頭の良いボケジジイ(青銅製)

Last-modified: 2017-05-28 (日) 01:08:39

232 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/17(火) 23:24:32.52 ID:rH2cBRrI0
赤ウツロイド「ドータクンか… 詳しくは知らないが、そのポケモンも我々と関係があるんじゃないかと噂されているポケモンだな」
ネクロズマ「ほう…… 空間に強いポケモンが製作したであろう冷蔵庫か… しかし何故冷蔵庫なんだ?……」
カプ・コケコ「そのドータクン博士とやらも頭のネジ外れた賢い馬鹿だからじゃねえのか?」


235 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/17(火) 23:36:45.03 ID:lEMPkjDt0
デンジュモク「そーいやレヒレ、あんた前に空間外から助っ人を呼んだときがあったよな。 あれを使ってそのドータクンって奴を呼んでみたらどうだ?」
カプ・レヒレ「確かに! やってみるわ。」


236 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/18(水) 00:22:04.18 ID:rtpOp0fB0
カプ・レヒレ「出てこい出てこい! 謎の冷蔵庫を作ったドータクン博士出てこい!」


アローラのどこか別の廃工場
ドータクン「あぁ…… えっと… シンオウって徒歩何分やったか覚えとるか?味噌ラーメン食いに行きたい」
コイル「博士、南国の島から極寒の北国の島にどうやって歩いていくんデスカ!」
ドータクン「あー・・・そうだったー! わしら浮いとるから歩かなくてもよかったんだな」
コイル「そっちの問題じゃありマセン! まだ博士は中年なんだからボケ老人じみた発言しないでクダサイ!」
ドータクン「あー・・・ あの世からお迎えがキター・・・」シュイン!
コイル「あ・・・博士ェ? 博士ェェ!? 博士が消エタァァ!!!」


カプ・レヒレ「いきなりさらってごめんなさい。貴方がドータクン博士ですね」
ドータクン「あー…どーも。ここシンオウ?」
カプ・レヒレ「違います」
ドータクン「味噌ラーメンください」
カプ・レヒレ「ごめんなさい、そんなのないわ」
デンジュモク「・・・・なんなんだこの無機物のオッサン」
ドータクン「あぁ…ンッフン! そこのコード君なんだって?」
カプ・コケコ「頭のネジ一本か二本どころか全部抜け落ちてそうな除夜の鐘出てきたな」
ウツロイド「話しっかり通じるかしら……」


237 :
名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/18(水) 00:45:43.65 ID:F0g9xWN40
ドータクン「あー…ちょっと酒ない?」
カミツルギ「酒ぇ!?」
カプ・コケコ「ホラよ オッサン」
ドータクン「んー…ういー…」ゴクゴク
カプ・レヒレ「ちょっと大丈夫なの!?」
ドータクン「大丈夫じゃよ、お嬢さん。」
ウツロイド「急にまともになった!」
ドータクン「わしは酔っているときだけ饒舌に喋れるんじゃ…して、用件はいかに?」


238 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止2017/01/18(水) 23:34:06.29 ID:rtpOp0fB0
カプ・レヒレ「そうね… ドータクンさんは空間に関する道具を開発しているって聞いたのだけれど、どこでもドアのような機能の付いた冷蔵庫も開発したことはあるのかしら?」
ドータクン「おぉ!よく知っとるのぅ。食材がない時、簡単に今食べたい料理に使う食材が売っている店や飲食店に行ける冷蔵庫を数週間前に製作したぞ」
カミツルギ「なんで冷蔵庫なんだろう?普通にド○えもんみたいなドア型のワープできる道具でいいと思うのに」
ウツロイド「そんなの知らないよ、一部のまともな大人の考えてる事すら分からないのに、さらに何考えてるのか分からないおじさんの考えを理解するなんて私には無理だわ」
デンジュモク「大人の俺ですらあいつが何を考えて冷蔵庫にそんな改造を施したのか理解できねぇな…」
ウツロイド「そうよね・・・・・・ (デンジュモクはメンタル面が子供のそれとそう変わらないくせに、こういう時はしっかり大人面するのね)」
ドータクン「食材と言えば冷蔵庫だしのう! それに大きさも業務用から小さな物まで揃っておって入れそうな引き出しもたくさんついておる。これ以上利用できる個所の多い家電はないからじゃ」
赤ウツロイド「筋が通ってそうでロジックが無茶苦茶だな・・・ 」


239 : 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/01/19(木) 00:06:59.15 ID:2S/8LyCd0
ドータクン「これでいつでもわしの生まれ故郷のシンオウに地酒と味噌ラーメンを食べに行けると作った当初は喜んだものじゃ」
ドータクン「じゃが大掃除の日に部下のギギギアルに失敗作だと思われて処分されてしまったのじゃ。さすがにそん時はショックだったのう・・・」
カプ・コケコ「あー・・・・ ギギギアルはなんつーもったいない事をやってくれたんだ・・・ よし今すぐ天罰を与えに行くか」
カプ・レヒレ「コケコ君、そんな簡単に罰を落とさないの! ねぇ」
カプ・コケコ「じゃあレヒレもいい加減みんなの前に姿を現してもいいんじゃねえの? いつまで引きこもって子供相手に細々と教師やってねえでさ」
ネクロズマ「話がずれているぞ! …すまないドータクン博士」
ドータクン「心配ない、気にしてはおらんぞ」
ネクロズマ「さて… 本題だが、博士が開発した冷蔵庫がなぜかここと繋がってしまったようなんだ。本来スーパーか飲食店にしか繋がらないはずの道具にそんな事はありうるのか?」
ドータクン「うーん…… あり得んことはないのう、処分された先で不具合が起き、予想だにしない場所と繋がってしまう事態は十分ありうるからのう」
カミツルギ「ほえー・・・」
ドータクン「空間を行き来する道具はメンテナンスを怠ればあっという間にどこかも分からぬ場所、下手したら誰も知らぬ異世界に繋がって大惨事なんてパターンもありうる」
デンジュモク「一歩間違えりゃ大惨事か…… よくそんな恐ろしい道具を製作しようなんて思ったもんだな……」
ドータクン「だって便利じゃし、テレポート使えるポケモンだって多いじゃろ? そう考えれば理屈とメンテナンス自体は割と簡単じゃからの」






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