天地創造/第2章 世界の復活:サバンナ高原

Last-modified: 2020-08-17 (月) 22:31:32

<<サバンナ高原>>

【サファリアム】

わたり鳥: ・・・これは
どういうことなんっすかねえ。
アークさん!
ここには たくさんの動物がいて
それは ゆかいな
場所だったんですよ。
のんきなサイの サイモンや
のろまガメの カメのかめすけや
動物の王 ライオンのネオ。
たしか ネオには子供も
生まれたばかりだったのに・・・
一体 何が あったのやら・・・。
・・・はぁ・・・
せちがらい世の中で やんすねえ。

(わたり鳥)
こんな所じゃ たいくつでしょう。
サンクチュアリに もどるなら
お送りしますぜ。
どうなさいますかい?
 サンクチュアリへ行く
 今は いいよ

>今は いいよ

アーク: 今はいいよ。
気がむいたら よろしくな。

わたり鳥: くぅっ!
アークさんの お役に
立てねえなんて やるせねえなあ。

>サンクチュアリへ行く

アーク: そうだな。
じゃあ 乗せていってくれよ。

わたり鳥: わかりやした!
では 早速まいりやしょう。
しっかり つかまってくだせえよ!

(鳥に運ばれて移動。サンクチュアリに戻れる)

(サファリアムには、植物はあるが動物はいない)
(さまよえる魂の、道具屋、プライムブルー屋あり)

(フィールドに出て、南に行くとズウ、更に南にせんじんの谷がある)
(東に行くとアラビア半島になり、インダス川があるが、水が流れておらず、渡れない)

【せんじんの谷】

サボテン: ここは せんじんの谷。
一度 谷に落ちたら 生きて上がって
来るのは むずかしい。
命が おしければ ここで
ひきかえすんだな。 ぼうや。

(ふくろう)
この先は まものしか住めない世界。
意味もなく 命を そまつにするのは
やめときな。 ぼうや。

(谷を降りようとしても同じセリフでふくろうに止められる)

【ズウ】

(探索しているとメッセージが出る)

空に 暗雲が 広がりはじめた!
(雨が降りだす)

(しばらく探索しているとまたメッセージが出る)

雲の切れ間から 太陽の光が
見えはじめた!
(雨が止む)

(戦闘)
ダンガンは とつぜん 爆発した!

(戦闘)
ドーマは 思いきり 息をはきだした!

ばうばう草:
まもののおかげで 雨が少なくなり
あれち ばっかりになっちまった。
昔の 広い草原から比べりゃ
今の緑なんて ひとにぎりの砂つぶ
みたいなもんさ。
かつて 原住民たちが作った
雨ごいの祭だんってのが どっかに
あるって話だがね・・・

(さまよえる魂)
ズウには 古代文明のいさん
「雨ごいのさいだん」があります。

(さまよえる魂)
かつて 雨ごいのさいだんでは
4人の きとう師が
天候をあやつっていたんです。

(さまよえる魂)(他のさまよえる魂のセリフは、皆これと同じ)
あまごいの さいだんへ!!

【雨ごいの祭だん1】

(魂が4つ揃っていない時)

たましい:
4つのたましいの力が 合わさった時
あまごいが はじめられます。
アークさん。
我々の仲間を 救いだして下さい!

(魂が4つ揃っている時)

アーク:
な なんだ?!!
何か すごい力を 感じる・・・

(ズウに緑と水が広がる)

【ズウ】

アーク:
うおっ!
あれ地に 緑がよみがえっている!

