超越とは
Gゾーンから裏のGユニットをヴァンガードサークルに置く特定行動。
総合ルール上での定義に先んじて、2014年10月10日に特設ページが開設された。
キーワード能力「超越スキル」が記載されているGユニットのみが行える特定行動であり、それに従って行う「ノーマル超越」の能力を使用することによって、超越を行うことができる。
また、フィールド外の領域からヴァンガードサークルに置いているため、「登場」扱いとなる。
超越が行われた場合、それまでヴァンガードサークルに存在していたユニットはハーツ化され「ハーツ状態」という特殊な状態になり、Gユニットの下にハーツカードとして置かれる。
超越したGユニットはGユニット自身とハーツカード1枚の2つのカード名を別々に持ち、Gユニットの元々のパワーに加えてハーツカードの元々のパワーに等しいパワーが加算される。
ヴァンガードのパワーが変動していたり、デリートされていたりしても、加算されるパワーはハーツカードに記載されている元々のパワーのみとなる。
エンドフェイズにおいてハーツカードはGユニットの配置状態のみを引き継ぎ、それ以外はGユニットが超越する前と同じ状態でハーツ状態でないヴァンガードになり、ヴァンガードサークルに置かれているGユニットは表向きでGゾーンに置かれる。
超越は「ヴァンガードサークルへの登場」として扱われるがライドではなく、ブレイクライドなどの「ユニットがユニットにライドした時に誘発する自動能力」を誘発させることはできない。
また、ハーツカードはユニットとして扱われないがヴァンガードサークルに置かれたカードとして扱うので、ターンの終了時に再びヴァンガードになるのは登場としては扱われない。
Gユニットがヴァンガードサークルに置かれている際にスペリオルライド等で他のユニットがヴァンガードサークルに置かれた場合、Gユニットは表向きでGゾーンに置かれ、ハーツカードはすべてソウルに置かれる。
双闘しているヴァンガードがいる際に超越した場合、ヴァンガードは2枚ともハーツカードになるが、どちらか1枚のみを選んでそのカード名とパワーを得る。
「双闘している」という情報はGユニットには継承されないが、Gユニットが戻った後は2枚が「双闘している」状態のままヴァンガードになる。
この時、「双闘した」扱いにはならない。
超越したGユニットは、超越した時にヴァンガードサークルに置かれていたユニットのスタンド・レスト状態のみを引き継ぎ、他の状態は引き継がない。