MP43

Last-modified: 2025-10-01 (水) 14:57:45

概要

1943年より量産された"Maschinenpistole*1(短機関銃)"の名を持つ突撃銃。
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↑MP43を持つ兵士。1944年

諸元

制式名称Maschinenpistole 43
開発元ヘーネル
口径7.92×33mm
重量5.22kg
装弾数30発
全長940mm

解説

新型弾薬を使用するMkB42(H)の投入によって兵站が混乱することを危惧した総統アドルフ・ヒトラーはこの銃の開発中止を命じた。
しかし軍需相アルベルト・シュペーアは開発を継続させ、1943年6月ごろから量産が始まったのがMP43の前身・MP43/1である。これは短機関銃用の擲弾発射器などを取り付け可能なこと以外はMP43と同じだった。1943年12月以降に量産が行われたMP43はKar98k用のシースベッヒャー擲弾発射器を取り付け可能で、オープンボルト式で作動不良が多かったMkB42(H)からクローズドボルト式に変更することでこれを改良している。1943年7月ごろから国内で訓練中の部隊に配備が始まった。これを知ったヒトラーは再度計画中止を命じたが将兵からの高い支持を理由にやむを得ず計画を承認。MP43を配備された北方軍集団所属の第93歩兵師団が1943年10月の防衛戦に大規模投入し、この戦闘で本銃の有用性はさらに示されることとなり、1944年以降はStG44として量産された。

アタッチメント

GwZF-4

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ソ連製スコープをもとに設計された4倍率スコープ。

ZF-41

Kar98k用に設計された1.5倍率スコープ。

ギャラリー

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↑MP43/1を持って伏せる山岳猟兵。1944年1月
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Sd.Kfz.2?を使用して電話線を敷設するドイツ兵。MP43が置かれている。

コメント


*1 MkBの開発中止が命令されていたため、既存の短機関銃の改良型と錯覚させるためにこの名がつけられたとされている。