アーク:
しかし 緑っていうのは
なんて 心が落ちつく色なんだろう。
ねっころがればベッドのかわりになるし
生き物たちの エサにもなる。
エサ・・・?
そうか・・・
動物たちが 復活できないのは
エサになる草原が ないからだ。
この調子で 緑がもどれば
きっと 動物たちも よみがえる。
わたり鳥の 言っていた
のんきなサイの サイモンや
のろまガメの カメのかめすけや
動物の王 ライオンのネオにも
きっと 会えるはずだぜ。

(アイテムが持ちきれない時)
アーク:
(不思議な球根)は
もう いっぱいで 持てねえや。
使うか 捨てるかしないとな・・・

アーク: うん?
この 岩カベ なんだか みょうな
形をしてるな・・・・
何か ちょっとしたことで
くずれそうに 見えるけど・・・

(ドーマの息でアークが飛ばされて岩カベにぶつかると、岩カベが壊れて先へ進める)

【雨ごいの祭だん2、3】

(魂が4つ揃っていない時は何も起こらない)
(魂が4つ揃うと、セリフ無しでイベントが起こり、祭壇を出るとズウに緑と水が広がっている)

【(雨ごいの祭だん4)】

(部屋に入るとストームマスターと戦闘)

じゃしんは 巨大な かまを 投げた!

じゃあくな ほのおが おそいかかる!

じゃしんは 不敵に 笑った

(戦闘終了)

ストームマスターをたおした!!

不思議な声:
アークよ。
私は この日をまっていた。
まものと化した 動物たちは
もとの姿を とりもどすであろう。
だが よく 覚えておくがいい。
世界が よみがえるには
まだ はやすぎるのだ。
お前が 生きとし生けるものたちを
しっかりと みちびいてやらねば
ならないのだよ。

(地表に動物が復活する)
(アーク、動物がいるサファリアムに立っている)

【サファリアム】

(わたり鳥)
アークさん!
よろこんでください!
動物たちが 帰ってきましたよ!
・・・とは 言っても
今は まだ少しなんですけど・・・
この上の ガレ場には
ライオンたちのす が
ありましてね。
まずは ライオンの王に
感動の ご対面てえのは
どうでしょうね?

(猿)
や・・・やややっ!?
お前は 人間かっ!?
なんっ! せんっ! すっ!
私の 7日間と4時間の調査では
人間は まだ この地上には
姿を あらわしていないはずだ!

(猿)
なんだ 人間!
私の学説が 聞きたいのか?
 聞きたい 聞きたくない

>聞きたくない

アーク:
なまいきな サルだなあ。
別に 聞きたくねえよ!

テラ: むむむっ!
ならば むこうへ行け!
研究の じゃまだっ!

>聞きたい

アーク:
学説って なんだ?
教えてくれよ。

(猿)
しからずんば 聞かせよう!
かつて この地上には
あらゆる生命が あった。
しかしある時 生物のたましいは
それぞれ 各地にと
ふうじられてしまったのじゃ。
そして 人間のたましいは
東の大陸にある 雪深く
けわしい山の中に ねむっておる。

(猿)
なに? その山に行くつもりか?
無理だ! 無理だ!
山に 行くとちゅうには
川が たちふさがっている。
人間に こえられはせぬ!
しょせん 人間など
大自然の前には
手も足も出ぬ 生き物なのだよ。

(鳥)
いいことを 教えておいてあげる。
もし ライオンに出会ったら
むやみに 動いてはダメよ。
心をおちつけて じっとするの。
そうすれば 相手も
あなたを みとめてくれるわ。

(サイ)
き・君ぃ。
この先に 行くつもりなのぉ?
や・やめた方がいいよぉ。
この先の 岩山には
ライオンたちが 住んでるんだぁ。
食われちまうかもしれないよぉ。

(カメ)
いじめないでよーーーー。

(鳥)
私たちはね。 ライオンたちの
ノミを 食べてあげるかわりに
守ってもらっているの。
私たちは こんな小さな体だけど
だれかの 役に立てるのって
うれしいわ。

(ライオンの巣に続く洞窟に入る)
(暗闇でライオンたちの目が光る)

・・・ ・・・ 人間だ。
人間がいるぞ。

ばかな・・・。 人間が
こんな所に いるわけなかろう。

そんなこと どうでもいい。
よく見れば やわらかそうで
うまそうな 人間じゃないか。

我ら ライオンのすみかに
まよいこんできた方が 悪いのだ。
エサにされて 当然・・・。

(洞窟が明るくなり、声がする)

みなの者 しずまれ!
その青年に 手を出すのではない!

