げっちんお絵かき大戦!/第2回げっちんお絵かき大戦!/げっちんライダーw/File02

Last-modified: 2009-10-26 (月) 00:21:55

Mの増殖/シティジャッカー

 

 さて、多少トラブルはあったものの、依頼人である女性――美佳坂(みかさか)キョウコとの依頼交渉は無事成立し、曙探偵事務所に半月ぶりに仕事が舞い込んだ。

 依頼の内容は、失踪人の捜索。
 失踪人の名は、美佳坂浩介、18歳。依頼人の一人息子だ。
 美佳坂家の長男として、体外受精により生を受けた浩介は、生まれも育ちも眠都の電脳空間という、第二世代の都民だ。
 父親の浩二郎、母親キョウコは、21年前に結婚。二人はそれぞれ眠都に入植した後に出会い、結婚に至っている。父親はエンジニアで、生活水準は中の下といったところか。
 いわゆる中途入植者という事情もあるのだろう。なにかと苦労が絶えないようだった。
「なにこれ?」

 俺の手に出現したレポートを覗き見ようと、横から首を突っ込んでくるりおん。
 ここは電脳空間なのだから視覚化する必要はないのだが、つい癖でやってしまった。
「個人情報だから、お前は見るな」
「なーに、逆らう気?事務所を消去しちゃうよ?」
「どうぞご覧になってください」
 10歳児に敬語を使う俺。本当に嫌な趣味に目覚めそうな気がしないでもない。
 そんな俺の複雑な心境も全く意に介さずに、りおんは俺の手からレポートを奪い取った。
 あー、なんかすっげーちっちゃい手だなぁ。
 指なんか白くって細くって…
 はっ!?
 俺、今…何か言ってたか…?
「どれどれ…って、え?」
 レポートを読んでいた、りおんが驚くのも無理はないだろう。
 そこには、美佳坂家の全ての情報が記載されていたからだ。家族の一般的な情報はもちろん、銀行の口座番号や、給与明細、クレジットの金の動きから、ここ一年間の移動記録――誰が、何時、何処にいたのか全て記録されている――までもが、そのレポートに記述されているのだ。
 もちろん依頼人本人から直接聞いた訳ではない。
 これらは全て、眠都のあらゆる関係施設に不法アクセスし、無断で拝借してきたものだ。
「てか犯罪じゃん!」
 りおんにしては、まともな発言だった。
「バレなければ、犯罪じゃないさ」
「あきれた。いつもこんな事やってるのね」
「どうだかね?」
 とぼける、とぼける。
「いつか捕まるわよ、あんた」
 そう文句をいいつつも、レポートから眼を離さない10歳児。
 実際のところ、あまり罪悪感は感じていないらしい。俺はむしろそっちのほうが心配だ。
 とまぁ、これで美佳坂家の裏は取れた。レポートからはどこにでもある、ごく普通の家族だということが読み取れた。
 さて、それでは何故、美佳坂家の長男が失踪してしまったのか。
 私たちが悪かったんですと、あのとき、依頼人は涙混じりに訴えていた。
 つまり、知ってしまったのだ。
 そして、知らされていなかったのだ。
 この街の本当の姿を。

 

