「天官賜福」は古代中国を背景とした、神や鬼や妖怪などが存在する架空世界の物語である。
- 神が住む世界を天界という
- 人が住む世界を人界という
- 鬼や妖怪が住む世界を鬼界という
天界、人界、鬼界を総称して三界と呼ぶ。
三界
天界
人界
- この世界の人間は、修行をしたり徳を積んだりすることで神(神官)になることが出来る。これを飛昇という。
- 飛昇できる人はごく僅かで、数百年に一人いるかいないかである。
- 飛昇できなくても、上天庭の神官に点将されれば補佐や世話係として天界に行くことが出来る。
- 普通の人は、信徒として神(神官)に線香をあげたりお供えをして願い事をする。
- 信徒の数が増えると神官の法力があがる。
- 信徒の信仰心が強いと神官の功徳が増える。
鬼界
- 鬼界は死んだ人間が住む世界である(中国語では死者の霊魂を鬼と呼ぶ)。
- 死んでも鬼界には行かずに消滅する人(霊魂)もいる。
- 商売をする鬼、人を殺す鬼など色々な鬼がいる。
- 天界の神官たちが人間だったときに何をしたかはよく知られているが、鬼の生前の素性はほとんど知られていない。
- 人に害を及ぼす鬼には悪、厲、凶、絶の四つの等級がある。
- 妖魔鬼怪も鬼界にいる。