(洞窟の奥から新たなライオンが来る)

勇気ある青年よ。
我が王国の 客人として
かんげいしようではないか。
さあ どうくつのおくへ進み
我が王国まで 来るがよい。

(ライオンたち、洞窟の奥へ行く)

【ライオンのす】

(雄ライオン)
王の子 ライム様は 今
この楽園より 南にある
せんじんの谷に おられます。
ライオンの 王族の子は
一人立ちの ぎしきとして
谷にひとり とり残されます。
谷底から 自分の力で
はいあがってきた者だけが
次の王に なれるのです。

(雌ライオン)
ネオ様は お心の広い
すばらしい お方なんです。

(雌ライオン)
もの知り学者ザルの
テラじいさんには 会った?
ちょっと くどいけど
いろいろと ためになる
話をしてくれるわよ。

(雄ライオン)
ネオ様は いささか年を
おめしになられた・・・。
ネオ様のあとは 息子の
ライム様が おつぎになるのだが
なにせ まだ子供でしてな。

(ネオ)
私は どきょうのある者が
大好きだ。 君のことを
かんげいするとしよう。
私の名は ネオ。
ライオンと このサファリアムの
動物たちを おさめる者だ。
ここは われら
ライオン一族の すみか。
ゆっくりするがよい。

(ネオの妻)
私は ネオの妻 そして
ライムの母でございます。
あなた様に お願いがございます。
実は 私の息子のライムが
せんじんの谷から いっこうに
もどってこないのです。
様子を見にいった 鳥たちの話だと
谷には 見たこともない生物が
あふれかえっているらしいのです。
ネオは いかなる場合でも
ぎしきは とりやめられぬと
とりあってくれません。
お願いです。 ライムの様子を
見にいっては いただけませんか?
何か よくない予感がするのです。

(ネオの妻)
お願いです。 ライムの様子を
見にいっては いただけませんか?
何か よくない予感がするのです。

【サファリアム】

(わたり鳥)
サンクチュアリに 行くのでしたら
お送りしますぜ。
どうなさいますかい?
 サンクチュアリへ行く
 今は いいよ

(動物復活前と同じやり取り)

(フィールドに出て、東のインダス川に行くと水は流れているが、泳いで渡ることは出来ない)

【せんじんの谷】

サボテン:
ライオンってのは すごいねえ。
王族の子は この せんじんの谷で
試練を受けるっていうんだから。

(ふくろう)
ライオンの子が さっき
試練を受けに 谷へ入っていったよ。

(谷底へ降りて、魔物に襲われているライムを助ける)

ライム:
助けてくれて ありがとう・・・
もう ダメかと思っちゃった。

アーク: なーに。
それより おまえ
まだ 小さい 子供じゃないか。
こんな 危険な場所に
たった いっぴきで・・・
こわくないのか?

ライム:
ライオンの子は さけて通れない道
なんだって・・・
このくらいの 試練をのりこえられ
なければ 生きててもしょうがないって
お父さんに 言われちゃったの・・・

アーク:
そうか。 きびしいんだなあ・・・
まあ 気をとりなおしていこうぜ。
オレも この度胸だめしの ぎしきに
参加させてもらうとするよ。

(ライムと共に谷を登ることになる)

(ライムが多くのダメージを受けるとやり直しになる)

ライム:
ああっ!
アークにいちゃん!!!

 ライムが やられてしまったので
 やりなおしです・・・

ライム:
うーん。
このガケ どうやって登る?

(岩を動かして先に進む)

ライム:
おにいちゃん。 おそいなあ。
もっとはやく おいでよ。

ライム:
あれ?
おにいちゃん どうしたの?
こんなところで 道草くってちゃ
だめだよ。
はやく いかなくちゃ。

ライム:
なんだか どきどきするね。
こんな 楽しい 試練だったら
毎日でもいいや。

ライム: あれれ?
ぼく 道をまちがえちゃったかな?
おにいちゃん 後もどりしよう。

ライム:
あれれ? 分かれ道だ。
おにいちゃん どっちだと思う?
 ちょっと見てくる
 ↓の道
 →の道

>ちょっと見てくる

アーク:
ちょっとまってな。
今 見てくるからさ。

(会話終了。待っているライムに話しかけると同じ選択肢が出る)

>↓の道

アーク: 下の道にちがいないさ。
このアーク様が言うんだから
絶対に まちがいない。

ライム:
へえ おにいちゃんってすごいなあ。
未来のことまで わかっちゃうの?