 眠れる都、眠都には二つの顔がある。量子コンピュータ群が構築する電脳空間の眠都と、それを維持する為に造られた現実空間の眠都。環境破壊が進み、もはや人の住める土地とは呼べない程に、荒れ果ててしまった現実空間に対し、電脳空間の眠都は、失われた自然が息衝く理想郷の世界そのものである。
 美佳坂浩介は知らなかったのだ。電脳空間で生まれた彼は、外の世界の事を知らずに今まで生きてきた。
 美佳坂浩介にとって、電脳空間こそが現実であり、すべてだったのだ。
 何故、事実を隠蔽するような事になったのか。
 それにはある事情があるのだが、とにかく美佳坂浩介は真実を知ってしまった。
 そのとき、彼はどんな気持ちだったのだろう。
 気心の知れた友人たちとの学校生活。
 厳しくも愛情に恵まれた家庭。
 豊かな環境。穏やかな世界。
 将来の夢や希望もあっただろう。
 ささやかではあるが、満ち足りた生活。
 だが、それは偽りで。
 培養水槽に漬けられている自分こそが本当の姿だった。
 それは惨めで、無残で、何よりも、そんな現実を知らずに今まで生きてきた自分に腹が立った。
 とても許せなかった。
 そんな風に、彼は考えていたのだろうか。
 そんな風に、自分を追い詰めていったのだろうか。
 すべては彼の心の中にあり、俺のような探偵屋にはわかるはずもなかった。
 わかりたくもないがね。

 

 ともあれ、真実を知った美佳坂浩介は家を飛び出してしまった。
 一夜明けても戻らない美佳坂浩介に対し、両親はとうとう警察に捜索願を出したのだが、警察でも美佳坂浩介を発見することはできなかった。
 そればかりか、培養水槽のカプセルの中で眠りに就いているはずの、現実空間の美佳坂浩介自身も姿を消していたのである。

 電脳空間の住民が、このような恐慌に陥るのは、めずらしいことではなかった。
 仮想現実で構築された虚構の世界に精神が蝕まれていく。いくら現実同様に構築された電脳空間でも、精神が拒絶反応を起こしてしまう者は、この眠れる都が建造されてから現在に至るまで後を絶つことはなかった。
 電脳世界移住計画。
 人類を培養水槽の中で眠りに就かせ、その意識だけは電脳空間で理想的な生活を送らせるという計画。
 将来的に、全人類が電脳空間に入植することになれば、外の世界のことは隠蔽したほうが都合がいいのかもしれない。
 だが、今はまだ実験段階に留まっており、美佳坂夫妻のように、外の世界から入植してきたものもいれば、その息子である美佳坂浩介のように、電脳空間で生まれた者もいるという混在状態になっているのだ。
 そこで政府は真実を隠蔽した場合、どうなるのか実際にサンプルを採ることにした。
 早い話が人体実験である。
 真実を隠蔽するといっても、そう簡単に隠し通せる筈はない。
 ある種の洗脳に近い行為を施される事になるだろう。
 真相に近づきかねない話題になると、無意識下で記憶に残さないように調整されることもあるだろう。
 毎晩、情報操作が完璧に行われているかどうか、厳重なチェックを受けることになるだろう。
 ある事情、とは、そういうことだ。
 美佳坂家は、そのモデルに選ばれたのだ。
 あるいは自ら志願したのかもしれない。
 眠都は電脳世界移住計画のモデル都市という事もあり、その入植者達の人口調整には、かなり慎重な姿勢を示していた。中途入植という社会的地位が低い美佳坂夫妻の新生児誕生に関する許可申請が認可される条件だったのかもしれない。
 思ったとおりだった。俺はレポートの中から、当時の政府担当官とのアクセスログを見つけていた。
 その細かい記録は、捜せば見つかるのだろうが(何しろ情報を集めるのに30秒しかかけてないからな)、今回は、そこまでする必要はないだろう。
「政府も結構えぐいことをするのね」
「そりゃな。なんせ地球と心中するかどうかの瀬戸際だろ。なりふり構ってられないってことだ」
 この間も、またひとつの都市が海中に没した。
 世界の崩壊は確実に、それが取り返しのつかないところまで進んでいるのだ。
「美佳坂家の事情はわかったけど…、それでどうするの?」
「情報収集を続けるだけさ。失踪人の足取りを追ってみるんだが…」
 そう言いかけて、俺はりおんをみた。
「なによ」
「キミは帰れ」
「なんでよ?」
 仕事の邪魔だからに決まってるだろ10歳児。

 

