謝憐が半月と作った料理。キジや果実、香草を壺で煮たもの。半月は具として蛇を追加した。 壺の中は引きずり込まれそうな闇のようで、中から取り出したものはバラバラ死体の焼け焦げに見えた。 花城は「名前のとおりの味」と評したが、裴宿は食べた直後に膝をついて気絶し、その後もしばらくの間まともに喋ることが出来なかった。
中国語の「颠鸾倒凤」は成語で、順番が狂うことの例え。昔の小説では性交の表現(上になり下になってからみあう)として使われた。