんっ!

長老: この 大たわけがっ!
この事態を まねいたのは
お前なのじゃぞ!
わしが あのとびらを
開けてはならぬと 言ったのは
このことを おそれたからじゃ。
だが 町の者たちを
このままに しておくわけにも
いかぬじゃろう。
町の者を 元にもどしたいか?
 もちろん!
 どっちでもいい

>もちろん!

アーク: あたりまえだろ!
じいさん! 方法を知ってるなら
早く 教えろよ!

長老: ならば アークよ。
町の外に 出るがいい。
5つの塔が お前を待っておる。

アーク: 町の外?
町の・・外って?
それに 塔って 何のことだ?

長老: すでに 門は開かれた。
お前に みなを元にもどすことが
はたして できるかの?

>どっちでもいい

アーク: じいさん!
知ってるなら あんたが
とっとと なんとかしろよ!

長老: なんじゃと?
まったく 見下げたやつじゃ!
まあ それもよかろう。
わしは 部屋にもどるぞ!
その気になったら いつでも
わしのもとに 来るがよい。

長老: 気がかわったのか?
 町の人を助けたい!
 どっちでもいい

>どっちでもいい

アーク: だから
じいさん! 知ってるなら
とっとと なんとかしろよ!

長老: なんじゃと?
本当に 見下げたやつじゃ!
少しは 頭を冷やせ!

>町の人を助けたい!

アーク: 助けたいよ!
じいさん! 方法を知ってるなら
早く 教えろよ!

長老: ならば アークよ。
町の外に 出るがいい。
5つの塔が お前を待っておる。

アーク: 町の外?
町の・・外って?
それに 塔って 何のことだ?

長老: すでに 門は開かれた。
お前に みなを元にもどすことが
はたして できるかの?

長老:
なんの用じゃ。 アーク?
 塔のことを 聞きたい
 箱のことを 聞きたい
 ・・・つかれた

>塔のことを 聞きたい

アーク:
なあ じいさん。
塔ってのは 一体 何なんだ?

長老: お前・・いや
この町の者は だれも
この町より 外へ出た者はいない。
この町の外には 5つの塔がある
それぞれが 生物の生命を
コントロールする力を 持っておる。
わしの 話せるのはここまで。
塔の中で 何をすべきかは
お前が 自分でさがすのじゃ。

>箱のことを 聞きたい

アーク: じいさん。
あの箱・・・あれは一体
何だったんだ?

長老:
あれは この世界と
相反する世界に 存在するもの。
あれを ひもといたことで
この世界の バランスが
くずれてしまったのだ・・・。
しかし あの箱が持つ
本当の 役割は お前が
おのずと 知ることとなろう。

>・・・つかれた

アーク: じいさん。
オレ 少し つかれたよ。

長老:
ならば 目を とじるがよい。
傷を いやしてやろう。

アークの 体力が回復した!

(長老)
ベッドで 休めば
同じように 傷がいやせよう。
町の外では お前の持っている
クリスタルのヤリが
時と共に 傷をいやしてくれる。
一度に 傷をいやしたければ
球根を 使うことじゃ。
さあ 行くがよい。

(どの選択肢も選ばない)

(長老)
用があれば いつでも来るがよい。

(宝箱を調べる)

長老: その箱の中のものは
持って行くがよい。
何かの たしになろう。

 アークは
 不思議な球根を 手に入れた!

 アークは
 50 GEMを 手に入れた!

(長老の家から出る)

【クリスタルホルム】

アーク:
な・・・なんだ? これは?

(門が現れている)

アーク:
こいつが じいさんの言ってた
門ってやつか・・・。
・・・町の外か。
おもしれえじゃないか!
どこへだって 行ってやるぜ!

(人々は凍りついていて、アークのセリフは2つの繰り返し)

アーク:
一体 どうしちゃったんだよ?
何か 言ってくれよ!!

アーク: 何か 言ってくれよ!
ちくしょうっ! 体が 氷みたいに
冷たくなっちゃってるよ・・・。

(顔のあるカボチャ)
長老の家から 光が飛び出して
町の者たちは みんな
こおりついてしまったのさ。

・・・お前が やったのかい?

(うらないの館、よろず屋、プライムブルー屋は利用可能)

【うらないの館】

ひひひ。 アークかい。
どれ せっかくだから
うらなってやろう。

かがやく糸が お前の運命を
つむいでくれるはずだわい。
ラッキーナンバーは 4じゃ!

(クリスタルホルムの外に出る)