(先に進む)

ライム: いきどまりだよう。
おにいちゃん あてずっぽうで
いったでしょ。
今度から おにいちゃんの言う道と
逆の方向に いこっかなあ。

(ライム、戻って右の道を進む)

>→の道

アーク: 右の道にちがいないさ。
オレ様が言うんだからまちがいない。

ライム:
へえ おにいちゃんってすごいなあ。
未来のことまで わかっちゃうの?

(右の道を進んで先に行く)

ライム:
なんだか どきどきするね。
こんな 楽しい 試練だったら
毎日でもいいや。

ライム:
わあ!
まものが いっぱいだ!
ぼく おにいちゃんの 戦うところを
みてみたいなあ。
今度は 後を ついていくね。

(敵を倒す)
ライム:
わあ すごいなあ。
おにいちゃん 強いなあ。

ライム: わあ! 石の橋だ!!
ぼく こういうの 一度でいいから
わたってみたかったんだ!!

(橋がくずれるのでライムと同時に渡りきる)

ライム:
ああ こわかった!!
スリルまんてんだね。

ライム:
なんだか どきどきするね。
こんな 楽しい 試練だったら
毎日でもいいや。

ライム:
うわあ すごいガケだなあ。

ライム: おにいちゃん。
よーいどんで どっちが先に上につくか
きょうそうしようよ。

ライム: いい?
位置について ようい どん!!

(アークが負ける)
ライム:
あはは
おにいちゃんの 負けだね。

ライム:
なんだか どきどきするね。
こんな 楽しい 試練だったら
毎日でもいいや。

ライム:
何だか まものの気配がする。
おにいちゃんも 気をつけて・・・

どろ人形:
わざわざ こんな 辺境地まで
出向いてくれるとはね。
さあ 来るがいい!

(どろ人形と戦闘になるが、崖をはさんでいるので攻撃が届かない)
(アークは石を投げて攻撃する)
(ライムが新たに石を持ってくる)

ライム:
アークにいちゃん!
この石を 使って!!!

(一定ダメージを与える)

どろ人形:
ま まってくれ・・
おれが 悪かった・・・・。
試練を のりこえようとしている
勇気ある 若者たち。
まだ 力がみじゅくなのをいいことに
エジキにしようだなんて考えた
オレが ひきょうだった・・・
もう 悪さはしないよ。
おわびに いいものをあげるから
こっちへおいで。

(アークとどろ人形の間に橋が出来る)
(アークが橋を渡っていくと)

どろ人形:
ふははは。 ばかめ。
お前みたいな 素直な心の生き物が
いるから オレたちゃ
こうして 生きていけるのさ。
ジゴクへ おちなっ!!!

(橋が壊され、アーク、崖の下に落とされる)
(頭上から声だけが聞こえる)

ライム:
アークにいちゃーーーん!!

どろ人形:
人生なんて そんなものよ。
たとえ お前が 成長していっても
うらぎりに出会い きずついた
毎日を 送るだけ。
ひとおもいに この場で 楽に
してやるとしようか。

ライム:
アークにいちゃんを よくもっ!

(戦闘音)

ライム:
アークにいちゃんの かたきだっ!
ぼくは 絶対 負けないぞっ!!

どろ人形:
こいつ! ただの 子ライオンだと
思っていたが なかなかやるな・・・

どろ人形:
・・・・・・・・・・・
オ オレが 悪かった・・・・
今度こそ 本当に悪さは しない。
だ だから 助けてくれ・・・

ライム:
・・・・・・・・・・・・・・

どろ人形:
本当に 本当に 悪かった。
オレを 信じてくれ・・・・・・

(物音)
(ライムが降りてくる)

ライム:
おにいちゃん!
無事だったんだねっ!!

