天官賜福のアニメを見たけど内容がよくわからなかったという人向けの、アニメ第一話の概要。
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第一話の主な内容
第一話の内容は大きく分けて以下の3つ。
プロローグ
- 赤い衣装の女性が襲われるシーンから始まるが、この女性は花嫁。
- 中国の花嫁衣裳の色は赤。
- 嫁入りのため、籠に乗って花婿が待っている土地へ向かう途中だった。
神の誕生
- 人は修行などで神になることが出来る。これを飛昇という。
- 誰かが飛昇すると、天界(神の世界)が揺れる。
- 通常の飛昇は天界が何度か揺れるだけで収まるが、今回の飛昇は過去にない揺れ。
- 飛昇したのが何者なのかを確かめるため、神官たちが集まる。
- 飛昇したのは主人公の謝憐。なんと、今回が三度目の飛昇。「また、こいつか!」
飛昇直後
- 霊文という女性神官が謝憐を出迎え、今回の飛昇の被害を伝える。
- 一。天界が揺れて、鐘が神官の頭上に落ちた。
- 二。天界が揺れて、神官の金殿が何軒か崩れた。
- 神になったばかりだというのに、いきなり888万功徳の負債を背負う。
- 謝憐に功徳などないため、霊文が負債を返すための任務を持ち掛ける。
- 任務とは、プロローグに登場した花嫁の事件であった。
任務の前
- 神官の情報交換場である通霊陣で帝君の名を使って任務のための人手を募るが、協力者なし。
- 通霊陣で、謝憐は自分の飛昇の被害者を知る。
- 被害者は玄真将軍(慕情)と南陽将軍(風信)。偶然にも、二人とも元は謝憐の部下だった。
- 人手が見つからないので、謝憐は一人で任務に赴くことにする。
任務
- 謝憐、任務地の与君山へ。
- 茶屋で休憩していると、協力者が見つかったという連絡が霊文から入る。振り返ると南風と扶揺がいた。
- どうみても渋々だが、二人とも将軍(上司)には内緒で自分の意思で来た、と主張。
- 任務の説明――嫁入り行列の花嫁が与君山で消えた、この100年で17人。
- 犯人の詭新郎(原作では鬼新郎)を捕らえるのが今回の任務。
- 消えた花嫁の父親が懸賞金をかけたため、賞金目当てのニセ花嫁行列が出現。
- 与君山は北にあるので、本来なら北方を守護する明光殿があるはず。なのにひとつもない。三人は近くにあるという南陽殿へ行く。
- 詭新郎を捕らえるために花嫁行列を偽装することにする。
- 詭新郎の等級が凶だと判明。凶が相手では人形で誤魔化せないため、謝憐が花嫁役をやることになる。
- 輿に乗っている謝憐に唄が聞こえるが、どうやら花嫁役の謝憐にだけ聞こえるらしい。
- 狼と鄙奴が現れる。倒しても切りが無いので、謝憐は自分だけ残って詭新郎を待つ。
- 謝憐が一人になると、迎えが来る。相手の手を取る謝憐。
謝憐の過去
- かつて中原には仙楽国という国があり、仙楽国には太子謝憐がいた。
- 神武大街では、高い建物から落ちた子供を多くの国民の前で救った。
- 一念橋では激戦の末、悪霊を倒した。
- それを見た天帝は、謝憐のことを非凡で将来有望と評した。
- 謝憐は若くして飛昇した。
- 仙楽国に災いが起こり、国を救おうとしたが果たせず、謝憐は人界(人間の世界)に堕とされた。
エンディング
- 迎えの男に手を取られ、二人並んで歩く。
- 男はドクロを踏み潰し、敷かれていた陣を破る。
- 再び過去の回想――「もし何のために生きればいいのか分からないなら、私のために生きなさい」。
次回のお話
人物相関図
※第一話の登場人物
謝憐、霊文、帝君、慕情、風信、南風、扶揺、小蛍、小彭頭、花城。
※アニメの字幕は簡体字(中国の文字)のため、表記に若干の違い有り。