 数分後。説得に失敗して疲労だけが残った俺と、極上の笑みを浮かべて勝ち誇る少女がいた。
 くそう、子供だからって何でも許されるのは今のうちだけなんだぞ…ッ!
 どうも探偵の仕事というものに興味があったようで、流石に無敵のタフガイを誇る俺でも、泣く子と権力には勝てず、てか、その両方を備えたりおんとは、最初から勝負は決まっていたようなものだった。
「さぁ!聞き込み調査に行くわよっ♪」
 …すっかり上機嫌で身支度を整える、りおん。
 まるで遊園地にでも遊びに行くかのようなハイテンションぷりは、語尾の音符からも窺い知れた。
「いや、別に出かけないから」
「えー?聞き込み操作は足が基本なんじゃないの?」
 へっ、と俺は上から目線で嘲笑ってやった。
 仕返しに脛を蹴られたが。
 この10歳児、先程の靴を蹴り飛ばした際のコントロールといい、キックスキルが半端ねぇ。
 ここは量子コンピュータが作り出した電脳空間だ。
 ならば、それに相応しい調査活動というものがあっても不思議ではないだろう。
 ぷぅ、と頬を膨らませるりおんを尻目に俺は、所長室にある椅子に軽く身体を沈め、気持ちをリラックスさせた。
 手元には、先程の美佳坂家に関する資料を持ち、意識下で感覚の網を展開する。
 聞き取り調査といっても、実際に人と会って情報を集めるような事はしない。
 なんといっても、ここは電脳空間。
 およそ100万人の都民が、ここに常時接続している。
 彼ら眠れる都民たちを有機的な電子端末と考えるのならば、その頭の中に眠っている情報を探る事は、決して不可能な事ではない。
 確かに、誰にでもできる事ではないだろう。だが、俺ならばできる。
 眠都の電脳空間は、俺の庭も同然だ。
 それでは。万事抜かりなく、いつものように閲覧をはじめるとしよう――。

 

 かつて眠都には二人のハッカーがいた。
 彼らは敵であり、味方でもあり、友人でもあり、仇敵でもあり、他人でもあった。
 彼らにとって、電脳空間は遊技場でしかなかった。
 あらゆるプロテクトは破られ、機密情報が世に流出したかと思えば、偽の情報がまるで真実のように人々の間で囁かれたり、混乱と混沌と偽善と欺瞞が世に満ちていた。
 たった二人のハッカーの存在に、眠都の電脳空間は翻弄されていた。
 そして、ある時期を境にして、二人のハッカーは電脳空間から忽然と姿を消していた。
 様々な推測や憶測が流れたが、結局、彼らが何者で、何の為に違法行為を繰り返していたのかは判らず仕舞いだったという。
 ぶっちゃけていえば、その二人のハッカーのひとりが実は俺だ。

 

 もっとも、それも昔の話。
 技術の進歩は日進月歩、ちょっとでも立ち止まれば、すぐに置いて行かれるものだ。
 ましてや、現在の眠都のセキュリティは世界トップレベルを誇っている。
 誰かさんの所為だと一部の奴は言うけれど、本人にはそんなつもりは全くなかった。
 では何故そんな真似をしたのかと聞かれれば。
 果たして俺はなんと答えるのだろうか。

 

 美佳坂浩介本人は電脳空間に接続していないので、閲覧することはできないが、美佳坂浩介の個人情報からピックアップしておいた交友関係のある人物を閲覧対象に指定する。
 そこから気になる情報がないかどうか一通り検索していく。
 作業自体は非常に地味な作業だ。
 例のサンプルに選ばれたせいだろう、坪井浩介には厳重なプロテクトが掛けられていて、少しだけ手間取った。
 さらにその内部の情報は、改竄された痕跡が数多く見受けられた。
 真実との矛盾をなくす為に、洗脳まがいの催眠治療を受けていたのかもしれない。
 一通り閲覧をし、これは空振りだったかな、と思った頃。
 美佳坂浩介の友人達の間で流れていた噂話が、俺の探偵としての本能に引っかかった。
 六本指のセールスマン。