アーク:
アーク様が そう かんたんに
やられてたまるかってんだよ。

ライム:
アークにいちゃん。
ぼく やったよ。
自分の力で まものを
やっつけたんだ。
なんだか いい気持ち。
なんでもできる 強いパワーが
どんどん わいてくるみたい。

アーク: なんだか ライムの方が
オレより先に 大人になっちゃった
みたいだな。

(何かが落ちてくる)

ライム:
なんだろ? これ・・・
さっきの まものの 持ち物かな?
それにしても きれいな石だなあ。
すきとおっていて キラキラ
かがやいてる・・・

アーク: この 試練の思い出に
もってかえったらどうかな?
一生の たからものになるぜ。

ライム: うん そうだね。
困ったときに この石を見れば
勇気がでてくるかもしれないもんね。

 ライムは
 星のかけらを 手に入れた!

ライム:
じゃあ ぼく わたり鳥さんを
呼んでくるよ。
ちょっとの間 まっててね。

(鳥に運ばれてサファリアムに移動)

【ライオンのす】

(雄ライオン)
ライム様が 無事にもどられ
この王国も あんたいです!

(ライム)
おにいちゃん! ボクね!
王様になる テストに
合格したんだって!!
でも ボク 王様になるより
おにいちゃんといっしょに
旅ができたら いいのにな。

(ネオ)
うむ・・・その・・・うむ。
ライムのことは 礼を言う。
この先には けわしい道も多い。
人の足では 進むことが
むずかしかろう。
動物たちに 君の旅を
助けるように 伝えよう。
道中 気をつけて行くがいい。
これは 私からの礼だ。
ぜひ 受けとってくれ。
君の旅に 役立つだろうから。

 アークは
 ネオのキバを 手に入れた!

(ネオのキバ/Lボタン)
武器のつよさ+12
ネオのキバで つくられたヤリだぜ。

(ネオ)
この先には けわしい道も多い。
人の足では 進むことが
むずかしかろう。
動物たちに 君の旅を
助けるように 伝えよう。
道中 気をつけて行くがいい。

(ネオの妻)
ライムから 話を聞きましたわ。
ライムを 守ってくださって
本当に 感謝いたします。
ネオもきっと 感謝してますわ。
何か お力になれることがあればと
もうしておりましたから・・・。

(ネオの妻)
心なしか ライムも
谷からもどって ひとまわり
成長したような気がしますわ。

【せんじんの谷】

(ふくろう)
せんじんの谷は
試練を受ける者が 立ち入る場所。
ぼうやは もう ここに 用は
ないと思うがね。

――――――――――――――

アラビア半島(インダス川)~チベット高原(エクルマータ)

<<アラビア半島>>

【インダス川】

(猿)
ライム様を 助けてくださって
ありがとうございました!
ネオ様に あなたに力を貸すように
言われましてね!
こうして 橋を作ったんです。
これで むこう岸にわたることが
できますよ!
さあさあ どうぞどうぞ!

(猿)
これで むこう岸にわたることが
できますよ!
さあさあ どうぞどうぞ!

(川にサイが並んで橋を作っている)

(さまよえる魂の、道具屋、プライムブルー屋あり)

<<チベット高原>>

【エクルマータ】

(花)
ここは エクルマータ。
人間のたましいの ねむる場所・・・

(戦闘)
サーベルドッグは なかまを よんだ!

なかまが かけつけてきた!

(戦闘)
サーベルドッグは なかまを よんだ!

しかし たすけは こなかった

(戦闘)
イエティのいかりが 爆発した!

(花)
イエティは 不思議な生き物。
あなたの 行動ひとつで
敵にも 味方にもなるわ。

(温泉に浸かっているイエティがいる)

お湯が 地面から
わきだしているようだ・・・
イエティは 気持ちよさそうに
つかっている。

(ヨミが現れる)

ヨミ:
アーク 知ってるか?
これ 温泉っていうんだぜ。

アーク:
何だよ それ?

