めざせZリングマイスター

Last-modified: 2017-08-09 (水) 01:15:09

89 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2016/12/31(土) 02:01:57.51 ID:jAxykRt10
カプ・コケコ「さて、そろそろ俺たちは帰るぞ」
フェローチェ「そう・・・帰るのね」
カミツルギ「えー もう帰っちゃうの?」
カプ・テテフ「いつかまた来るから心配いらないですぅ」
マッシブーン「ああ、そうか」
デンジュモク「だが俺たちはこの部屋の中でこれから何をすればいいんだ?」
テッカグヤ「むぅ・・・小さな部屋に閉じ込められ、ただ雑談しながら食い寝を繰り返すだけでは非生産的じゃ」
ウツロイド「一つの部屋から出ず、好きな時に寝て好きな時に食べる、それってほぼペットと同じ生活・・・」
カプ・レヒレ「この世界に関する本もたくさん用意しておいたわ。それを見て勉強してくれるかしら」
カミツルギ「あ、うん・・・ 勉強かぁ・・・」
マッシブーン「ルールを守れねえ奴に外に出る資格無し か・・・」
アクジキング「この歳になって勉強するのか・・・」
カプ・ブルル「おっと、お前たちには他にもやってもらいたい仕事があるぞ?」
ウツロイド「仕事?」


90 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2016/12/31(土) 02:52:51.87 ID:jAxykRt10
カプ・ブルルは扉の向こうから大きなダンボールを持ってくる
何かが大量に入ったダンボールを興味深げに眺めるUB達の前に置き、荷を広げ始める

カプ・ブルル「これはZリングの部品だ、お前たちにはZリング組み立ての内職もやってもらう」
カミツルギ「え! 仕事やらないといけないの?! そんなぁ・・・」
フェローチェ「こんなの拉致監禁されて借金返済まで強制労働させられる哀れな多重債務者と同じじゃないの!」
デンジュモク「お、おい! お前ら俺達を都合のいい労働者としてこき使う気じゃないだろうな?!」
ウツロイド「もしかして、最初から私たちを働かせる目的でこの部屋に閉じ込めたんじゃ・・・」
カプ・コケコ「あ、Zリングをお前らに作らせようってアイデア出したのは俺じゃなくてブルルだから、恨むならブルル恨めよ。俺は一切関係ないぞ」
デンジュモク「んなこと知るかっ!」
アクジキング「ゴミ処理ならわしでもできそうじゃがこんな細かそうな仕事無理じゃ」
マッシブーン「見るからに地味そうな仕事だな」
テッカグヤ「何もせず過ごすより有意義じゃが、わらわにもこんな細かい腕輪作れるかのぅ?」
カプ・テテフ「きっと上手に作れるですよ 私にだってZリングの組み立てはできるですぅ」
ウツロイド「テッカグヤとテテフちゃんじゃ作るべきZリングに対するサイズが元から違いすぎて説得力がなさすぎる・・・」
カプ・レヒレ「な・・・なんか、ごめんなさい・・・」
ウツロイド「いやそんな謝られても・・・」
カプ・ブルル「では以上だ また来るからな。元気でな」
フェローチェ「ちょっと! もう帰っちゃうの!?」
カプ・コケコ「ヤベッ! 俺今日の昼に夜のルガンガルとボクシングの試合する約束忘れてた、それじゃあな!」
マッシブーン「・・・逃げやがったな」
カプ・テテフ「テテフも友達と約束があるからもういくですぅ」
デンジュモク「お前まで逃げるか!」
カプ・レヒレ「ご・・・ごめんなさいっ!」

カプ神たちは何かと理由をつけて帰って行った。あとに残ったはウルトラビースト達だけ・・・


91 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2016/12/31(土) 02:55:42.39 ID:jAxykRt10
カミツルギ「・・・・僕たち、どうすればいいの?」
テッカグヤ「・・・仕事を押し付けられたのぅ」
フェローチェ「逃げ足早かったわね」
マッシブーン「俺 細かい仕事苦手だぞ」
デンジュモク「なんか悔しいな・・・」
アクジキング「仕方ない、Zリングを食って処分しよう」
ウツロイド「それはやめといた方がいいと思う・・・」


92 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2016/12/31(土) 05:31:20.24 ID:HKGOLJuc0
カプ・ブルル「おっと、言い忘れてた。カミツルギとウツロイドはこのスレでは未成年だから仕事しなくていいぞ。代わりに、テテフと一緒にレヒレが先生で勉強してもらう。」
カミツルギ「やったー!」
ウツロイド「悪いですね皆さん。」
カプ・ブルル「あと、サイズ的に細かい作業が苦手そうなテッカグヤは外でデパートのビラ配り、外でアクジキングは工事現場のバイトをしてもらう。」
アクジキング「わしらが抜け出すかもしれんぞ?」
カプ・コケコ「テッカグヤは俺が、アクジキングはブルルが見張ってるから大丈夫だ。」


93 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2016/12/31(土) 11:00:28.16 ID:WV0/EP990
カプ・テテフ「みなさんやる気出してくれてよかったですぅ」
カプ・レヒレ「そうね… そうだコケコ、エーテル財団の連中にここはバレてないわよね?」
カプ・コケコ「あぁ大丈夫だ。 さすがに、ここなら奴らには見つからないだろ。」




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