 そのセールスマンは黒のスーツに身を包み、常に笑みを絶やさない男らしい。
 そいつは夢の中に現れては、なんでも望みを叶えてくれるという。
 そして、そいつの差し出す手には、六本の指が蠢いている…。

 

 その噂なら、俺も聞いたことはある。
 数多く存在する都市伝説。
 六本指のセールスマンもその噂のひとつだった。
 なんてことはない、ただの噂話だと思っていたが。

 俺達のような特殊な仕事に関っている者を除き、電脳空間の住民は外の現実空間へログアウトすることは許されてはいない。
 現実空間の俺は、隠れ家で眠りについていて、そこから電脳空間にログインしているのだが、一般住民達は培養水槽の中で生命活動を維持しつつ、電脳空間に常時没入している。彼らには自分の意思で電脳空間と現実空間を行き来する事は不可能だった。それだけではない。更にシェルターの如き頑強に、監獄の如く厳重な管理体制が敷かれている居住塔から、誰にも見つからずに脱出することは不可能といってもいいだろう。
 にも関らず、美佳坂浩介は居住塔を抜け出し、外地に出て行った。
 それにもうひとつ、気になる点がある。
 誰が、美佳坂浩介に世界の真実を伝えたか、だ。
 これは推測なのだが、第三者の介入があったのではないだろうか。
 何者かが、美佳坂浩介に真実を伝え、そして外の世界への脱出の手助けをしたのではないだろうか。
 重ねて言うが、眠都居住塔の管理体制は厳重だ。さらに事実を隠蔽するために行われていたであろう治療も、半端なものではなかったはずだ。
 誰かが、美佳坂浩介に施されたプロテクトを破り、この世の真実を教えた。
 誰かが、居住塔の管理網を破り、培養水槽の中で眠る美佳坂浩介を外界に連れ出した。
 何か得体の知れないモノが事件の裏に潜んでいるような、そんな予感がした。
 俺の勘が、告げている。
 こいつは悪夢の記憶が絡んでいるぞ、と。
 悪夢の記憶。ナイトメア・メモリと呼ばれるソレを手に入れた人間は、常識外れの身体能力と特殊能力を得る事が出来る。
 この街で時折起こる不可思議な事件の裏には、必ずナイトメア・メモリが絡んでいるといっていいくらいだ。
 だが、眠都の住民達はその存在を知らない。
 この俺の能力を持ってしても、ナイトメア・メモリに関する情報は何処からも、誰からも得る事はできなかった。裏社会どころではない、深淵を覗いた者のみが知る、それがナイトメア・メモリなのだ。
 この街には計り知れないものが確かにいる。裏社会どころではない、闇の中の闇、深淵の中に蠢くものども。そいつらは、深淵の奥深くからこの眠れる都を眺めているのだ。そして格好の餌が迷い込んでくるのを、牙を研いで待ち構えているのだ。

 ふん。おもしろいじゃないか。
 腹の底から湧き上がってくる感情に、俺は笑わずにはいられなかった。
 不屈の闘志が俺の身体を満たしていく。これ程の充実感を味わえることは滅多にない事だ。

 

 俺は、閲覧対象の範囲を更に広げていく。
 電脳空間の住民だけでなく、外部から此処に接続している連中の意識の中にも感覚の網を巡らせる。
 次々と押し寄せる膨大な情報の波。その中から、有益な情報だけを俺は見つけ出していた。
 やがて閲覧を終えた俺は、椅子から立ち上がっていた。
 俺の様子をじっと窺っていたりおんが、俺を問い詰めようと、身を乗り出してきたところを片手で制する。
 まるで、おあずけをくらった子犬みたいで、ちょっと微笑ましく思えた。
「ちょっと出掛けてくる。失踪人の目撃情報を見つけたんでな」
「あたしもいく!」
「外のリアルスペースだぜ?」
「う…」
 意外な程あっさりと、りおんは引き下がった。
 てっきり俺と同じく外から接続してきていると思ったのだが。彼女は内の出身なのだろうか。
 その代わりに此処と俺の携帯端末を常時同調させておくことが条件として出されたのだが、それくらいならば問題ないだろうと思い、俺は承諾することにした。