ヨミ:
温泉は 地中からわきだす泉でさ、
無機物質や ガス成分を 多くふくんだ
25度以上のものを 言うんだ。
ケガなんかに よく効くんだぜ。
この イエティも ケガをいやして
いるんだろうな。

アーク:
へえ よく知ってるな。
いったい どこで覚えてくるんだよ。

ヨミ:
へへ。 アークとは もともと
頭の構造が ちがうのさっ。

(ヨミ、消える)

(戦闘)
アークは
こんらんした!

(戦闘)
ラクシャキは ばかにしている!

(戦闘)
スライムは ぶんれつした!

(戦闘)
アークは
冷たい攻撃を受けて
こおってしまった

(雪見草)
私は 雪見草。
この葉っぱは ケガに すごく
よく効くの。
温泉に 入れて
その中に ゆっくりつかれば
どんなケガでも なおっちゃう。
あなたにも 少し わけてあげるわね。

 アークは
 雪見草の葉っぱを手に入れた!

(雪見草の葉っぱ/Lボタン)
ケガに 良くきく 薬草だぜ。

(雪見草)
私は 雪見草。
でも あなたは すでに
私の葉っぱを もっているみたい。

(雪見草を装備して使用ボタンを押す)
アーク:
雪見草は ケガに よく効く
薬草って 言ってたっけ・・・

(温泉の前で、雪見草を装備して使用ボタンを押す)

 アークは 温泉の中に
 雪見草の葉っぱを 投げ入れた!

イエティ:
痛み ウソのように消えた・・・
お前 友達。
今日から 友達。
さあ こっち来る。

(イエティ、温泉を出て壊れた橋の方へ)

(イエティ)
お前 向こう岸に わたりたいか?
 わたりたい!!
 やめとく

>やめとく

(イエティ)
そうか・・・
気が変わったら いつでも来る。

>わたりたい!!

(イエティ)
なら こうする。

(イエティに向こう岸に投げ飛ばされる)

(向こう岸のイエティ)
お前 仲間の ケガ
なおしてくれた。
向こう岸に わたりたいか?
 わたりたい!!
 やめとく

(同じやり取りで対岸の行き来が可能)

(アーク、氷で滑ってカベに激突して雪崩が起きる)
(雪崩に巻き込まれたアークは、洞窟の中で目を覚ます)

どれくらいの間
たおれていたのだろうか?
気がつくと カモシカが 1ぴき
心配そうな顔で のぞきこんでいる。

カモシカ: よかった・・・
気がついたみたいね。
あたしたち
閉じこめられちゃったみたい。
どう 歩けそう?
 ぜんぜん へっちゃらさ
 ふらふらだけど へっちゃらさ

>ぜんぜん へっちゃらさ

アーク: へっ。
これくらいのことで へばる
アーク様じゃないさ。

カモシカ:
そうそう その調子 その調子。
ちょっと あたしに ついてきて
ちょうだい。

(カモシカ、奥へ歩いて行く)

>ふらふらだけど へっちゃらさ

アーク:
なだれで 一度 死んだと思えば
なんだってできるさ。

カモシカ:
そうそう その調子 その調子。
ちょっと あたしに ついてきて
ちょうだい。

(カモシカ、奥へ歩いて行く)

(洞窟の奥に、倒れているカモシカと、それを見つめるカモシカ)

(倒れているカモシカを調べる)
アーク:
息を していないみたいだ・・・

カモシカ:
あたしの ダンナなの。
もう 息をしてないわ・・・
落っこちるとき うちどころが
悪かったのね・・・
運命なんて わからないものよ。
さっきまで あたしと いっしょに
岩場をかけめぐっていたのにね・・・
さあ 気を とりなおして
ぬけ道がないかどうか さがして
みましょうか?

