ワイちゃんがやきう民と走る話　あとがき

以上、おしまい。
スレが復活した記念と思って、構想が明確だった神戸新聞杯を一気に書き上げてみました。
本当は1話に抑えるはずだったらしいっすよこいつ。

トータル文字数は約2万文字。オリジン、リスタートと比べると、まだ短い方ですね。でも想定の二倍なんだよなあ……。
ウイニングショットのトレーナー周りをばっさりカットし、ワイちゃんとの関係に集中したことで、なんとかこの規模に収まった、という感じです。
まあレース描写で試したいことを試したらそっちが膨らんじゃったんですが。

レース描写がそこそこ人気ありそうだったので、そちらをより重視して書いてみたのがこのSSです。
具体的には、メインとなるウマ娘たちのやりたいことを列挙して、それを前提にうまくいったりいかなかったりを描写する、みたいな。
ワイちゃんならデバフでスタミナ削って直線勝負、ショットなら中盤はペースダウンしてスタミナ維持しつつ終盤で再加速。
クラシック二冠ウマ娘はハイペース化を狙っていました。ショットを突き回したのはこのあたりですね。
やってみたものの、まだ演出とか駆け引きを強化できそうだなー、という触感です。次回作書くならやってみたい。
あとダイスを使っても面白そうですね。狙った行動が成功するかをダイス任せにする、とか。リアルタイムでスレ立ててやるならこれかなあ。

心理描写……というか関係性の話をすると、ショットからワイちゃんに向けた感情が最初に決まりました。
公開してないんですが、書きたいところだけ書いた断片みたいなSSが結構あります。SSのネタ元ですね。
せっかくなので採用してみたところ、割りとネガティブな感情だったので、どう昇華したものか少し悩みました。
最終的には本編のような形に。嫉妬もあるけど、それは憧れの裏返し、みたいな。

とまあ、色々と書きましたが、これにて「ワイちゃんがやきう民と走る話」改め、「ウイニングショット：ビギニング」はおしまいです。
ウイニングショットというウマ娘が、全身で挑戦していくその最初の一歩の物語、いかがでしたでしょうか。
少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

それではまたどこかで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

じゃ、俺はFGOの周回とスレミオイラスト探す作業に戻るから……。