 接続終了。
 現実空間への帰還は、眠りから覚めるのに似ている。
 一旦切断された五感が、徐々に戻ってくる。
 先程まで俺がいたオフィスの風景は既に消え、代わりに現実空間の見慣れた一室の光景が次第にはっきりと見えた。煙草のヤニで薄汚れた天井。ぼんやりと光る室内灯が視界の隅に映った。この部屋には窓がない為、外の明るさで時間を確認する事はできないが、携帯端末の時計と、体内時計の誤差がないことは確認済みだ。
「おはよう、娘太郎」
 視線を移動させると、声の主、アリップの姿が見えた。俺が眠りに就く前と寸分違わぬ姿勢でそこにいやがった。
 俺のビジネスの相棒であるアリップは、中性的な印象のある、線の細い奴で、一見すると女性の様にも見えるのだが、コレがどういうわけか信じられないほどの怪力の持ち主でもあった。
 さすがに車を持ち上げるとか、そんな事はできない筈なんだが。
 …できないよな?
 外見が変わっているだけでなく、内面は更に変わった奴だ。
 相棒は雲の様に掴み所のない性格をしていた。以前にも、あんまり暇だ暇だというものだから、冗談のつもりで雲でも数えていやがれ、と言ったところ、あの野郎、本当に数え始めやがった。
 俺がやめろというまで、一日中、飯も食わずに、だ。
 何事にも捕らわれず、何色にも染まらず。
 人を憎む事を知らず。疑う事を知らず。
 常に微笑みを絶やさなかった。
 この一年間、コンビを組んで、それなりに様々な事件に出くわしたりもしたのだが、それでも相棒は変わらなかった。頭のネジがおかしいんじゃないかとも思ったのだが、心身共に異常なし。
 関心がないだけなのかもしれない。
 俺たちが、地面に這いつくばっている蟻を見ても何も感じないのと同じように。

 風変わりな奴ではあるのだが、それもそのはず。
 実はアリップは人間ではない。
 俺も詳しくはわからないのだが、一種の人工知能のようなもの、らしい。
 おかしいのは、その存在の在り方だ。
 電子の世界である、電脳空間ならば、電子頭脳が生み出す擬人化プログラムとして、限定はされるものの、肉体を得る事は不可能ではないだろう。現にそういう擬似人格のキャラクターは眠都には存在している。
 だが、アリップは現実空間で肉体を得ているのだ。実際に触れる事もできるし、確かにそこに存在している。だが、それはアンドロイドとは違う。もっと異質なものだ。
 空中に投影された立体映像というのが一番近い表現だ。
 ただし、実際に触れる事の出来る立体映像なのだが。
 もうひとつ。
 どうやらアリップの人格は、それを映し出している映写機とは、完全に切り離されているらしい。
 どう考えても電脳寄りの存在なのに、彼にはコンピュータに関するスキルが全くなかった。
 外見だけは、見た目だけは人間そのものなのだが。

 

 ベッドから起き上がり、手早く身支度を整えながら俺は、ここでようやく口を開いた。
「よろこべ相棒。仕事だ」
「なに?僕も行くのかい?」
 それはつまり、そういう仕事なのかい?
 心底嬉しそうな相棒。
 普通の依頼なら俺は、相棒の手を借りる事はない。
 相棒自身も普通の依頼には興味を示す事はなかった。
 相棒が興味を示すのは、ただひとつ。
 ナイトメア・メモリが関与しているであろう事件だけなのだ。



  • がんばってるなぁ -- 2009-10-19 (月) 10:37:59