カモシカ:
あたしは 毛皮を着てるから平気だけど
あなた すっごく 寒そうよね。

(洞窟内が暗くなってくる)

カモシカ:
とうとう 夜が 来たみたい・・・

(真っ暗になる)

カモシカ:
何にも 見えなくなっちゃったわね。
どう? 暗ヤミってこわいと思う?
 こわい
 こわくない

>こわい

アーク: こわいさ。
あたりまえだろ。 暗ヤミが
こわくないやつなんか いるもんか。

カモシカ: 生き物はね、
みんな 一人になるのがこわいから
暗ヤミをきらうの。
だから だれもが パートナーを
見つけて 子孫を作るのかも
知れないわね。
そろそろ ねましょうか?
さあ こっちへ いらっしゃいな。
毛皮で くるんであげる・・・

アーク: あったかいなあ・・・
何だか 昔を 思い出す・よ・・・

(朝になる)

>こわくない

アーク: これまで 一人ぼっちで
旅をしてきたからな。
なれちまったのかもしれない・・・

カモシカ:
そう 一人ぼっちで・・・・

カモシカ: 生き物はね、
みんな 一人になるのがこわいから
暗ヤミをきらうの。
だから だれもが パートナーを
見つけて 子孫を作るのかも
知れないわね。
そろそろ ねましょうか?
さあ こっちへ いらっしゃいな。
毛皮で くるんであげる・・・

アーク: あったかいなあ・・・
何だか 昔を 思い出す・よ・・・

(朝になる)

(カモシカがカベを叩いている)

カモシカ:
ごめんなさい。
起こしちゃった?

アーク:
あんな でかい音がすりゃ
だれだって 起きるさっ!!

カモシカ:
それも そうね。
ところで おなかすいたでしょう?
朝ごはんにしましょうか?

(カモシカ、倒れたカモシカの所へ行く)

アーク:
こ これって!?

カモシカ: だいじょうぶ。
気温も低いし しばらくの間は
くさったりしないわ。

アーク:
そういう問題じゃないってば!
これって 君のダンナだろ!?
平気で 口にできるのかい?

カモシカ:
そうよ。
だからこそ 食べるんじゃない。
あたしまで 死んじゃったら
また 世界からカモシカが いっぴき
減っちゃうことになるもの。

(倒れているカモシカを調べる)

アーク:
・・・・・・・・・・・・
ダメだ・・・。
やっぱり オレ 食べられないよ。

カモシカ:
そう・・・?
じゃあ しょうがないわね。
でもね 一人で旅を続けていくなら
もっと 強くならなきゃダメよ。

(カモシカ、カベの所に戻る)

カモシカ:
さっきね ここの氷が
うすいことを 見つけたの。
あたしのツノを使えば
穴が あくかもしれない。
ちょっと さがっててくれる?

(カモシカが何度もカベにぶつかると、穴があく)

カモシカ:
ひらいたっ!!!!

(カモシカ、穴の先へ行く。アークも続く)

(穴の空いた先も、狭い洞窟の中)

カモシカ:
そ そんな・・・・・

カモシカ:
こういうことも あるわよね・・・
あなたなら このガケを
登って 外に でられるはず。
いい? あなたも旅を続けていくと
こういうカベに ぶつかる時が
きっとあるわ。
でも くじけちゃだめよ。
あたしも がんばって生きのびて
ここを 出るから・・・
あなたも しっかりね・・・・

カモシカ:
さあ いきなさい。
あなたは 旅を 続けなくちゃ。

(アーク、するどいツメで崖を登って外に出る)

(イエティが橋渡しをした湖は雪で埋まっている)

アーク: さっきの なだれで
湖がまるごと うまっちまった
みたいだな・・・

(ダークモーフと戦闘)

イエティは 巨大な氷を放り投げた

イエティは 雪あらしをおこした

(戦闘終了)

ダークモーフをたおした!!

不思議な声: アークよ。
いよいよ 人間が この世に
よみがえる日が やってきた。
人間とは 技術を生み出す力をもった
すばらしい生物。
だが その力が どれほど
大きなものか 彼らは知らない・・・
アークよ。
お前が 今後も しっかりと
世界を みちびいてやらねばな・・・

(アーク、食物連鎖の夢?を見る)