カポとドブルの神隠し

Last-modified: 2017-04-08 (土) 22:29:42

103 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/01(日) 08:10:12.90 ID:JORgZDx+0
台所にて
カプ・レヒレ「デンジュモクさん、栗きんとんにそんなに砂糖を入れ過ぎないの 貴方料理の筋自体はいいんだから」
デンジュモク「で、でもよぉ・・・ 甘くした方が美味いだろ ・・・そんなもんなのか?」
カプ・レヒレ「・・・なんなら甘さ控えめと甘い栗きんとんと二つ作ってもいいのだけれど」
デンジュモク「・・・俺の料理、甘い料理はそんなに甘いのか?・・・」
カプ・レヒレ「違うのよ・・・ 貴方味覚が子供っぽいのよ! 推測だけど・・・今でも辛口カレー食べれなかったりするでしょ?」
デンジュモク「ギクッ!!!! べ、別にいいだろ!俺 電気だって食えるし・・・辛口カレー食わなくても生きていけるだろぉ!?」

言い訳をするデンジュモクにレヒレは あ・・・そうと言いたげな目を向けた後、謎のモンスターボールを取り出す

カプ・レヒレ「・・・・・   それにしても、かなりの量作らないといけなさそうね。“助っ人”でも呼ぶかしら」
デンジュモク「なんだそれは?」
カプ・レヒレ「使ってからの お・た・の・し・み!」


104 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/01(日) 08:44:53.90 ID:JORgZDx+0
レヒレが取り出したモンスターボール、モンスターボールにしてはビーチボールサイズはある

カプ・レヒレ「料理手伝ってくれそうなテクニシャンなポケモンカモ~ン!」
意味不明なセリフを言いながらモンスターボールの開閉部を少し開き手を突っ込んでかきまわすレヒレ
デンジュモク「なんなんだそのボール・・・ 一体何がしたいんだ!?」

そのころ、アローラの別の観光ビーチにて

ドーブル「ん~ん・・・ 寒いジョウトを離れ正月にアローラにて豪遊 いや~・・・正解だったね」
カプエラー「正直言うとオイラはジョウトで初詣していたかったんだけどな・・・」
ドーブル「ん~ん・・・ 初詣なんて人多すぎて好きなように動けないだけじゃないのかな?」
カポエラー「それもそうだがアローラなんていつ行っても夏だろ、四季があるジョウトの方がオイラは正月してるって感じがしてオイラは好みなんだがなぁ」
ドーブル「別にいいじゃないか いや~・・・正月早々文句が多いお方だこ・・・ ありゃ?カポエラーが消えた?」

突如としてビーチから消えたカポエラー、周りをのんきに見渡すドーブル
ドーブル「トイレかな? !? ふぐぅ!?」

いきなり目の前に出てきた謎の手に鼻先を掴まれ引っ張られ、ドーブルは謎の空間に引きずりこまれる
そこには見たことのないポケモン二匹と、さっきまで一緒にいたカポエラーが
カプ・レヒレ「乱暴に引っ張ってごめんなさい、痛くなかった?」
デンジュモク「な、なんだこれ!? どこからこいつら引っ張ってきたんだ!」
カポエラー「ドーブル!お前も拉致られたのか!?」
ドーブル「なんですかこの展開?! うわぉ!美人にプラグロボット」

説明しよう!レヒレが使ったボールは、助っ人として呼べそうなポケモンを自動的にサーチ、ロックオンし空間を超えて拉致ることが可能な通称キッドナップボールである


105 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/01(日) 08:59:47.80 ID:JORgZDx+0
カポエラー「これってどう考えても拉致だろ! お、おい!妖怪金平糖コード、オイラ達をどうする気なんだ!」
デンジュモク「お前もさっきから拉致拉致拉致拉致誘拐監禁ポケさらいうるせえんだよ!あと、俺様はデンジュモクだ!聞きたいならレヒレに聞け」
カプ・レヒレ「心配しないでよ、悪い事はしないわ。ただ料理を作るのを手伝ってもらえればいいのよ」
ドーブル「ん~ん・・・ そ、そうですか・・・」
デンジュモク「こいつは最初に呼び出した奴よりも冷静そうだな」
ドーブル「いえ・・・ 単純にのんきすぎて思考が状況に追いついてないだけかと・・・」
ドーブル「・・・・・あぁ」
ドーブル「・・・うわぁぁ!」
カポエラー「はぁ・・・ さっきまで混乱してたけど、どーでもよくなって来た」

ドーブル「異次元の魔獣ロックタイケーブルドロイドに私は拉致されてしまったのかぁぁ!!!」
カポエラー「やっと今の状況理解したのか・・・」
デンジュモク「・・・お前らよくも俺様をさっきから金平糖の化け物だのなんだの好き勝手呼びやがって・・・」
カプ・レヒレ「大丈夫よ、変な手術して脳みそ改造したり、家族に多額の金額を請求したりしないから」







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